考えながら出ました：PARIS ☆☆☆★★

当たり外れというか、好みでおおきく外れてしまう事がある小さな映画館で上映している外国映画なんですが、

久しぶりにフランス産の「PARIS」



かなり古いと言われるかもしれませんが「アメリ」でパリの下町風景に惹かれ、その延長かと期待しつつでかけたのですけど。

みんな一生懸命生きているんだけど、立場を変えて見ると滑稽であったり、つまらん事で悩んでいたり、でもみんな真剣なんですよね。
私はその中のどこら辺で頑張っているんだろうか

心臓病で命の心配をしている者にとっては人生は多様で希望にあふれているはずなのに無駄に過ごしているんだよ、なんて言われてもねえ

もっとチャンスというか別の道があるはずだと、希望を持ちたいので次はこれを見に行ってみよう



朝日新聞で読みましたが、

自分にとって必要なもので、物、形のない物、お金で買えるものなどを紙に書きます。
人生をいくつかにわけて、元気な時、病気の時、死ぬ直前の時に不要な物を順番に破っていって、最後に残った紙に書かれたのは何か

でも、人生の最後とはいえ、それまでに自分のしていた事を忘れていい人になるのはどうかなと思うので、やっぱりやせ我慢も大事でしょう

先行上映で「007 慰めの報酬」は☆☆☆

土曜日はどうしてもガマンできず先行上映にいってしまいました


本当は24日からの上映開始でゆっくり見ようと思っていたのですが、なにしろ前作の「カジノロワイヤル」をDVDで予習済みなので、その一時間後から始まるという今回を外せません

という超期待感で私の評価は、
ちょっと画面のテンポが速過ぎて理解するのも見るのも大変、ちょっとスピード感を意識しすぎたんじゃないですか
もう一回ゆっくり見たい感じなので、DVDが出たら買います

普通なら銃口が狙う下のオープニングシーンが最後で出てきました



本当の007シリーズは今から始まるんだよってことなんでしょうかね
次回作がまたまた楽しみです。
肉体派＋スマート＋ボンドガールが揃ったエンターテイメントを見れるのかもしれません。

そんなわけで今回は
☆☆☆・・・でもDVDを買ってもう一度ゆっくり楽しみます

年末のお奨め「K20」☆☆☆☆★

久しぶりの上質ジャパニーズアクション＆SFと見込んででかけました。


第二次大戦の敗戦がなかった日本、帝都の物語です

日本製のアクションとなると、張りぼての建物を燃やすか爆発させてベニヤ板がばらばらになる程度しか期待しないのですが、今回は違ったよ！！
本物とコンピューターグラフィックとの区別が付かないのはお見事
跳んだり落ちたりのアクションも満喫

そんなわけで、これは映画館のスクリーンで見るしかないでしょうの
☆☆☆☆

続編に期待してしまうのですけど、どうなんでしょう

見ないわけにはいかないでしょ！LOVE FIGHT☆☆☆

見過ごすわけにはいかないでしょ


ストーリーは・・・
ずっと好きでかけがえのない2人のはずなのに、その感情に戸惑う稔と、彼を喧嘩で守り続けることでしかそばにいられなかった亜紀。そんな2人が言葉に出せない「好き」という気持ちを拳に込めて、ガチンコで勝負に挑む・・・。

本物のボクシング映画でした
音の迫力じゃなしに、きいちゃんの回し蹴りの切れ味がなかなかです、ほれぼれしてしまいます。
あかんたれの稔の情けなさがリアルで悲しいくらいですが、稔を護るピュアな亜紀にキュンです
大人のずるさは忘れてみないと理解できないラブストーリーでもあります。

映画館に出かけて息を詰めながら一気に見てしまいましょう
☆☆☆★★

画面の迫力とストーリーはなかなかで、お金をかけられない分を出演者のがんばりでおつりが十分あるのですが、B級映画風の画面の荒さがちょっと残念でした。

北乃きいちゃんのかわいさを足せば
☆☆☆☆★

公式サイトで予行演習してから見るのもいいかも

スウィングガールズに続けたかハッピーフライト☆☆

ウォーターボーズ→スウィングガールズときて「ハッピーフライト」となれば、封切り日に見ないわけにはいかないでしょう

紹介には
今回のフライトに合格すれば機長に昇格となる副操縦士の鈴木。初の国際線フライトに臨む新人CAの悦子。厳しい教官や上司が同乗するため、緊張する彼らを乗せたホノルル行きの便が離陸するが、思わぬ実態が発生する。


ハッピーフライト公式サイトはこちらから

堀ちえみさんの根性ものスチュワーデス物語からかなり進歩して、というか、旅客機にまつわるプロ集団物語にニヤッとするふりかけをまぶしたハッピームービーでした。
映画の半分くらいは飛行機にまつわる仕事の説明を聞いているようで、途中から帰ろうかと思ったのですが、
後半はトラブルにプロらしく対応している姿に感動するやら笑うやら、映画館から出ても幸せな気分でステップしてしまいそうになります。

サービス満点、間違いのない出演者揃いなんですけど、飛行機にまつわる仕事ってけっこう知っているところがあって、今さらびっくりの要素がないので、そうそう説明されても面白くないし、エピソードも焼き直しに見えてしまいます。

機長昇格をかけた副操縦士のだめぶりは危険すぎて笑えません。
最後あたりのがんばりで挽回させているものの、ちょっとしらけません？

市内に出かけて1800円を払う事を思うと
☆☆★★★
ということで、レンタル開始を待ってもいいかな

テレビでも放映されたスウィングガールズの公式サイトはこちら

Love Fight

来週はこれか！

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男性諸君！負けちゃだめだよ「ハンサムスーツ」☆☆☆☆

夏休みと冬休みシーズンの真ん中なのか、ハリウッド大作はなりを潜めて、もっぱら邦画が元気な季節です。

明日からの暗いというか緊張の一週間を忘れるために、ここはコメディでしょ！というわけで「ハンサムスーツ」を鑑賞です。


説明によると、
「人気構成作家・鈴木おさむが初めて書き下ろした同名小説が原作の『ハンサム★スーツ』は、塚地が演じるブサイクでメタボリックな男・大木が、着るだけでハンサムになれるというスーツで光山(谷原)に変身するという設定のラブコメディーだ。「ハンサムになれれば、幸せになれるのか」というテーマを、笑いと涙で描いていく。」

笑いと涙とうたっているのですが、男で最初から素直に笑える人ってそんなにいるもんなんでしょうか。
不細工と直接言われる事はなくても、日々コンプレックスに悩まされつつ、人間は内面だよ！という言葉に癒されて過ごす者にとっては、笑うべき場面に共感してしまうのです。

ハンサム目当てなのか女性の方が多くて大笑していましたが、笑えねえなあ～っと！
あなた、笑ってられるんですか、っ疑問を感じつつ、女性はおおらかって言うか、自信家なんですね。

個人的感傷はさておいて、皆さんにお出かけをお勧めすべきかどうか悩みます

頑張って最後まで見るならという条件付きで
☆☆☆☆★
悲しくなっても途中で帰っちゃだめですよ、男性諸君

映画「容疑者Ｘの献身」☆☆☆は原作で

普通に歩いて帰ってしまいました


映画じゃなくて、テレビドラマでした。

とにかく原作がすごく面白いし、映画も面白かったのですが、映画館で見なくてもよかったかなと思ってしまったんですよね。

映画館の大きなスクリーンで見ていて楽しいのは、主人公になってしまえたり、中に入って上から見ていたりして、とにかく入ってしまえるのです。
サイズが大きいからですかね。

くっきりきれいな画面だけならハイビジョンテレビなら負けていないでしょうし。
でも、この映画はあくまで傍観者というか、大きい画面でテレビドラマを見ているだけのように思えてしまいます。

そんなわけで
☆☆☆★★

☆一個は原作に捧げます。まず紙の原作を読まれる事をお奨めします、それから映画を見てもだいじょうぶ

原作を読んでいると、謎解きの部分が理解できなくて何度も読み返して、やっと頭の中に入ったのですが、何度も読み返すことは苦にならないというか、何度も楽しめてしまう展開に感動してしまいます。

ひたすら与える愛を信じたくなります

では、まず、原作でお楽しみ下さい

さすがに9時半だと並んでいません

TOHOシネマズ梅田

ヨドバシで買ってしまいました


レンタルで見ているのですが、衝動買いです

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ハムナプトラ3・・・☆☆★★★

ついに第三弾、ハムナプトラ3ですよ



詳しい事は申せませんが、

暇なので冒険に出たくてムズムズするから、何か起こらないかなあ、なんていうところから始まって、
結局はミイラが出てきてこんにちは
この展開は腹立ちます！
カルシウムを摂取してから映画館にいきましょう

☆☆

大きなスクリーンで見なくてもいい映画というより、最初からセルDVD、レンタル、テレビ放映で飽きないように、派手な見せ場をたくさん作っているだけなんでしょうね

あのテレビＣＭに引っかかったようではずかしい～

バットマン・dark knight

世間的には「崖の上のポニョ」なんですが、こんな暑い季節はアクションでしょう
というわけで、「バットマン・ダークナイト」ですよ



テレビムービー世代なもんで、悪があればすっ飛んでやっつけるイメージしかないのですが、近頃のヒーローは何でも悩んでしまうんですね
こんな世の中では、まっすぐに生きていくのは誰でも大変なんですね

最大の敵役ジョーカーの不気味さ、見た目じゃないですよ、
悪の必要性を説くくだりは、まさしく今時に犯罪じゃないかと、ちょと寒くなってしまいます

2時間半はたっぷり楽しめるバットマン、堪能して下さい
映画館で見たほうがいいですよ



dark nightと思っていたので、今回も暗いが画面が続くんだろうなあと予想していたのです
どうも最後の方で話が合わなかったのですが、dark Knightだったんですよ
お間違えなく
この映画のタイトルは、ちょっと失敗だと思いますよ
意味が通じないですもの