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007カジノロワイヤルは007らしくない面白さ100%

2006年12月06日 | Movie
007の新作・カジノロワイヤル、面白いです。

お正月映画の第一弾をはでに打ち上げるのにふさわしいタイトルの映画なのですが、一言で言えば面白い、最初からエンドタイトルまで眠くなりません
この映画をスパイ映画としてみるより、派手なエンタテインメント、ストレス発散のお楽しみ映画として期待しておられる方が多いと思います。



今回は、違うのですよ。
殺人を許可された諜報員の番号00をとったばかりのジェームズボンドが、諜報員を辞めてまで一緒になりたかった女性を失うまで、という、悲しいストーリーと派手なアクションをびっしり散りばめた映画なのです。

アクションもCGに頼らないで、ほんとにはらはら、どきどき、まさに映画です。
CGだと、どこかに安心感がありますからね。

007にはおなじみのアストンマーチンも、今までなら機関銃からロケット弾まで仕込んであるはずが、今回は見せ場はほとんどなくて、はでにひっくり返ってあっという間にぼろぼろになってしまいます。

ちょっと豊満すぎません?


ストーリーには直接関係ないのですが、懐かしいアストンマーチンも登場してます。
ファンサービスなんでしょうね。


勧善懲悪、ぜったい死なないスーパーマンは映画に欠かせないヒーローなのですが、人間らしいところもあるんだよ、苦しんでるんだよ、なんていう庶民性をふりかけて全体を引き締めています。

そんなわけで、007カジノロワイヤルはふた味くらい違う007で、もしかすると007というタイトルをつけてはダメなんじゃないかと思うくらいです。

絶対お薦めの☆☆☆☆★

先週は「椿山課長の七日間」

死んだ人間が七日間だけ元の世界に戻れるという、なんとも難しい設定ですから、途中で説明のセリフがいっぱい必要なのです。
小説なら気にならないことが、画面でいちいち説明されると、スクリーンに溶け込めない自分を見てしまいます。
まあ、しらける、のですかね

一週間考えましたが、どう考えても映画館でみるレベルではございません、ビデオを待ちましょう
☆★★★★

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