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映画って楽しいです・・・ラストサムライに見る武士道

2006年02月23日 | Movie
映画館にいきたくなる映画と、何度も見たくなる映画というのは何が違うのだろうか。
見たくなるのは、いかにもハリウッド映画のスターウォーズ、これからならナルニア国物語、アメリカじゃないけど、今年は登場しそうな007シリーズは見逃せません
ただ、これらは一回見れば満足してしまうのです。

久しぶりに見た「ラスト・サムライ」で感じるのは、やっぱり人間が主役じゃないと、何度も見れないのかも。

評価は二分されているようですが、ピュアな武士道を描いて、エンターテイメントととしてたっぷり楽しめる映画だと思います。

外国人が見た日本だ、そのころの武士が英語を話す分けない、などと、無粋な評論はいかがなものかと思うのです。

いろいろな見方が有るもので、そんな受け取り方ができるものなのかと、面白くはあります。


気になった評価をいくつか

日本の武士道を世界向けに分かりやすく紹介したファンタジー映画と言うべきかも。見終わった後はすごく感動したけど覚めるのも早かったのも正直なところ

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この映画は「日本人」にはリアリティーがない。しかし、おそらくここにこそ、現代の日本人が感動する秘密がある。時代劇なぞ見なくなった日本人はアメリカ人程度にしか日本がわからないのだ。
映画『ラストサムライ』を斬る
――これは「サムライ」についてのアメリカ人による一解釈にすぎない 
03年12月31日
萬 遜樹

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「ラスト サムライ」は時代考証もいいかげんな虚構で、虚構をあえてしてまで言いたかった「武士道」とはなにか。「明治維新」は結果的に絶対主義的天皇制を成立させたけれどもサムライの社会、封建社会から近代社会の時代の進歩を阻もうとしたサムライの「武士道」を英雄視する危険な今日の背景をしっかりみつめたいと思うのです
http://www.seko-yukiko.gr.jp/profile/index.html

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富士の山と渡辺謙演じるサムライと小雪演じる「大和撫子」が出て、まるで西洋人のステレオタイプの日本人論(芸者・冨士山・侍)の範疇に止まっている。
http://www.st.rim.or.jp/~success/Last_SAMURAI_ye.html

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定めが明かされるまで最善を尽くすのも武士道
そんな気持ちにさせてくれるなら、素直に受け入れて、殺伐とした現代社会を乗り切る糧にすればいいじゃないか
 by 寄り道研究所所員

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