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第4世代iPod のバッテリーを取り替えました、これってタイムマシン?

2020年01月28日 | 楽しい物たち

引き出しから出てきたiPod、長い間使っていないので画面は表示されませんが、壊れていないのでバッテリを取り換えれば動くはずです。

取り替え用のバッテリを探すにはiPodの型番調査から。

裏面のステンレス部分に小さく、ほんとに小さく書かれているので虫眼鏡か、カメラで撮影して拡大すれば見えます。

あとはアップルのページで確認します。

iPod のモデルの調べ方

iPod (Click Wheel)

  • ナビゲーション:クリックホイール
  • 容量:20、40 GB
  • モデル番号および発売日:A1059:2004 年 7 月

iPod (Click Wheel) モデルは、iPod mini 同様のクリックホイールを搭載していますが、iPod mini のものより大きく、ホールドスイッチも本体上面の右側にあります。iPod (Click Wheel) モデルにはモノクロのディスプレイが搭載されています。iPod (Click Wheel) は、第 4 世代 iPod となります。

音楽データは内蔵のハードディスクに入っていますから、物理的には残っているはずです。

型番「A1059」で検索したらバッテリーが見つかりました、有り難いですねえ、15年前の製品の部品が手に入るのですから。

これからはバッテリの取り替え方法です。

ネットを探せはたくさんの方が実行されていますので今更かと思いますが、参考になればと書いておきます。

2本の工具でカバーを外します。

ほんとに無理やりです、隙間なんてありませんので押し込んで拡げます。

iPodの正面から見て左側を開けるようにしてください、右側はディスプレイなどとのケーブルがありますから、カバーを外すときに断線してしまうかもしれません。

左側を開くときもそーっと

ちょっと開いたら薄いプラスチック板、いらなくなったクレジットカードあたりでしょうか、これでプラスチックとステンレスの部分のかみ合いを外します。

あとはガバッと外しますが、ガバッと外すと反対側にあるケーブルを切断してしまうかもしれませんのでガバッとそーっと

ハードディスクです、この下にバッテリがありますので浮かせてください。

ハードディスクの配線は外しません。

周りが黒と真ん中が銀色の薄い板がバッテリです。

バッテリは接着されているようですので浮かせて、隅に押し込まれている配線を浮かせてコネクタを外します。

コネクタが刺さっている時に向きを覚えておいてください。新しいバッテリのコネクタを入れる時にこの向きが大切です。

これがバッテリのコネクタをはずしたあとです。

新しいバッテリを同じようにはめ込んでこのコネクタ受けに差し込まないといけないのですが、なにしろ小さいのと、向きがありますので注意してください。

割と強く押し込まないと入りません。

向きさえ合っていればギュッと押し込めば大丈夫です。基盤がしなりますが大丈夫でしょう、もちろん自己責任ですが。

新しいバッテリはそのまま入れるだけで接着はしません。動くのが心配な方は両面テープで貼ってもいいかと思いますが、ハードディスクで押さえられているのでガタつかないようです。

 

取り替えた時点で半分くらいはバッテリ充電の残りがありましたので無事に起動、データも残っていました。

充電もちゃんとできました。

いまのところ使えていますが、リチウムバッテリは事故も多いですから充電は見えるところでしています。

普段はiPhoneとBluetoothのイヤフォンを使っていますので、いまさら有線のイヤフォンで聴くのも面倒なのですが、イヤフォンのせいなのかiPodのせいなのか、けっこう良い音です。

15年前のiPodとそのころ入力した音楽、これってタイムマシン?

マックとケーブルを接続して充電するとデバイスとしてiPodを認識はされますが、音楽データの入れ替えなどはできません。

※もともと入っていた音楽を聴くだけですので、iPodの初期化などはしないようにしてください。