人間らしく

日記です

縁の下の力持ちにも光を・・・

2019年12月28日 05時49分55秒 | 日記
日本人は、本来、謙譲を美徳として、控えめに自己表現する国民であった。
戦後、何時の頃からか、派手なパフォーマンスをするようになってきた。
自己を喧伝するために、「ヤッターマン」=「俺がやった」と誇張する人が多くなった。
「ヤッターマン」とは、部下や他人が達成した成果をあたかも自分の手柄にしてしまう人間のことをいう。
特に会社では栄達のために、他人の成果まで、横取りするようになった。
部下や関係者の努力・協力まで自分の手柄にしたがる人達が多くなったように思う。
「駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人」とあるように、多くの人の支えで、偉業は光り輝くのだ。
地味で陰で支えてくれている人達が居ってこそのことだ。
競い合うのは良いとして、経営者は目立たぬ所にも、光を当てて欲しいものだ。



                         平 櫛 田 中 さ ん の 作 品




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