人間らしく

日記です

労働組合の斜陽化に想う・・・

2017年10月07日 05時26分50秒 | 日記
 労働組合が弱くなって、日本社会の「希望」が失われていったように思う。
昭和53年の頃、公労協による「スト権スト」が分水嶺になったように思う。
その時、乗っていた電車の窓ガラスは破壊され、ホウホウの態で帰宅した記憶がある。
 その後結成されたのが、今の「連合」である。
それまでの労働組合は、スト権を武器に強烈に戦って、
ベースアップ労働条件の向上など獲得して、国全体の底上げに貢献してきた。
 「スト権スト」に敗れた後には、組織力・交渉力も低下して、春闘では政府の助力を仰ぐ始末だ。
闘争至上主義だけの労働組合には反対するが、労使間の適度な緊張感は必要だ。その使命感も欠如している。
労働組合は、本来、賃上げと労働条件の向上が主目的であるはずだ。
「連合」は、政治志向で没落したように思えてならない。労働組合の再起を期待したいものである。


  
  ミ ラ ベ ル の 花 園 ( ウ ィ ー ン )
         

             




現実味のある政策論争を・・・

2017年10月07日 05時21分49秒 | 日記

 世は選挙戦一色だ。
混乱が続き、ようやく政策論が始まりそうだ。
政治には、本来、イデオロギー、ポリシーがなくてはならない。
それが醜い私利私欲保身術に陥ってしまっている。
しっかりしたイデオロギーがほしいところだが、それが見当たらないのは淋しい限りだ。
日本で民主主義による政治が始まったころ、イデオロギーを持たない人を「ノンポリ」と云ってバカにされたものだ。
確かに、民主政治の初期にきは、イデオロギーが必要な時があったろう。
イデオロギーを超越した≪仁徳≫が必要なのだろう。
単にイデオロギーの看板倒れも困るが、イデオロギーのない政治も困ッたものだ。
主義・主張が揺れ動く。現実に適った政策論争を期待したい。



   ザ ル ツ ブ ル グ の 大 聖 堂