日本の進路を考える

戦後70年が過ぎてもいまだに自立できない日本を考える。

マウリッツハイス美術館展。

2012年07月05日 | Weblog

新装なった東京都美術館、あさから開館に合わせて上野駅へ平日でも

大混雑かと思いきや、屋外での待ち時間なし、も切りで数分、あっさり

入館。色々な絵を見ながらも心は飛ぶ、真珠の耳飾りの少女。

さすがにこの絵に来たら、テープ張り巡らせて順序待ち、お姉さまが

数名で、声を枯らして動け動けと、15分ほど蛇行して待つとやっと

目の前にたどり着くが、数秒で追い出される。

それでもやはり、その輝きは素晴らしいと思う。複製や写真では

見られない貴石をちりばめた画面全体の輝き、なんとも日本画の

琳派の金箔を想起させる。

 

9時30分開館なので、その時間に到着すればおそらく待ちなしで

観賞できそうだ、平日の事だが。そして、ぐるりと見終わって出てきたら

この写真の状況、平日でも昼近くには40分待ち。ご注意。

その足で、隣のベルリン国立美術館展も見るのが一番よさそう。

フェルメールの傑作二枚を同時に見ることができる。現地の方々

にもできない贅沢である。そして、この絵の彼女らの稼ぎは

素晴らしい。きっと向こうの美術館の維持費用として大貢献だろう。

 

自分は先日見てしまったので、松方コレクションの常設展を見てきた。

いつもの絵なのだが、今、見てきたヤンヨーステンやリューベンス

等の絵で見ると、はるかに素晴らしい物が並んで得いるなと感心する。

松方コレクションの凄さを再認識した。

そして、気が付いたのは、展示物の入れ替えが結構あった様子。

係りのお姉さまに、あの絵とあの絵初めてだよねと聞くと、そうなんです

今回突然入れ替えがありましたという返事であった。

 

その位、何処にどの絵があるかも記憶するくらいに新装松方コレクション

にも慣れてきた。

 


だらだらせず、参議院審議を進めてとっとと解散せよ。

2012年07月03日 | Weblog

小沢一派の行動は想定内であったと思われるし、今や隠れ自民党と称される

どじょう内閣では、もう何もできぬ。スピッツに吠えられるまでもなく政治生命を

かける消費税増税法案を参議院でも採決して、解散をやるのが素直だろう。

その前に最低違憲状態を解消しなくてはならない言い訳もあるが、だらだら時間を

使うのでなく、さっさとやるのがそれこそ、国民のためではないか。

 

雑魚集団を引き連れて新党立ち上げというが、全国ネットのオリーブ革命など

無理無理、維新も減税もみんなも同調しない様子で、こちらは一安心。

石原の一言も痛快だ:あいつとだけは死んでも嫌だと。

 

官僚とマスコミによる小沢叩きという方々が今もいるが、見て見ろ側近も

見放したではないか!目の前の選挙のため、それは小沢一派もそいれだけだろう。

岩手の民主党議員がついてゆかないという、この事実が午後六時の太陽という

福岡教授の昨夜のTVタックルの表現そのものと言う気がする。

引退しなさいと声高に宣言していたなぁ。マニュフェスト破りの先陣を切ったのは

小沢その人だったのを指摘していたなぁ。

 

チルドレン議員を引き連れて中国詣でをした、恥ずかしいほどのセンスのなさにも

まさに閉口した。あれで、対米追従をしないというメッセージなのかと笑われていた

のではないのか? 訪問を受けた中国も迷惑していた様子。ありありと思い出す。

 

おもしろおかしく政治の動きを追いかけて時間つなぎと視聴率を気にするTVや

マスコミ、どかんと宣言してみたらどうだ? 維新の会によるシロアリ潰しこそ

唯一残された日本再生の道。原発再稼働反対デモを報道できないマスコミも

総懺悔すべきだろう。ニュースはネット経由で海外から伝わる時代だ。

管制で自ら書くことができなければ、ロイター発で流すのだろうと冗談を書いた。

 

一方で、高値取引を前提とした太陽光発電のビジネスが蠢いている。

ドイツでは、支援打ち切りなり、高額取引中止なりで太陽光発電は斜陽と聞く。

一部の政商の蠢きで結果として高い電気代を払うのは一般消費者なのだ。

原発ムラの向こうを行く太陽光ムラができかけているのではなかろうか?

マスコミは地球温暖化にも飛びつき、いかにもまともな道に見えるものの

裏側を覗こうともしない。

 

と言う様に、ままならぬことばかりで、しばし絶句状態であった。

写真:我が家に咲いた。