新装なった東京都美術館、あさから開館に合わせて上野駅へ平日でも
大混雑かと思いきや、屋外での待ち時間なし、も切りで数分、あっさり
入館。色々な絵を見ながらも心は飛ぶ、真珠の耳飾りの少女。
さすがにこの絵に来たら、テープ張り巡らせて順序待ち、お姉さまが
数名で、声を枯らして動け動けと、15分ほど蛇行して待つとやっと
目の前にたどり着くが、数秒で追い出される。
それでもやはり、その輝きは素晴らしいと思う。複製や写真では
見られない貴石をちりばめた画面全体の輝き、なんとも日本画の
琳派の金箔を想起させる。
9時30分開館なので、その時間に到着すればおそらく待ちなしで
観賞できそうだ、平日の事だが。そして、ぐるりと見終わって出てきたら
この写真の状況、平日でも昼近くには40分待ち。ご注意。
その足で、隣のベルリン国立美術館展も見るのが一番よさそう。
フェルメールの傑作二枚を同時に見ることができる。現地の方々
にもできない贅沢である。そして、この絵の彼女らの稼ぎは
素晴らしい。きっと向こうの美術館の維持費用として大貢献だろう。
自分は先日見てしまったので、松方コレクションの常設展を見てきた。
いつもの絵なのだが、今、見てきたヤンヨーステンやリューベンス
等の絵で見ると、はるかに素晴らしい物が並んで得いるなと感心する。
松方コレクションの凄さを再認識した。
そして、気が付いたのは、展示物の入れ替えが結構あった様子。
係りのお姉さまに、あの絵とあの絵初めてだよねと聞くと、そうなんです
今回突然入れ替えがありましたという返事であった。
その位、何処にどの絵があるかも記憶するくらいに新装松方コレクション
にも慣れてきた。