スウェーデンハウス生活-Ska vi fika?

スウェーデンハウスでの日々のくらし。
ちょっとひといき、お茶にしましょう。

ボーエ・モーエンセンの仕事

2009年09月15日 | おでかけ
編み物ブログにかかりっきりで、どうもこちらのブログがおろそかになってしまっています。
久々の更新です。

土曜日12日、新宿ozonノルディックフォルム で開催された「ボーエ・モーエンセンの仕事というセミナーに参加してきました。

ボーエ・モーエンセンの家具を多く作っているデンマークの家具メーカーフレデリシア の日本エリアマネージャーが、デンマーク家具の流れ、ボーエ・モーエンセンの人となり、ボーエ・モーエンセンの家具について、お話してくださいました。

ボーエ・モーエンセンと親交の深かったハンス・J・ウェグナーの話も交えて、本や雑誌では知る事のできないエピソードなんかも話してくれました。

どちらもデンマーク家具の巨匠ですが、世界…日本ではウェグナーの方が人気があるけれどデンマークではボーエ・モーエンセンの方が人気があるのではないか?とか、とても仲の良かった二人だけれど、ウェグナーが情熱的なタイプ、モーエンセンは沈着冷静、まるで正反対の性格だったとか。お互いに影響を与え合い、良い友人良いライバルだったのですね。

わたしはボーエ・モーエンセンの家具が大好きで、ダイニングチェアはボーエ・モーエンセンの代表作J39を選びました。
リビングのソファも、モーエンセンの革のソファを置きたかったのですが、我が家のリビングの雰囲気にくらべソファはちょっとエレガントすぎる気がしたので、同じくフレデリシアのソーレン・ホルストデザインのものを選んだのでした。

モーエンセンに比べてソーレン・ホルストについてはあまり情報がないので、彼についてエリアマネージャーに聞いてみました。ソーレン・ホルストはモーエンセンからだいぶ影響を受けているということ。デザインにも共通点が多いそうです。それを聞いて、なんだかとてもうれしくなり一昨年にコペンハーゲンのフレデリシアのショールームにも足を運んだことまで告げてしまいました。

ゴールデンエイジと呼ばれる、ヤコブセン、ウェグナー、モーエンセン、ケアホルム、フィン・ユールなどそうそうたる人物が並ぶ時代を乗り越えようとする若い世代の活躍、これからのデンマーク家具の行く先が楽しみです。

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