食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

バッタ~~陰謀論

2020-04-25 12:06:49 | 日記
先日の報知新聞に、「アメリカで新型コロナに感染した100歳の女性が死亡」」とあり、語弊がありますが、( 当たり前やないかい!!)と思った、その一瞬後、彼女の双子の妹さんも、100年前のスペイン風邪でお亡くなりになられた、運命か? 的な記事が続いておりました。 もし、奇跡的に新型コロナから回復されたのなら、妹様に天国から助けてもらった、というニュアンスになるのでしょうが、亡くなられた、となると、少しだけ感じが変わります。 運命、宿命、とややマイナスにベクトルが傾き、超自然現象心棒者、昔あった「ムー」という雑誌の愛読者に矛先が向きそうで、新型コロナと戦い続けている最中の我々には、捉えようによって、砂を噛むような、暗いニュアンスに取れます。 何なんだ~この隔靴掻痒的な表現は^~    関連して、日本ではどこも触れていませんが(この時期、当たり前)、東アフリカではバッタが大繁殖してしまい、農作物が食い荒らされ、食糧危機で大変なことになっているようです。 思い起こすのが、旧約聖書の中で、モーゼがエジプトでエジプト人に迫害されていたユダヤ人を、紅海を真っ二つに割って、エジプトから脱出させた、「出エジプト記」 そこに書かれた、エジプト人が我々ユダヤ人を追ってくるのなら、明日、エジプトに、私はバッタを送り込む。バッタによって、エジプトは覆いつくされ、滅びるだろう、的な内容。 超自然現象大好き人間、それが全てな人間は、この旧約聖書の内容と、東アフリカの現状をオーバーラップさせ、「神様が、人類に罰をあたえた証拠だ!」とまくし立てられるでしょうが、実は、過去に何度も、中国や中央アジア、アフリカのような乾燥地域で、バッタが大量発生に、多くの犠牲者を出しているのです。 新型コロナも然り、最悪の境地に立つと、中国を始めとする黄色人種が、白人を滅亡させるために、仕組んだ陰謀だ、など訳の分からぬ陰謀論から、(残念だが、一般的に欧米から見ると、中国も日本も韓国も同じ。我々が、オランダ人もベルギー人も同じように感じるのと一緒。 あくまでも一般論!)正論と取り誤りそうな陰謀的な情報が錯綜します。 窮地ほど、正常な判断が必要とされますが、それが非常に難しい。 けれど、しなければなりません。


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