はれっとの旅路具

(はれっとのたびろぐ)田舎暮らしと旅日記
金沢・能登発 きまぐれ便

不思議な…ツキを呼ぶ言葉

2006-06-20 22:54:02 | つぶやきあれこれ
朝、勤め先で仕事をしようとしましたら、どうしても必要な資料が見当たりません。

そういえば、昨年末の大掃除の際、私だけ会議で一日不在でした。
そのため、机の周りは1年半、散らかしっぱなしの状態が続いていました。

野口悠紀雄さんの「『超』整理法」を読んで以来、資料は「押し出しファイリング法」をちゃんと守って整理しているはずなのですが、僅かな例外処理をしたのが、原因のようです。
半年遅れの大掃除をするつもりは全く無く、探している資料を見つけようとガサゴソ。
でも見つかりません。

止む無く、積みあがった資料や、郵便物、書籍の等の複数の山を少しずつ崩していきます。

なんだかんだと机の周りを片付けることに。
すると、今度は書棚に空きが無く、押し出された書籍や資料を入れられません。

しばらく腕組みをしましたが、本日一日はこれらの整理・処分の日
と、止む無く覚悟を決めました。(^^;ヾ

私が管理する書籍・雑誌・資料類の棚に眠っている古い雑誌を片端から紐で束ねて、廃品回収に出すよう積み上げてゆきます。

最初から大掃除のつもりが無いので、必要最小限に留めて置こうとしたのですが、一旦やり始めたら、止まらなくなり…
処分した雑誌の量最終的には、こんなにも…(新聞は別です)
結局棚を5~6段ほど整理してしまいました。
掃除をするような服装をしている訳でもなく、今日は気温が上がって汗が滲んできます。

季節はずれの片付けですから、同僚たちは仕事中。埃が舞い上がり、迷惑をかけましたが、綺麗になっていくのは良いことと暖かく見守ってくれました。(手伝ってはくれません。当たり前ですが…)

途中何度も、これで終わりと手を洗うも、また必要に迫られて書棚を整理しだすという、極めて段取りのないやり方で、ひと段落着いたのが15時ごろ。
遅い昼食は、レトルトご飯とカップ麺。学生懐かしラーメンライス!
で早々に済ませたら、再開です。

いよいよ机の周りも一段落する頃、ポロッと小さな冊子が転がり出てきました。
これは2年ほど前、ある方から戴いたもの。
表紙のデザインやタイトルが何だか怪しく感じて、そのまま読まずに放置していたものでした。
そんなことを思い出すまもなく、開いたページを何気なく読み始めますと…
んんんっ?
思わず引き込まれてゆきます。

ちょっと読み進めて、最初からきちんと読みたくなりました。
僅か47ページ程の小冊子ですから、それほど時間も掛からないでしょう。

この冊子は、五日市さんという方が4年ほど前に金沢でお話をされた時の記録をちゃんとした冊子にまとめたもので、口語体ですからとても読みやすいもので、ついつい引き込まれてゆきます。

貰った当時、怪しいと思ってしまったタイトルは「ツキを呼ぶ魔法の言葉」
このお話は五日市さんの経験談です。

五日市さんが学生の頃、どうしても行きたくなったイスラエルで運命的な出逢いをしたおばあさんとのこと。
おばあさんから貰った二つの箱の不思議なお話。
その前の高専時代、不良女子中学生の家庭教師をしたときのこと。
転職した会社で念願の研究職に就くと、何をやっても駄目と自他共に烙印を押されていた年上の部下とのこと

このどれもがつながっていて、おばあさんとの出逢いで教えてもらった魔法の言葉によってツキを呼び込んでいったことが、淡々とした口調で語られています。
実際に起こったことは感動的なことが多く、僅かなページの間に何度か目頭が熱くなってしまいました。
胸に迫ってくるものを感じるのは、素直に偽り無く話されているからだと思います。この話は、当初出版する予定ではなく、お話を聞いた方々が自然発生的に広めていったもののようです。

松下幸之助氏の逸話や、今では、日本一のお金持ちとして有名な斉藤ひとりさんのお話もチラリと出てきました。

五日市さんも仰っていますが、基本的には松下さんの考え方も斉藤ひとりさんの考え方も、五日市さんも皆同じことのようです。

勿体ぶる訳ではないのですが、私の言葉よりご本人の言葉から直接受けていただいた方が読んだ方のためになると思いますので、このあたりにさせて頂きます。

ただ読み終えて、この国では元々このことが判っていたのではないか、と思いました。
それは「言霊」という言葉があるからです。

斉藤さんも「優しい言葉を使うようにしてください。愛語はあなた自身のためです」というような意味のことを話されていますが、これは言霊の力のことではないか。
そう思えてならないのです。

振り返ってみると、随分と汚い言葉、酷い言葉、冷たい言葉を吐いてきました。
これでは、幸運を自ら逃しているようなものかも知れません。


この冊子は一冊の本体頒価400円(手元の表記のため改めて確認してください)で、合資会社メディア358さんから取り寄せることができます。
社名をクリックしていただくと、この冊子の紹介と連絡先の記事が別ウィンドウで開きます。

今現在ツイている方も、ツキを呼び込みたい方も、是非取り寄せて読んでみてください。
きっと、目の前がパァっと明るくなって、素敵な風が吹いたような気持ちになれると思います。

私もあなたも、もっとツキを呼び込めるようになれます。きっと。


読み終わって、顔を上げると丁度会議に出かける時間。
会議も大きな成果が上がりました。

結局、探していた資料は見つかりませんでしたし、夕方の会議くらいしかまともな仕事はできませんでしたが、資料は無くても当面間に合いそうですし、合間に同僚の悩みも聞くことができました。
そしてなんと言っても、素敵な冊子に再び出逢えました。

何だかとっても気持ちの良い一日でした。

この出会いに、感謝します。
有り難うございます。

頭がガンガン

2006-06-19 22:13:14 | 田舎暮らし雑記
パソコンにカメラを付けたので、TV電話やTV会議ができるようになりました。

早速、韓国の知人のC所長から「暇ですか~」とメッセージ。
okと返事をしてから以後、2時間お付き合いすることに…(^^;ヾ

片言の日本語で一所懸命に話しかけてくれるので、こちらも意味や発音をアドバイス。かなり上達されています。CD付きの「簡単な日本語」という本を買って勉強しているとのこと。
日韓友好!
このご時世に有り難い事です。

所長は民間の某研究所の方ですが、本日はお仕事がちょっと空いているらしく、宇宙のこと・精神世界のことなど、かなり会話が難しい話題にも挑戦(?)されてきます。
どうしても通じない場合、その場でチャットに英語で問い合わせたり、応えたり。
僕は英語が不得意で2年も回り道したのに…
やはり逃げると追いかけられますね。英語勉強しなきゃ。

僕の生年月日と生まれた時間を尋ねられたので、答えると
所長のパソコンのカメラをひっくり返して、ご自分のパソコンの画面を写されます。
なにやらグラフが一杯。
私の今生の目的とか、性格と陥りやすい感情など教えてくれました。
いわゆる占星術の一種のようで、これらを計算するソフトがあるようです。

そういえば、人工分娩の一つの方法を「帝王切開」と言いますが、この由来をご存知でしょうか。
昔、中国では皇帝の世継ぎが生まれる際、天文学から占星術的な見立てをして、皇帝として生まれるに相応しい月日に生まれさせるため、人工的に出産させたため、これを帝王切開と言うのだとの話を聞いたことがあります。
(手元の辞書では全く違う説が紹介されていましたが…)
生年月日が判ると敵に付け込まれやすい日が判明することになるため、中国では皇帝や関係者の生年月日は国家の最高機密だったとも。

また、ある時ソフトの展示会場で生年月日から社員同士や上司と部下との相性を判定して組織内の人間関係改善・トラブル防止に役立てるソフトを販売している人がいました。
デモで私のをやってもらったら、性格判断が良く当たっていたらしく、後ろから覗き込んでいた同僚の女性に大うけ…(^^;ゞ

これらの複数の話や体験をして以来、生年月日からかなりの事が計算か何かで判明するのではないかと感じて、ネット上にこの情報を登録するのは、ちょっと嫌な気がするようになりました。

昨日まで田舎の生活タイムに合わせられて突然早朝起床をしたせいなのか、所長のお話に片言同士で真剣にお付き合いしたためか(当たり前なんですが)、所長との国際友好的TV会話が終わったら、頭の芯に鈍い痛みがあることに気づきました。

その後、遅い昼食を摂って、ちょっと休憩をしようとしたら、携帯に電話。
急遽会議の要請。
数本の会議をこなして、先ほど戻ってきました。

場所は側頭部に移りましたが、まだ頭痛がします。
知恵熱かなぁ~(^^;;;

お宿に戻って早めに休みましょう。
…等といいながら、一杯呑むと夜更かししちゃうんですよね~(^^;ゞ

早朝から

2006-06-18 17:06:01 | 田舎暮らし雑記
今朝は6時から在所総出で川と浜の掃除でした。
5時半に起こされましたが、朝食は摂らずに出かけます。

鍬(くわ)一丁に長靴、タオルを首に巻いて。

梅雨の長雨を前に、集落内を流れる川の底ざらえをして、ゴミ集めと河床整備をしました。
先代の町会長時代から毎年恒例になったように記憶しています。
そうなると、不思議なもので以前は大量のゴミ捨て場同然だったものが、今では殆どゴミらしいゴミが見当たらなくなりました。

我が身に返ると判ると、ゴミを捨てなくなる。
人の心とはそういうものでしょうか。

ゴミ拾いだけなら、川沿いの家々でと考えがちですが、本来は防災のための作業ですから、集落全世帯が対象です。この川が氾濫すると集落のかなり広範囲に影響がでるそうです。昭和40年代に上流で土砂崩れが発生し、それが決壊して大洪水を引き起こした事があったそうです。そのためか、皆当然のように出てきます。

「災害は忘れた頃にやってくる」そうですから。

存外早く川が片付いたので、一斉に海岸の砂浜に向かいます。

漁港が整備され、防波堤が沖にでると、河口付近は立派な砂浜になりました。
今では周辺の集落と共に、下水道が完備されましたので、正式な海水浴場ではありませんが、夏になると子供たちが泳ぎます。
そのため、大きなゴミや漂着物、ガラス破片など危険物を取り除きます。
こちらは、海を通じて他県や大陸ともつながっているので、様々な漂着物があります。

自然保護活動をしている方から聞いた話ですが、レジ袋やビニール袋が海に浮いていると、ウミガメや鯨がクラゲと間違って食べてしまうのだそうです。
これらは消化できないそうで胃に溜まってしまい、度重なると消化器系が詰まってウミガメなどは死んでしまうのだとか。

レジ袋・ビニール袋は、海岸に落ちていても嵩張るものではありませんし、砂に絡んでいると中々取り出せませんから、つい放置しがちです。
が、こんな話を聞いていると、見落とせなくなります。

ふっと、腰を上げて海岸線を見渡すと限りなく続いています。
ここで一枚の袋を拾ったからといって、海全体の割合からすると何もしていないのと変わりないほど微々たることかも知れません。
「やらないよりまし」程度の気休めなのでしょう。

それでも、やらないよりまし。
と気を取り直してまた集めます。

トップの写真は、そのとき見つけたハマユウ(だと思います)。
砂浜に咲いていました。
やや地味な花ですが、それでも綺麗でした。

写真には撮りませんでしたが、砂浜のあちこちらに人差し指がすっぽり入る深い穴が開いています。これは蟹さんの巣穴。
長男が小学生6年生の時の担任の先生が熱心な方で、ここに溶かした石灰を流し込んで巣穴調査の授業をされました。先端に蟹のはさみが引っかかって出てきたそうで、子供たちは大騒ぎ。
当時からすると海岸線の形は随分変わりましたが、相変わらず生息していたのですね。良かった。

終えたのは、朝のサイレンが鳴ってしばらくした7時半。
1時間半の作業でした。
解散の時には、缶ビールと缶ジュースが一人一本ずつ貰えます。

短時間でしたが、意外にあちこち汚れが飛んでいて戻って早速、シャワー。
たったこれだけでも一汗掻きますね~
さっぱりしました。

ここで朝食。
家内は地区で開催しているグリーンツーリズムの手伝いに、ご出陣です。

このまま留守番をしていると、昨日のようにウトウトしてしまうのでいけません。

郵便局本局に電話をすると、日曜日でも15時までは小包を受け付けているそうなので、早速月曜朝発送予定の米を今日の午後から送るべく、精米しに行きます。
少しだけですが、自家用に作って余った米を知人に安く分けています。

トルコ桔梗写真は、自動精米所の付近で見つけた花。舗装と縁石の間から咲いていました。
トルコ桔梗でしょうか?
花びらの周囲がほんのり色づいて、こちらも美しい花です。

これらの写真は、精米から戻ってから、カメラを持ち出して再び撮影に出かけて撮ったものです。
戻ってきたら前の記事のとおり、田んぼの溝きり作業を撮影に。

小さい花この花は、田んぼのあぜ道で見つけたものです。本当に小さな花で、7~8mm程しかありません。青紫色をしているので、ようやく気づくほど。
なんと言う名の花でしょうか。


この後、カメラを持って集落をパチリ。
鎮守さんの桜の幹この写真は、村の鎮守さまの境内にある桜の幹。
コケの感じが素敵です。幹から若葉も出ています。
生命感溢れる季節です。

つた鎮守さまのお隣はお寺です。その蔵のひさし。比較的新しく直したようですが、またこんな状態に。
生命力を見るべきか、無精と見るべきか…





石垣と塀 石垣から同じくお寺の石垣。







新芽お隣の生垣からも新芽が出ていました。
いつもなら見過ごしてしまう、こんな何でもないような光景にも、意識を向けられるようになれたのは、やはりカメラのお蔭ですね。

それにしても腕を上げなければなりません。

この後、自宅周辺の草刈。
郵便局へ行ってお米の発送と買い物。

戻って来ると、金沢で看護婦をしている義妹から、義父へ「父の日」の贈り物が届いていました。彼女は今日も勤務だそうです。

私からは、夕食時に義父に贈り物をしようと思います。
が、息子二人と娘からは、どうせ音沙汰無しだろうな。きっと。

明日からまた、金沢で単身赴任です。

田んぼの溝きり

2006-06-18 13:50:52 | 田舎暮らし雑記
両親が、田んぼの溝きり作業の準備をしていた処に、丁度カメラを持って散歩から戻って来たところ「写真に撮ってみんかいね」と義母に誘われて付いて行きました。

トップの写真は、田んぼの溝きり機です。
苗がしっかりしてきたこの時期から、田んぼの水はけを少しずつよくしていくために、15列前後の間隔で、稲と稲の間に溝を切っておくのだそうです。

ヘロヘロ植えの跡5月の連休中の田植えの際、私が田植え機の操作を誤ってヘロヘロに植えてしまった形跡は、ご覧のような結果になっています。右側が義叔父が植えてくれたところ、曲がっているのが私のところ。間に短い列があるのは、義母らの手植えです。

溝きり機で溝を切る義父が田んぼの溝を切っていきます。機械の前方にある鉄輪をエンジンで回して引っ張りながら、後ろの方のスカート状の部分で溝型に仕上げていく仕組みのようです。
義母が良かれと思って、最短経路を行けるように道順を提案をするのですが、義父は聞こうとしません。能登では、正義の頑固者をイチガイモン(一概者)と言います。
義母「ほんとうに、イチガイやさけぇ…」
ちなみに、一概とはかつて枡で米などの量を図るときに用いた定規のような道具です。量目をごまかさない正直者という意味と、縦のものを横にできない融通の利かない人の両方の意味で使われますが、ほとんど悪い方を意味しているようです…

溝の切り上がりご近所の田んぼで綺麗に仕上げてあったので、今後の参考のために、一枚。
こんな風になると良いのですね。簡単そうで、難しいのでしょうね…



母戻る刈っておいた草を発酵させた肥料を義母が運びながら、戻ります。

80歳手前の義父に田んぼの作業をしてもらうのは気が引けますが、人間は自分ができるうちはした方が良いそうです。
役に立つことが無くなると急に老けると聞いて、申し訳ないと思いながらも作業をしてもらっています。

私と交代するまでもう何年もないのかもしれません。

それまで、よろしくお願いします。父上。

今日は一日…

2006-06-17 20:20:32 | 田舎暮らし雑記
今日は、能登の家も静かでした。

早朝から家内と義父がそれぞれね別々に日帰り旅行。

義父は、金沢駅7:00集合で奈良方面にツアーに一人で参加。
家内は、同駅8:00集合で信州方面のさくらんぼ狩りツアーに妹と二人で。

義父は元々大の医者好き。ちょっと何か合ったらすぐに、おめかしして公立病院へ行きます。そこは、義母の妹二人が看護婦をしています。

此処のところ、義父も一段と衰え、あまりにひどい物忘れと、義母へのガミガミ。
とうとう先日「ボケたかもしれないから医者に見てもらったら」との義母の勧めで早速診察に出かけました。「結果は家族の方と一緒にまたきてください。」と言われたそうで、後日二人で病院へ。
案の定、認知症が始まっていたようです。一通り御医者様の御話を聞いた後、「わしゃぁ惚けているのか」と義父が聞いたとか…。

私の父も義父と同年なのですが、こちらは至って元気。でも酒量は落ちてようやく張り合えるレベルに…(父は酒豪です)
親が老け込んでいくのを見るのは、淋しいような、なんとも言えないものがありますね。
旅行は、認知症に効果があるそうで、一緒にいてガミガミ言われて参りそうな義母のためにも一同勧めました。

さて、義父のスケジュールだと能登からでは朝二番列車。
義父をバスに乗せるために家内も併せて自宅を出ることに。
途中の国道が工事で夜間通行止め。一時間に10分だけ開放されます。他にも県道があるのですが、かなり遠回りだし、道が悪い。
開放時間に合わせて出発したのが午前4:40分。眠い眼を擦りつつ、義母と見送ります。

自宅の向かいはお寺と鎮守さまの裏山。
早朝、山に響く鳥たちの鳴き声。時刻と共に少しずつ鳥の種類が変わっていくことに気づきました。ビデオが無かった子ども時代。デンスケ(高級録音用機器)を担いで、鉄道車両や、盆踊りなど音を拾いに行っていた事も思い出しました。(多趣味…)
かつての自慢のステレオマイクを引っ張り出して、鳥の鳴き声をデジタル録音してみたくなります。

でも、難関は早朝の起床。(^^;

すこしウトウトしたら、下から義母の呼ぶ声。娘を学校に送る時間です。
今日は、雨雲が低く垂れ込めていますが、なんとか降らずにいます。
往復1時間で戻ってきました。

私の車がリコールとなっているということで、昨日夕方メーカーに寄ったのですが、担当からフロントに付着したおびただしい虫の跡と、リヤについた鉄粉の錆びを指摘されちゃいました。忙しくしていて、洗車もしていません。ワンボックスは自分で洗うのも大変ですし、洗ってもらうにしても1時間掛かります。

娘の高校から戻ると急に、気になり、洗車を始めました。
もちろん、完璧にするのではなく、虫と鉄粉取りだけに徹することを誓います。
そうでなければヘトヘトになるまでやっちゃいそうで…

虫が着くのは田舎の高速道を、しかも夜間走るためのようです。
家に戻るのは、毎週金曜日の夜ですから。
「着いてもすぐなら取れますよ。でも時間が経ったものは大変かも」と言われていましたが、濡れ雑巾で意外に簡単。小石が当たって塗装が欠けてしまった箇所が複数みつかりました。やはり愛車は時々撫でてあげないといけませんねぇ。

代わって後ろの鉄粉。
このタイプの車は、巻き上げるため、後輪から後ろに鉄粉が刺さり、それが錆びて黄色い無数の斑点のようになっています。白だから余計に目立ちます。

これを取るには粘土を使います。専用の粘土も以前から買ってありました…
要は、無精なだけ。

初めて使ったのですが、ホースで水をかけつつ、粘土をスポンジ代わりにクルクルしているとあ~ら不思議。錆びた鉄粉だけでなく、擦った跡の黒い筋なども取れてゆきます。
こりゃ便利。
最初は判らなかったので、常時水を流していましたが、粘土がスルスルと滑るようになったら、水をかけなくても良さそうです。

お蔭ですっかりみちがえりました。
作業時間しめて2時間半。手作業だから仕方ないかぁ。

お昼は、義母と二人。

義母は食後また、近くの工場へ行きました。
ハーネスといって車の電装用のケーブルを組み立てています。
でも、問題はその雇用形態。時間給ではなく、完全歩合。
1本数円から十数円の加工賃なのですが、どう頑張っても1時間あたり最低賃金には遠く及びません。ミスを出したら仕事を回してもらえなくなります。
それでも遊んでいるよりは現金になるからと通っています。

乗り回しているこの車も、こういう方々が居るから現在の値段なのですね。
関わる全員が法定賃金だったら何倍にもなってしまうのでしょう。
複雑な気分です。

と思いながら、一人で留守番となってみると、することが思い浮かびません。
忙しい最中は「あれもしよう、これもしたい」と思っていたはずですが。

テレビのアンテナが先の暴風であさってを向いてしまい、新潟県の放送しか入らない状態。屋根に上がりたいのですが、一人では万が一の際、困るので今日は無理。

ブログをチェックして…
と思っているうちに、慣れない早起きのためかウトウト。
気づいたら、娘はバスでご帰宅。
やはり遊んでいるより、働いた方がマシでした…(^^;ゞ

旅に出たご仁の帰宅は深夜なので、夕食は義母・娘と三人です。
おっと、食事に呼ばれていたのを忘れていました。
いかんいかん。

尻きれですが、この辺で(~o~)/~