はれっとの旅路具

(はれっとのたびろぐ)田舎暮らしと旅日記
金沢・能登発 きまぐれ便

ようやく雨…

2006-06-15 22:16:45 | つぶやきあれこれ
金沢では今朝、漸く雨が降りました。

とりあえず今日の仕事を終えた勤め先のPCに向かって「何を書こうかなぁ」と思って、いつも拝見しているブログを回っていたら…

もうすぐ、沖縄の『慰霊の日』なのですね。
平和祈念公園を訪れたときの衝撃がまた甦ってきました。

相変わらず世界中では、戦争とテロの悲報が絶えません。
そして、命を奪う事件…

どれも哀しすぎることです。
そんな報道に慣れてしまっているかのような自分の感覚がまた、空恐ろしくもあります。


2年ほど前、あるご縁で私の手元にやってきた1冊の本。
世界中の息子たちへ

詩人の堤江実(つつみ えみ)さんと、写真家の高橋邦典(たかはし くにのり)さんによる写真詩集です。

著者の堤江実さんとは、能登の伝説を題材にした「1000の星 1000の愛」の制作を通じてご縁ができました。
そういえば、この本も能登と沖縄をつなぐ伝説を題材にした「千年椿」という堤さんの作品がありましたね~。


堤さんには、事後承諾頂けるかなぁ~

 戦場で死と向き合う若者たち
  それは、あなたの
  大切な人かもしれない

と帯に書かれた「世界中の息子たちへ」から、ほんの少しだけご紹介させて頂きます。



この他にも、
暖かくも胸に迫る詩と、
いたいけな子供たちの瞳、そして武器を持った若い兵士たちの写真の数々。

書店で見かけたら、図書館の蔵書にあったなら
是非手にとってご覧下さい。

平和に寄せる想いの輪が、どうか静かに広がりますように…


堤江実さんのページには、毎月素敵な詩がアップされています。
今月も心が温まる詩でした…
お人柄が伝わってまいります。

詩の大好きな、あなた。

一度、お訪ねしてみてくださいな。
扉はこちらから開きますから。