みゃあらくもん
富山の方言。
身の楽もの⇒身が楽な者
から来た言葉で、
働かず気楽に遊んでいるような風流人
を指すようです。
勤勉な富山人気風からすると、
多少の非難もニュアンスとしてあるかも。
これを銘柄にした酒が富山で作られています。
しかも、会員限定。
会の事務局は、富山駅前から歩いて数分の「酒肆 真酒亭」。(店名をクリックするとホームページに飛べますが、いきなり店主のデカイ顔が出現するので心のご準備を…)
オーナーの村田さんは、大変な拘り人間で、お店には純米酒しかありません。
つまり、一般的な醸造用アルコール添加:略してアル添酒は一切無し。
有名な、あの酒も、この酒も…
ありません。
しかも、古くから店内禁煙。
タバコの臭いが邪魔して日本酒の香りが楽しめないのは許せない。
というわけです。
この拘り亭主が取り仕切る会員限定酒が「みゃあらくもん」
トップの写真は昨夜、飲み干した平成15年物の生酒。
「生酒」のラベルが輝いています。(生酒でない場合は、このラベル無し)
日本酒は、世界一製造が難しいとされていますが、最後に火入れと称する過熱によって酵母を殺菌して発酵を止めます。
この作業をせず、酵母を生かしているのが生酒。
ですから、保管が極めて難しい。
しかも熟成・発酵が進むので、保管する期間によって味が変わる楽しみがあります。
会員限定酒頒布会は真酒の会と称し、年間3本の「みゃあらくもん」が届けられます。
そのうち1本が生酒です。
ただし、蔵元の醸造用タンクを借り切るので全体量は固定。
したがって、退会する会員が出ないと新規加入はできません。
超閉塞・村社会的な会。(^^;ヾ
私も今から10年以上前に知人から紹介され、真酒亭さんに足を運んでご当主に直接、紹介状持参で入会を頼みに行きました。
「3年ほど待ってくれない?」と言われたものの、意外に早く空席ができて会員になり、以後何かと薀蓄をたれるのに役立っています。(^^;ヾ
現物があると強い。
さて、この会員限定酒「みゃあらくもん」を全国で唯一、呑めるのが真酒亭。
しかも、新酒と古酒との呑み比べもできます。
「みゃあらくもん」で初めて吟醸酒特有の「吟醸香」を判別することができるようになりました。
現在ではフルーティーな香りとよく称される独特の香りです。
ただし、他の酒では判ったような判らないような感じですが、「みゃあらくもん」はピカイチでこの香りが際立っています。
新酒の場合は、この香りのほかに、草の香りと言いますか一種の青臭さを感じます。
しかし、僅か一年寝かせただけで、それがなくなり、柔らかい香りと味わいになります。
ブランデーでも寝かせが浅いものと、かなり寝かせたものとでは同じような違いを感ずることができますが、日本酒の場合はたった一年で歴然とした差がでるから不思議です。
このお酒は、会員も参加して酒米を耕作(農家の名前は失念しました)し、満寿泉(ますいずみ)というブランドの蔵元枡田酒造さんに作って貰い、富山県で唯一「通信販売酒類小売業免許」をもつ酒販店をやっておられる寺島酒店を通じて届けられます。
寺島酒店当主の寺島圭吾さん(ホームページ「ときの舎(や)」)は、「美味しんぼ」の富山シリーズの案内人でもあるそうです。
寺島さんのページの「食卓」にはちょっと珍味な楽しいレシピや料理が紹介されています。
「みゃあらくもん」や真酒亭については、山形県のみみずさんのブログ(2005.05.22)でも書かれていました。
知る人ぞ知るお店なんですね~
この週末は研修やら、家の仕事やら、金曜日の夕方急遽舞い込んだ月曜日締め切りの仕事やら、疲労回復やらで忙しく(?)
その合間を縫って、N会と称する会合が某寿司屋さんで昨夜。
以前のこのブログ記事を見たY君の奥様が「私たちをつれて行く様に」とご命令を発せられたらしく、一家を挙げて横浜からご参集。
お酒が大好きな奥様のために(後から知りましたが)無理やり「みゃあらくもん」を持ち込んだものの、あっという間に一升がカラ…(^^;ヾ
さて、ここで問題です。
昨夜のN会に参加したメンバーは
男4名。
3家族+1名。
夫婦3組。
子供4人(全員女の子)
成人の独身2名
兄弟1組
の構成でした。
さて、全員で何人だったでしょうか?
また、女性は何人だったでしょうか?
通路との間のふすまを全開にしていた私がいけないのですが、途中で知り合いのO会長とバッタリ。
後から聞いたのですが、会長は我々のために寿司屋の大将に○万円も置いていってくれたとのこと。
お蔭で精算時、寿司屋の大宴会にもかかわらず、一家族数千円…。
ありがとうございました。ははぁ~っm(_._;m
日本酒は奥が深いです。一旦迷い込んだら出てこれそうにない迷宮の世界(んな大袈裟な…)に足を踏み入れたい方は「酒肆 真酒亭」で扱っている「みゃあらく」で「いちがい」なお酒(ちょっと写真が重い)たちをとくとご覧あれ。
富山の方言。
身の楽もの⇒身が楽な者
から来た言葉で、
働かず気楽に遊んでいるような風流人
を指すようです。
勤勉な富山人気風からすると、
多少の非難もニュアンスとしてあるかも。
これを銘柄にした酒が富山で作られています。
しかも、会員限定。
会の事務局は、富山駅前から歩いて数分の「酒肆 真酒亭」。(店名をクリックするとホームページに飛べますが、いきなり店主のデカイ顔が出現するので心のご準備を…)
オーナーの村田さんは、大変な拘り人間で、お店には純米酒しかありません。
つまり、一般的な醸造用アルコール添加:略してアル添酒は一切無し。
有名な、あの酒も、この酒も…
ありません。
しかも、古くから店内禁煙。
タバコの臭いが邪魔して日本酒の香りが楽しめないのは許せない。
というわけです。
この拘り亭主が取り仕切る会員限定酒が「みゃあらくもん」
トップの写真は昨夜、飲み干した平成15年物の生酒。
「生酒」のラベルが輝いています。(生酒でない場合は、このラベル無し)
日本酒は、世界一製造が難しいとされていますが、最後に火入れと称する過熱によって酵母を殺菌して発酵を止めます。
この作業をせず、酵母を生かしているのが生酒。
ですから、保管が極めて難しい。
しかも熟成・発酵が進むので、保管する期間によって味が変わる楽しみがあります。
会員限定酒頒布会は真酒の会と称し、年間3本の「みゃあらくもん」が届けられます。
そのうち1本が生酒です。
ただし、蔵元の醸造用タンクを借り切るので全体量は固定。
したがって、退会する会員が出ないと新規加入はできません。
超閉塞・村社会的な会。(^^;ヾ
私も今から10年以上前に知人から紹介され、真酒亭さんに足を運んでご当主に直接、紹介状持参で入会を頼みに行きました。
「3年ほど待ってくれない?」と言われたものの、意外に早く空席ができて会員になり、以後何かと薀蓄をたれるのに役立っています。(^^;ヾ
現物があると強い。
さて、この会員限定酒「みゃあらくもん」を全国で唯一、呑めるのが真酒亭。
しかも、新酒と古酒との呑み比べもできます。
「みゃあらくもん」で初めて吟醸酒特有の「吟醸香」を判別することができるようになりました。
現在ではフルーティーな香りとよく称される独特の香りです。
ただし、他の酒では判ったような判らないような感じですが、「みゃあらくもん」はピカイチでこの香りが際立っています。
新酒の場合は、この香りのほかに、草の香りと言いますか一種の青臭さを感じます。
しかし、僅か一年寝かせただけで、それがなくなり、柔らかい香りと味わいになります。
ブランデーでも寝かせが浅いものと、かなり寝かせたものとでは同じような違いを感ずることができますが、日本酒の場合はたった一年で歴然とした差がでるから不思議です。
このお酒は、会員も参加して酒米を耕作(農家の名前は失念しました)し、満寿泉(ますいずみ)というブランドの蔵元枡田酒造さんに作って貰い、富山県で唯一「通信販売酒類小売業免許」をもつ酒販店をやっておられる寺島酒店を通じて届けられます。
寺島酒店当主の寺島圭吾さん(ホームページ「ときの舎(や)」)は、「美味しんぼ」の富山シリーズの案内人でもあるそうです。
寺島さんのページの「食卓」にはちょっと珍味な楽しいレシピや料理が紹介されています。
「みゃあらくもん」や真酒亭については、山形県のみみずさんのブログ(2005.05.22)でも書かれていました。
知る人ぞ知るお店なんですね~
この週末は研修やら、家の仕事やら、金曜日の夕方急遽舞い込んだ月曜日締め切りの仕事やら、疲労回復やらで忙しく(?)
その合間を縫って、N会と称する会合が某寿司屋さんで昨夜。
以前のこのブログ記事を見たY君の奥様が「私たちをつれて行く様に」とご命令を発せられたらしく、一家を挙げて横浜からご参集。
お酒が大好きな奥様のために(後から知りましたが)無理やり「みゃあらくもん」を持ち込んだものの、あっという間に一升がカラ…(^^;ヾ
さて、ここで問題です。
昨夜のN会に参加したメンバーは
男4名。
3家族+1名。
夫婦3組。
子供4人(全員女の子)
成人の独身2名
兄弟1組
の構成でした。
さて、全員で何人だったでしょうか?
また、女性は何人だったでしょうか?
通路との間のふすまを全開にしていた私がいけないのですが、途中で知り合いのO会長とバッタリ。
後から聞いたのですが、会長は我々のために寿司屋の大将に○万円も置いていってくれたとのこと。
お蔭で精算時、寿司屋の大宴会にもかかわらず、一家族数千円…。
ありがとうございました。ははぁ~っm(_._;m
日本酒は奥が深いです。一旦迷い込んだら出てこれそうにない迷宮の世界(んな大袈裟な…)に足を踏み入れたい方は「酒肆 真酒亭」で扱っている「みゃあらく」で「いちがい」なお酒(ちょっと写真が重い)たちをとくとご覧あれ。