ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎

2016年10月07日 | 絵日記


Kindle unlimitedの対象作品ををずらずら眺めていると、伊坂幸太郎先生の「陽気なギャングが地球を回す」を発見。そう言えば読んだことなかったなあと読むことにしました。
うん、面白いです。
キャラがたっており愉快、会話も軽妙でユーモラス、テンポがよく気持ちよくサクサク読めます。伏線の張り方と回収が巧妙で、ミステリーとしても超一流の出来映え。絶妙などんでん返しの連続に、こりゃ上手い!と膝を打ちました。
演説好きの喫茶店主、人間の嘘が分かってしまう公務員、動物達と暮らすのを夢見る天才スリ、正確無比の体内時計を持つシングルマザーの4人が組むギャング団が、犯罪グループや家庭や中学生達と戦いながら、飄々と銀行を襲い続けるなにやら牧歌的な物語です。


6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
和田ヶゐさん (hino)
2016-10-07 20:08:41
和田ヶゐさん
こんにちは!
僕も正直これまでなんとなーく敬遠していた作品だったのですが、読んでみるとあまりの完成度に驚愕しました。
面白い、それはもちろんそうなのですが、「上手い」「見事」「凄い」の方がしっくりくるかも。
なんていうか、エンタメ小説の模範解答みたいな作品です。
返信する
Ocicatさん (hino)
2016-10-07 20:02:37
Ocicatさん
こんにちは!
伊坂幸太郎先生は正直これまでノーマークで、軽い気持ちで読み始めた本作ぎまさかこれほどの作品とはとちょっと衝撃でした。死神シリーズも追ってみます。情報ありがとうございます。
僕も本が好きでよく買っていたのですが、すぐに部屋が本で溢れてしまうのが悩みでした。仕方がないので定期的にブックオフに出張買取してもらっていたのですが、そのときの心の中を流れるドナドナがつらくてつらくて…。
Kindleの日本発売を一日千秋の思いで待ってました。
確かに紙の魅力は捨てがたいですが、何千冊の書斎を持ち歩け、二度とドナドナを聞かずにすむ魅力は僕にとってはそれを上回ります。小説&新書用に電子インクのKindleVoyage、雑誌&コミック用にiPadproを持ち歩いて場所を選ばない気ままな読書ライフを満喫しています。
池袋の記事をお読みいただきありがとうございます。残念ながら僕は吉祥寺はあまり行かないのですが、吉祥寺好きの知人が『「まめ蔵」というカフェのカレーが泣くぐらい美味しい!』と熱く語っていたのを思いだしました。
返信する
神崎和幸さん (hino)
2016-10-07 19:35:21
神崎和幸さん
こんにちは!
確かに最後のクライマックスは、ジェットコースターに立ち乗りしながらチェスを指すような、ドキハラ&どんでん返しが凄いスピードで繰り返され呼吸を忘れるレベルの面白さでしたね。
登場キャラ達の面白い会話に巧妙に伏線がちりばめられ、それが最高のタイミングで次々と回収されていく爽快感は見事の一言です。本当に凄い作品ですね!
返信する
これは (和田ヶゐ)
2016-10-07 19:21:25
読んだことも映画を見たこともないけど・・・おもしろいんですねやっぱり(@_@)
返信する
面白いですよね (Ocicat)
2016-10-07 17:38:36
こんにちは。
私も伊坂幸太郎氏の作品は好きでよく読みます。
ギャングシリーズの最新作「陽気なギャングは3つ数えろ」も最近読んだばかりでした。
死神シリーズその他色々好きな作品が多いですよ。
沢山本を読むのですが、キンドル版は未だ考慮中なんです。
古い人間なので やはり紙媒体が良いかなと思うのですが、どうなんでしょうか?

それと、良く池袋界隈の情報お書きになっているのでとても参考になります。
私も住まいの関係もあり池袋が馴染み深いのですが、飲み屋さん関係は全く知りません
でした。 新宿は全くダメです。 人が多すぎますね。
最近は吉祥寺に行く機会が多いのですが、何処かお勧めがあれば教えて頂きたいです。
返信する
Unknown (神崎和幸)
2016-10-07 17:36:17
こんばんは。

自分も「陽気なギャングが地球を回す」読みましたよ。
面白いですよね。
最終章への一連の駆け引きを秀逸だと思いました。
そのうえ登場人物たちの会話も楽しかったです!
返信する

コメントを投稿