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Obrigada, Portugalその1 リスボン1

2005-12-20 00:24:25 | 海外旅行記(ヨーロッパ)
 心配していた格安航空会社vueling(バル→リスボンが50ユーロ!)は、何の問題もありませんでした(機内に自販機が。こうやって低コストにしてるのね~)。快適な1時間半の空の旅(超熟睡)で、7つの丘の街リスボン(Lisboa)に到着です。フランスとスペインは時差がありませんが、ポルトガルは1時間の時差があるので、時計の針を1時間遅らせます。
  
 空港から街の中心までバスで20分。予約していたホテルは、到着したロシオ広場(Rossio)のすぐそばでした。少し時間的に余裕があったので、洗濯物をして、薄暗くなった頃に観光開始です。
 そうそう、ポルトガルでは窓の外に干された洗濯物をよく見るなぁと感じました。バルセロナとプロヴァンスでは感じなかったけど、どうだったっけ?
  
 まずは、リスボン名物のケーブルカーに乗りました(写真参照)。距離的に短くてすぐ到着するのですが、徒歩では少しキツい坂を登るのを助けてくれる、便利な乗り物です。
 リスボンに来たらファドを聞かねば、という訳で、地球の歩き方に載っていたお店で事前予約。ファドは9時から始まります。始まる前に街歩き。
   
 街中は、クリスマスのイルミネーションが施されていて、とってもロマンチックでした 通りごとに、どれも違う種類。かわいいし、目印にもなるので土地勘の無い人間にも便利です。

   
 その日の夕食。左は、前菜のソーパ・デ・レグーメス(野菜のポタージュスープ)。これはとっても美味しかったので、ポルトガルにいる間、毎日食べた挙句、お土産にも買いました。素朴な優しい味です。
 右は、食べたかったタコのリゾット。タコがすごく柔らかかった!驚いたのは、香り付けにパクチーが使われている料理が多かった事。東南アジアだけかと思っていましたよ。意外意外。

  
 街歩きの時間が押してしまったため、予約を入れたのにもかかわらず、ちょっと遅れてファドのお店に入店しました(ゴメンなさい)。
 ファドはポルトガルの民衆歌謡。哀愁とか郷愁とか、ポルトガル人にしか分からない気持ち(サウダーデ)を歌っているらしいのですが、曲調は意外に明るかったです。民族衣装を着た人たちの演奏もありました。しかも回りのお客さん(全員白人だった)は歌を知っているようで、みんなで手拍子したり歌ったりしていました(分からないのは私たちだけ)。有名な歌だったのかな?
 私たちが注目してしまったのは、歌の内容そのものよりも、後ろで演奏している二人のおじさん ギターを持っていなければ、そのままフツーに会社に出勤しそうな風貌(何故スーツなのか)。満員電車に揺られてそうです。こっそり「部長と専務」と名づけました(ぐりとぐらでも可)。
 表情を変えず、黙々と脇役に徹する双子のような二人。でも、その心にはファドに対する秘めたる情熱が。そう!彼らの生き様こそがサウダーデ(意味不明)。想像力をかき立てられる、かなりヒットなお二人だったのでした。

 ガイドブックによると夜中の2時まで続くそうなのですが、この日は11時で終了。タクシーを呼んでもらって、ホテルに帰ったのでした(うっかりチップを忘れてしまったのが心残りです。最後までダメな客でゴメンなさい)。デスクーペ。
 次はベレン地区観光です。 
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