Ca me plait beaucoup

1歳の娘との生活と日々の出来事、想う事、旅行の事などなどなど

土曜の日本語教育講座(途中地震有り)

2005-07-25 22:52:04 | 日本語教育
 いつものように講座を受けていた、その途中、震度5強の地震がありました。私はその時夢現を彷徨っていたのですが(いつもは違うんですよ←1人フォロー)、地震で現実に引き戻されました。結構長かったので、「首都直下大地震」が脳裏を掠めましたよ。あ~、怖かった!
 こういう時、先生ってすごいですね。ちゃんと授業を続ける事が出来るんです。ご年配のおとなしい感じの女性の先生だったのですが、その冷静さに感心しました。
  
 さてさて、今回の講座。毎週講座を受けていると、内容がリンクしてくる部分があります。語用論もその1つ。コミュニケーションには、言内ではなく、言外の意味があり、それについて考えるのが語用論らしいです。言葉の意味ではなく、話者の意図(行間)について考えるって事だとか。
 例えば、Aさんが、窓に近いBさんに向かって「暑いですね」と、声をかけたとします。この場合、言葉だけで見ると現在の室温について話しているだけですが、このシチュエーションではAさんはBさんに「窓を開けてほしい」と、暗にお願いをしているのです。「窓を開けてほしい」は、会話的推意であり、言葉だけを見ると捕らえられません。
 なる程、私達は会話をする時に、常に相手の意図を考えて会話をしている訳です。高文脈文化(言語コミュニケーション依存が低い文化)の日本語ならなおさらですね。高文脈文化が成り立つのは、日本社会が他民族国家でなく、共有概念が多くて行動様式が予測しやすいからだそうで。外国人がここを理解するのは難しいのかもしれません。  
  
 私、大学時代にも語用論の授業を受けたのですが、教科書が英語の上、先生の話がつまらなかったので途中挫折しちゃったのです。でも、講座で改めて概要を説明されて、なかなか面白そうな学問なので、惜しい事をしたなぁって思いました。その学問に興味が持てる持てないって、教えてくれる先生に拠る所、ありますよねぇ
  
 もう一つ面白かった事。言葉のジェンダーについての所で、先生が「日本語の教科書にこんな文が載っていました」と、こんな例を出したのです。
「今日は妻が留守なので、レストランで食事をしました。」
 これを読んで、外国人学習者は「言葉は分かるけど、言っている事がワカラナ~イ」って言うらしいです。「食事が作れない男性が教科書を作っているのでしょう(笑)」と先生は言っていました。これも日本の文化なのかしら~?今では日本の男性も大分変わって来たかなって、先生は付け加えてましたが・・・どうかな?

花火に向けて浴衣を購入

2005-07-25 02:26:54 | お出かけ
 友達に新宿で買い物をするのに付き合ってもらいました。目当ての品を購入した後、私が「浴衣が見たい」と言ったら、それにも付き合ってくれるというので、2人で私がいつも行く新宿の小田急へ。
 今年の夏は、以前よりも浴衣姿の人を見かけるような気がします。流行かな?私も週末の隅田川の花火大会(近所)に向けて、浴衣がほしいなぁ~と思っていたのです。
  
 どこのデパートもそうですが、小田急も現在浴衣コーナーを設けていて、たくさんの浴衣を見る事が出来ます。でも、あまりにもたくさんありすぎて、どれが良いのか分からない状態。取り合えずおばさん、もとい店員さんに手伝ってもらい、いろいろ試着をしてみました。
 紺、濃紺、えんじ色、3着試したのですが、イマイチ決め手に欠け、デパートらしくお値段も良いので「もう少し考えます~」と言って、帰ろうとした時。友達が「これ良いんじゃない?」と手に取った浴衣があったのです。

 ツモリチサトの白と薄緑のグラデーションで菖蒲の柄の浴衣。私は色白で顔がぼんやりしているので、意識的に薄い色は避けていたのですが、キレイだったので試してみました。これが意外な事にしっくり合ったのですその上、周りのおばさん達(だから店員さんなんですが)が、わらわらと寄ってきて、みんなで口々に絶賛してくれるもんだから(一応似合わないのは似合わないと言われたので、素直に受け取りたい)、私も「これは運命的だわ~(すぐこう思う)」と思って、かなり予算オーバーなのですが購入してしまいましたあは。満足♪でも、これはもとを取るために、毎週着なければなるまい(苦笑)。

 友達もつられて浴衣を試着。男の子で浴衣を今まで着た事が無かったらしいのですが、かなり様になっていました。やはり日本男子の着物姿は良いですね!彼もここに連れてきたいなぁと思いましたよ。
  
 帰宅後、彼に早速浴衣姿を披露しました!・・・でも、浴衣を着るって難しい!帯の結び方が上手くいきません。これは土曜に向けて、毎日特訓が必要ですねぇ
 →コメント欄におまけ記事有ります