日本人が日常で使っている「こそあど言葉(指示詞)」。本日は、日本語を話す上で欠かせない、この指示詞の講義を受けました。
指示詞を使用する時、どの場合が「ここ」で、どの場合が「そこ」なのか。日本語話者ではない人に説明する事は難しい。講義では、「ここ」と「そこ」には、話し手と聞き手のテリトリ・縄張りで2種類に分けられる、と教わりました。
●1つは「融合型」話し手と聞き手が同じテリトリにいる場合です。
例:運転手さん、そこの角を左に曲がって下さい。
この場合、話し手と聞き手は同じタクシーの中、つまり同じテリトリにいて、「そこ」は、テリトリの外にある物を指します。この場合だと、「ここ」は話者と聞き手のテリトリ内の物を指します。
●もう1つは「対立型」話し手と聞き手が別のテリトリにいる場合です。
例:ねぇ、そこの青年、ボール取って!
この場合、「そこ」は聞き手(青年)のテリトリ内にあります。この場合に「ここ」を使用すると、それは話者のテリトリ内にある物を指す事になります。
では「あれ・あの・あそこ」は?
例:明日の飲み会には、あの人も連れてきなよ。
この場合、「あの人」は、話し手、聞き手が、共に知っている人(情報を共有している)。つまり2人は同じテリトリ内にいる状態です。「あ」系の指示詞は、全てこの状態の時に使われるので、前述のような型は存在しません。
普段何気なく使用する指示詞、でも、こんなルールの下に使用しているんですね。・・・これをちゃんと使い分けている日本人って、すごいかも・・・(?)って思っちゃいましたよ。
昨日は、月曜から冷戦状態だった彼と、やっと仲直りしました(と言うか、私が一方的にムッとしてただけ?)。久々に彼の背中に体を預け、安心感を感じました。無駄に意地張ってじゃダメですねぇ。
指示詞を使用する時、どの場合が「ここ」で、どの場合が「そこ」なのか。日本語話者ではない人に説明する事は難しい。講義では、「ここ」と「そこ」には、話し手と聞き手のテリトリ・縄張りで2種類に分けられる、と教わりました。
●1つは「融合型」話し手と聞き手が同じテリトリにいる場合です。
例:運転手さん、そこの角を左に曲がって下さい。
この場合、話し手と聞き手は同じタクシーの中、つまり同じテリトリにいて、「そこ」は、テリトリの外にある物を指します。この場合だと、「ここ」は話者と聞き手のテリトリ内の物を指します。
●もう1つは「対立型」話し手と聞き手が別のテリトリにいる場合です。
例:ねぇ、そこの青年、ボール取って!
この場合、「そこ」は聞き手(青年)のテリトリ内にあります。この場合に「ここ」を使用すると、それは話者のテリトリ内にある物を指す事になります。
では「あれ・あの・あそこ」は?
例:明日の飲み会には、あの人も連れてきなよ。
この場合、「あの人」は、話し手、聞き手が、共に知っている人(情報を共有している)。つまり2人は同じテリトリ内にいる状態です。「あ」系の指示詞は、全てこの状態の時に使われるので、前述のような型は存在しません。
普段何気なく使用する指示詞、でも、こんなルールの下に使用しているんですね。・・・これをちゃんと使い分けている日本人って、すごいかも・・・(?)って思っちゃいましたよ。
昨日は、月曜から冷戦状態だった彼と、やっと仲直りしました(と言うか、私が一方的にムッとしてただけ?)。久々に彼の背中に体を預け、安心感を感じました。無駄に意地張ってじゃダメですねぇ。