いつものように講座を受けていた、その途中、震度5強の地震がありました。私はその時夢現を彷徨っていたのですが(いつもは違うんですよ←1人フォロー)、地震で現実に引き戻されました。結構長かったので、「首都直下大地震」が脳裏を掠めましたよ。あ~、怖かった!
こういう時、先生ってすごいですね。ちゃんと授業を続ける事が出来るんです。ご年配のおとなしい感じの女性の先生だったのですが、その冷静さに感心しました。
さてさて、今回の講座。毎週講座を受けていると、内容がリンクしてくる部分があります。語用論もその1つ。コミュニケーションには、言内ではなく、言外の意味があり、それについて考えるのが語用論らしいです。言葉の意味ではなく、話者の意図(行間)について考えるって事だとか。
例えば、Aさんが、窓に近いBさんに向かって「暑いですね」と、声をかけたとします。この場合、言葉だけで見ると現在の室温について話しているだけですが、このシチュエーションではAさんはBさんに「窓を開けてほしい」と、暗にお願いをしているのです。「窓を開けてほしい」は、会話的推意であり、言葉だけを見ると捕らえられません。
なる程、私達は会話をする時に、常に相手の意図を考えて会話をしている訳です。高文脈文化(言語コミュニケーション依存が低い文化)の日本語ならなおさらですね。高文脈文化が成り立つのは、日本社会が他民族国家でなく、共有概念が多くて行動様式が予測しやすいからだそうで。外国人がここを理解するのは難しいのかもしれません。
私、大学時代にも語用論の授業を受けたのですが、教科書が英語の上、先生の話がつまらなかったので途中挫折しちゃったのです。でも、講座で改めて概要を説明されて、なかなか面白そうな学問なので、惜しい事をしたなぁって思いました。その学問に興味が持てる持てないって、教えてくれる先生に拠る所、ありますよねぇ。
もう一つ面白かった事。言葉のジェンダーについての所で、先生が「日本語の教科書にこんな文が載っていました」と、こんな例を出したのです。
「今日は妻が留守なので、レストランで食事をしました。」
これを読んで、外国人学習者は「言葉は分かるけど、言っている事がワカラナ~イ」って言うらしいです。「食事が作れない男性が教科書を作っているのでしょう(笑)」と先生は言っていました。これも日本の文化なのかしら~?今では日本の男性も大分変わって来たかなって、先生は付け加えてましたが・・・どうかな?
こういう時、先生ってすごいですね。ちゃんと授業を続ける事が出来るんです。ご年配のおとなしい感じの女性の先生だったのですが、その冷静さに感心しました。
さてさて、今回の講座。毎週講座を受けていると、内容がリンクしてくる部分があります。語用論もその1つ。コミュニケーションには、言内ではなく、言外の意味があり、それについて考えるのが語用論らしいです。言葉の意味ではなく、話者の意図(行間)について考えるって事だとか。
例えば、Aさんが、窓に近いBさんに向かって「暑いですね」と、声をかけたとします。この場合、言葉だけで見ると現在の室温について話しているだけですが、このシチュエーションではAさんはBさんに「窓を開けてほしい」と、暗にお願いをしているのです。「窓を開けてほしい」は、会話的推意であり、言葉だけを見ると捕らえられません。
なる程、私達は会話をする時に、常に相手の意図を考えて会話をしている訳です。高文脈文化(言語コミュニケーション依存が低い文化)の日本語ならなおさらですね。高文脈文化が成り立つのは、日本社会が他民族国家でなく、共有概念が多くて行動様式が予測しやすいからだそうで。外国人がここを理解するのは難しいのかもしれません。
私、大学時代にも語用論の授業を受けたのですが、教科書が英語の上、先生の話がつまらなかったので途中挫折しちゃったのです。でも、講座で改めて概要を説明されて、なかなか面白そうな学問なので、惜しい事をしたなぁって思いました。その学問に興味が持てる持てないって、教えてくれる先生に拠る所、ありますよねぇ。
もう一つ面白かった事。言葉のジェンダーについての所で、先生が「日本語の教科書にこんな文が載っていました」と、こんな例を出したのです。
「今日は妻が留守なので、レストランで食事をしました。」
これを読んで、外国人学習者は「言葉は分かるけど、言っている事がワカラナ~イ」って言うらしいです。「食事が作れない男性が教科書を作っているのでしょう(笑)」と先生は言っていました。これも日本の文化なのかしら~?今では日本の男性も大分変わって来たかなって、先生は付け加えてましたが・・・どうかな?
ひなたけさんの言語学(というの?)のお話は
すごく楽しいし、羨ましいです。
(高校のときに進路を語学系か科学系で悩んだんです)
確かに日本語って言葉のウラの意味が
会話の大きな部分を占めていますよね。
だから私は英語で「~してください」ってストレートに言うのが
なんとなく言いにくい感じがします。
日本語に関しては主語の省略が面白いなと思っているのですが
そんな授業を受けていたら是非記事にして教えてくださいね~。
ブログを拝見して、英語が堪能な方なのだろうなとは思っていたのですが、なんと!英語の言語学を専攻していらしたのですか!
言語学って面白いですね♪日本語も、毎日使用しているからこそ気づかない事も多くて、講座を受けていると発見の連続です。私は大学時代、いかに楽に単位を取るか、な~んて事ばかり考えていたのですが、あの時もう少し真面目に取り組めば良かったなぁと感じています
>クローカさん
お帰りなさいませ~☆充実したパリ旅行羨ましい&私も行きたいです!ご挨拶が遅れていますが、旅行記楽しみに読んでます
私からしたら、理系の方がとても羨ましいですよ。クローカさんみたいに、理系の知識を持って文系の学問にも取り組んでいる事は素晴らしいです逆は難しいです。
主語の省略、日本語の特徴ですね。話を聞いたら記事にしますね~。
日本人は得意だったハズなのに
年齢に関係なく言葉の意味を幅広く理解、もしくは推察出来ない人
とっても増えているような気がします
そんな時にちょっとイライラ感があるのは
個人的ワガママだったんだなぁ
(視界がちょっぴり広がったカモ)
ジェンダー的文例
当たり前すぎて気づかなかった
言われて見れば納得
まだまだ日本人のジェンダー的意識改革は遠そうだわ
日本語の教科書の例、な~るほどの後に笑いがやってきますね。こういうのもあるらしいです。
→「妻に出かけられて困りました」
ぷぷっ(笑)