A.himeのフォト日記

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吉野の桜が危ない?

2011-04-15 | 写真と旅
吉野山の桜を見に行ったのは、これで3度目です。

1度目は10年以上も前のこと。会社の慰安旅行で行きました。この時は時期が遅かったのか、かなり散っていましたが、それでも桜の木の下でお弁当を広げ花見を楽しんだことを覚えています。

2度目は2004年4月6日。今回とは別の友人とバスツアーに参加しました。ベストシーズンと言うことで吉野山へ続く道は大渋滞で近くまで来ているのにたどり着かないもどかしさがありましたが…吉野山は桜におおわれ、大感動!でした。

この感動を今回同行の友人に見せてあげたくて、今回のツアー参加になったのですが…

<2011年4月12日撮影>

吉水神社の絶景ポイントからの眺め

下千本・中千本の桜はちょうど見ごろで、とてもきれいだったのですが、以前のような感動はなく…^^; 3度目だから?それとも時期が少し早かった?などと考えてみるのですが、以前とはどこか違っているような…

前に来たときもあったのかどうかは定かではないのですが、数か所ハゲ山のようなところがあり、とても気になりました。山火事?水害? 苗木が植林され、めだたないように下草らしきものが植えてあるようなのですが、ちょっと寂しい感じです。


矢印のところは若木のようです…花はまばらで、山肌が目立ちます。


矢印上のアップ


矢印下のアップ

とても気になったので、帰ってから調べてみました。

吉野の桜は現在200種約3万本あり、そのほとんどが日本古来のシロヤマザクラです。一般によく見られるソメイヨシノでなく、これだけヤマザクラが群生しているところは他にはないそうで、吉野が日本一美しい桜の名所として知られる理由の一つです。

2008年4月、その吉野の桜に異変が起きつつある、というニュースが報じられました。樹勢が衰えた桜の木には、コケや菌類が繁殖し、立ち枯れなどの被害が多数出ていると言う…。

枯れた桜を調査すると、多くの桜に腐食による空洞があり、土壌が樹木を腐らせる菌に汚染されていると報告されました。このまま放置すると、銘木が次々に枯れてしまい、数年でほとんどの桜が枯れてしまうのだそうです。

この美しい吉野の山を守るために、吉野山保勝会、吉野山の桜を守る会、読売新聞、そして地域の住民が一体となって、桜の木の管理や保全、植樹活動、募金活動、などを行っているそうです。

そうだったんですね~!

そう言えば帰りのバスの中で添乗員さんが、「桜を守るため、一人50円の寄付をしてきました」と言っていました。

日本一の美しい山、桜の吉野山、
ぜひ、蘇ってほしいですね。


訪問ありがとうございます。

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