最近中国の歴史ドラマにはまっています。
前回紹介した「三国志」もそうですが、年末から1月にかけて同じく無料動画配信サイトGaOにて「劉邦と項羽」が始まりました。
『劉邦と項羽』(りゅうほうとこうう)(原題:『漢劉邦』)は、1997年に制作された中国のテレビドラマで、中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された中国の歴史書『史記』を元に、漢の高祖・劉邦の生涯を描いた歴史ドラマです。
絶対権力を誇った秦の始皇帝亡き後、ふたりの英雄(劉邦と項羽)が自らの覇権を目指して対峙した紀元前3世紀の群雄たちの攻防を描き、秦王朝の滅亡から高祖が漢王朝の礎を築きあげるまでを、大迫力のスケールで描いた歴史巨編。全35話。
「劉邦と項羽」の物語は司馬遼太郎氏の小説「項羽と劉邦」(新潮文庫)や横山光輝氏の漫画『項羽と劉邦』などで日本でも多くの人に愛されています。ドラマでは劉邦を中心に漢王朝ができるまでの歴史として描かれていますが、司馬氏の小説では項羽と劉邦の人物像も掘り下げて描かれているようです。是非読んでみたいですね。余談になりますが、歴史小説作家の第一人者「司馬遼太郎」氏のペンネームは、この史記を書いた司馬遷から名付けたと言われています。
GaOドラマ「劉邦と項羽」
ドラマはとても面白いです。三国志にも出てきましたが、それぞれの軍には英傑を中心に軍師なるものがいて様々な策略(軍略・計略)をめぐらし、腹のさぐりあい、だましあい、情勢をみてあっちについたりこっちについたり・・・戦術は素朴で残虐なシーンもありますが、近年の戦争シーンに比べれば人間味も感じられます。
ただ毎日更新なので見るのが大変。年末はなにかと忙しくて見られなかったので、1月に入ってからはPCにかぶりつき、まとめて見ました。おまけに三国志の第三部も1月から毎日更新がはじまり、似かよった時代背景で同じような名の登場人物が出てくるので、ややこしくて・・・結局「劉邦と項羽」を一気に見て、後で「三国志」を一気に見て・・・とにかくず~っと見てました。
字幕を読まなくてはならないので、何かをしながら・・・ってできないし。
前にも書いたように「三国志」はより以上に面白いです。こちらは第四部、第五部とまだまだ続くので目が離せません。
GaOドラマ「三国志」
【ドラマの時代背景】
始皇帝が初めて中国を統一し、秦の時代が始まります。
秦(B.C.221-B.C.207)
秦朝は始皇帝以後3代 約14年で衰退。
ここから「劉邦と項羽」のドラマが始まります。
ドラマでは数々の戦いの後、劉邦が天下を取り、漢王朝を築くところまでが描かれています。紀元前3世紀頃のお話です。
漢の時代が始まり、その後も様々な後継者争いが絶え間なかったようです。(どこの国も同じですね~)
前漢(B.C.206-A.C.8)劉邦 他15代
新(9-23) 1代
後漢(25-220)光武帝他14代
400年余り続いた漢が衰退し、群雄割拠の時代がはじまります。ドラマ「三国志」はこの頃(紀元後2~3世紀)のお話です。
数々の戦いの後、蜀(劉備)・魏(曹操)・呉(孫権)が全土を3分して統治することになり、三国時代へと突入です。蜀の劉備は漢の第6代皇帝景帝の第8子だそうで、「劉邦と項羽」に出てくる劉邦の子孫と言うことになるのでしょうか。人物像もなんとなく似ていて、余計に混同しそう・・・^^;
三国時代
蜀(221-263) 蜀・劉氏 劉備他2代
魏(220-264) 魏・曹氏 曹操他5代
呉(222-280) 呉・孫氏 孫権他4代
その後、司馬氏率いる西晋(265-316)4代、東晋(317-420)11代へと続きます。
歴史は全くの苦手で嫌いな科目でしたが、こうしてドラマで見ると、世界史も日本史もなかなか面白いものですね。小説となると描く側面によって、善者にも悪者にもなるし・・・ほんと、面白い。
同じく11世紀、宗の時代のシルクロードを舞台に描かれた映画(井上靖原作)「敦煌」も今GaOで配信しています。昔劇場で見て感動した映画です。これも見なくっちゃ。2月1日まで。
GaO映画「敦煌」
そして近く「水滸伝」も配信される予定で、まだまだPCにかぶりつき、ドラマ三昧の日々が続きそうです・・・^^;
前に書いた関連記事
☆映画『レッドクリフ』・・・壮大な歴史ドラマ(2008/12/8)
☆中国ドラマ『三国志』が面白い!(2008.12.23)
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前回紹介した「三国志」もそうですが、年末から1月にかけて同じく無料動画配信サイトGaOにて「劉邦と項羽」が始まりました。
『劉邦と項羽』(りゅうほうとこうう)(原題:『漢劉邦』)は、1997年に制作された中国のテレビドラマで、中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された中国の歴史書『史記』を元に、漢の高祖・劉邦の生涯を描いた歴史ドラマです。
絶対権力を誇った秦の始皇帝亡き後、ふたりの英雄(劉邦と項羽)が自らの覇権を目指して対峙した紀元前3世紀の群雄たちの攻防を描き、秦王朝の滅亡から高祖が漢王朝の礎を築きあげるまでを、大迫力のスケールで描いた歴史巨編。全35話。
「劉邦と項羽」の物語は司馬遼太郎氏の小説「項羽と劉邦」(新潮文庫)や横山光輝氏の漫画『項羽と劉邦』などで日本でも多くの人に愛されています。ドラマでは劉邦を中心に漢王朝ができるまでの歴史として描かれていますが、司馬氏の小説では項羽と劉邦の人物像も掘り下げて描かれているようです。是非読んでみたいですね。余談になりますが、歴史小説作家の第一人者「司馬遼太郎」氏のペンネームは、この史記を書いた司馬遷から名付けたと言われています。
GaOドラマ「劉邦と項羽」
ドラマはとても面白いです。三国志にも出てきましたが、それぞれの軍には英傑を中心に軍師なるものがいて様々な策略(軍略・計略)をめぐらし、腹のさぐりあい、だましあい、情勢をみてあっちについたりこっちについたり・・・戦術は素朴で残虐なシーンもありますが、近年の戦争シーンに比べれば人間味も感じられます。
ただ毎日更新なので見るのが大変。年末はなにかと忙しくて見られなかったので、1月に入ってからはPCにかぶりつき、まとめて見ました。おまけに三国志の第三部も1月から毎日更新がはじまり、似かよった時代背景で同じような名の登場人物が出てくるので、ややこしくて・・・結局「劉邦と項羽」を一気に見て、後で「三国志」を一気に見て・・・とにかくず~っと見てました。
字幕を読まなくてはならないので、何かをしながら・・・ってできないし。
前にも書いたように「三国志」はより以上に面白いです。こちらは第四部、第五部とまだまだ続くので目が離せません。
GaOドラマ「三国志」
【ドラマの時代背景】
始皇帝が初めて中国を統一し、秦の時代が始まります。
秦(B.C.221-B.C.207)
秦朝は始皇帝以後3代 約14年で衰退。
ここから「劉邦と項羽」のドラマが始まります。
ドラマでは数々の戦いの後、劉邦が天下を取り、漢王朝を築くところまでが描かれています。紀元前3世紀頃のお話です。
漢の時代が始まり、その後も様々な後継者争いが絶え間なかったようです。(どこの国も同じですね~)
前漢(B.C.206-A.C.8)劉邦 他15代
新(9-23) 1代
後漢(25-220)光武帝他14代
400年余り続いた漢が衰退し、群雄割拠の時代がはじまります。ドラマ「三国志」はこの頃(紀元後2~3世紀)のお話です。
数々の戦いの後、蜀(劉備)・魏(曹操)・呉(孫権)が全土を3分して統治することになり、三国時代へと突入です。蜀の劉備は漢の第6代皇帝景帝の第8子だそうで、「劉邦と項羽」に出てくる劉邦の子孫と言うことになるのでしょうか。人物像もなんとなく似ていて、余計に混同しそう・・・^^;
三国時代
蜀(221-263) 蜀・劉氏 劉備他2代
魏(220-264) 魏・曹氏 曹操他5代
呉(222-280) 呉・孫氏 孫権他4代
その後、司馬氏率いる西晋(265-316)4代、東晋(317-420)11代へと続きます。
歴史は全くの苦手で嫌いな科目でしたが、こうしてドラマで見ると、世界史も日本史もなかなか面白いものですね。小説となると描く側面によって、善者にも悪者にもなるし・・・ほんと、面白い。
同じく11世紀、宗の時代のシルクロードを舞台に描かれた映画(井上靖原作)「敦煌」も今GaOで配信しています。昔劇場で見て感動した映画です。これも見なくっちゃ。2月1日まで。
GaO映画「敦煌」
そして近く「水滸伝」も配信される予定で、まだまだPCにかぶりつき、ドラマ三昧の日々が続きそうです・・・^^;
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