A.himeのフォト日記

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大助のこと・・・

2006-05-11 | わんちゃん
サンゴさんより素適なお話をいただきました・・・


盲導退役犬・・大助について (サンゴ)

                  2006-05-11 21:03:04

大助について書き込みたいと思いますがなにぶんにも古くて遠いお話ですので記憶がはっきりしていない部分がありますのでお許し下さい。

犬との出会い・・・
主人が犬を飼いたいと言い出したのが1990年ごろでした。その時家には子供が拾って来た「茶トラ」の猫がいて私は犬が苦手でいい返事をしませんでした。そんな時隣の諏訪市の獣医のF先生が盲導犬協会の繁殖犬ボランティアをしていてパピーウォーカーを募集している事を知り「ああ・・一年位ならいいかな・・」と軽い気持ちで飼い始めました。大助は1992年6月28日に3頭目の子犬として我が家にやって来ました。男の子ですから繁殖犬にしますが試しに訓練にも入れますが・・と言う事で預かりまた。男の子で力は強く2回ほど鎖を切って脱走したりオシッコやウンチは散歩中にするし・・前の2頭は女の子で全然そんな事なかったので驚いてしまったものでした。

躾け・・について・・
優秀な両親から生まれた子ですから命令系統はすぐ覚えますが一番大変だったのは散歩に出る前に必ず排便を済ます事・・「ワン・ツウ・ワン・ツウ」の掛け声でさせる事・・しなかったらするまで散歩はしない・・
泣かないように躾ける事・・鳴いたら「ノー」鳴いたら「ノー」・・霧吹きに少し酢をいれて鳴いたらさっと鼻先に降りかけたり・・クチの中に思い切り拳を入れたり舌をひっぱったりで・・この2点が大変でしたね・・細かい事色々ありますが、とにかく身体に触って可愛がってやる事でした。
協会に返した大助が盲導犬になったと聞いた時に「ええぇ~~あんなやんちゃ坊主が』と驚きでしたそれも10ヶ月というスピードで・・

山梨の河口湖町でユーザーのKさんの元で活躍して沖縄~北海道・ヨーロッパ・四国88ヶ所めぐり、とにかく活動的でした。Kさんの娘さんの結婚式ではお父さんと3人でヴァージンロードも歩いたんだって・・大助の事は絵本にもなっていますよ。

2年前に退役し今は上田市のSさんの元で静かに余生を送っています。
犬の一生は短いですよね・・次男が小5の時に来て、今27歳なのに大助は人間でいったらもう80歳足取りも顔もすっかり老犬です。だから大事に愛情いっぱいそそいで最後までみとってあげたいです。

これからボランティアするとしたら大変ですが退役犬を預かりたいと思います。
パピーさんユーザーさんの想いを大切にして楽しく交流していけたらいいなぁと・・思っています。


 サンゴさん、ありがとうございました・・・
コメントをいっぱいお願いします。hime
コメント (3)
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