ひきた小児科クリニック(群馬県桐生市 疋田小児科医院)

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国際頭痛学会2019年ダブリンに行って(学会参加記 12)

2019-10-16 12:00:00 | 旅行・食事・学会参加
国際頭痛学会2019年ダブリンに行って(学会参加記 12)

 ダブリン4日目、つまり学会最終日は学会に出席して頭痛全般の講演を聴きました。学会終了後、英国への移動は夕方であったため、ギネス・ストアハウスの見学へ行きました。ここではギネスビールの歴史などを見ることができます。ホテルのフロントでは路面電車で行くと良いと教わったので、ホテル近くの駅で路面電車に乗ろうとしました。しかし、券売機の前でチケットの購入法方が良く分らず迷っていると現地の人が助けてくれました。そして、すぐに別の外国人老夫婦が悩んでいてやはり、同じ現地の人がチケットの購入を手伝っていました。偶然その老夫婦のギネスに行くとのことでしたので一人では写真も撮れないので一緒に行くことにしました。老夫婦は米国から来ていました。ギネス・ストアハウスではギネスの歴史、ビールの造り方、ビールの飲み方などを見学してきました。そして見学後に展望台で1パイントのビールが飲めるようになっています。私は黒ビールが得意ではないのですがここでは美味しく頂きました。おつまみもないのでギネスビールを味わいました。そして、帰りも老夫婦と一緒に帰ったところ同じホテルでした。老夫婦はそのままツアーに戻り、私は有名なテンプルバーに行きました。このテンプルバーではペールエールを飲みました。そうしているうちに時間が来たのでホテルに戻りバスで空港へ向かいました。

 私はギネスビールというとスチューデントのt検定を思い出します。スチューデントのt検定は統計の用語ですが、これは統計学者のスチューデントさんが考案した統計手法で医学の世界でよく使用されます。スチューデントさんはギネスビール社の社員で統計を使用してどうしたらビールの原料である大麦をたくさん収穫できるか、美味しいビールがたくさんできるかなどを研究していました。ちなみに、スチューデントはペンネームで本名はウィリアム・ゴセットさんで、ギネスという企業に勤めていたためペンネームで論文を発表していたということです。

つづく

ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

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