水痘ワクチンに関する記事が出ていました。
「水ぼうそう、定期接種に…年間100万人が感染
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131222-00000124-yom-sci」
記事によると「政府は、子どもの命を奪うこともある水痘(水ぼうそう)を予防する小児用ワクチンを、予防接種法に基づいて自治体が行う定期予防接種に加える方針を固めた。」とのことです。
これまで、任意接種であった水痘がいよいよ公費で接種できるようになります。
記事には「全身に発疹ができる水痘は、厚労省の推計では小児を中心に年間に約100万人が感染し、20人程度が死亡する。ワクチンは患者を大幅に減らせると期待され、1~2歳までに一定期間を置いて2回接種する。」ともあります。
水痘ワクチンは小児に必要なワクチンなので定期接種になることは大変喜ばしいことです。困るのは、定期接種になるまで待ってしまう方が出てくることです。確かに個人負担が無料になることは良いことですが、それまで待っていて感染してしまって死亡してしまっては意味がありません。1歳以上のお子さんは定期接種化を待つことなく接種することをお勧めします。
ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/
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