WiFi 防犯カメラ、WiFi コンセントのお話

　このところ、世相の悪さを反映して？か、防犯カメラや防犯灯などの相談をよく受けますが、同じ防犯カメラなのに、耳慣れない WiFi 監視カメラ、IP カメラ、ネットワークカメラなどと、いろいろな表現で紛らわしく皆様、混乱されているようです。

最近は宅内まで光ケーブルなどでLANが引き込まれ、家庭内では無線LANで各種のデバイス（装置）に WiFi 接続するケースも多くなりました。そのような場合、WiFi  接続を介して監視（防犯）カメラや WiFi コンセントに接続した各種デバイスを遠隔操作することが可能になります。
また、近ごろのパソコンはスマホのように内臓カメラを持つものが多く、それまでは USB 接続による外付けカメラで SNS のビデオ通話などを楽しんでいました｡

ここで扱うものはそれとは異なる、WiFi による無線接続が可能な、いわゆるカメラ自体が IP アドレスを持った種類のものを指します。

highdy の実施例
　自宅や別宅に複数の防犯カメラを取り付け、自分が何処にいてもパソコンやスマホで遠隔操作して監視しています。必要に応じて時間を自由に設定しての録画や双方向の音声通信も可能です。また、WiFi コンセントに照明やパソコン、観賞魚の自作給餌装置などを接続し、旅行中に遠隔操作をします。また、ソーラー充電式の人感センサー・明暗センサー付防犯灯も利用しています。

監視カメラ購入時には技適マーク、IP規格の注意
　カメラの技術仕様は多くの選択肢があり、自分の希望に合ったものを選択するのは結構大変です。しかし、それによる利益を得る業務用でない限り、高いものを選定しないことです。
総務省令で定められた「技適マーク」（2.4GHz帯を使用した「高度化省電力データ通信システム」という電波法に基づく基準認証）を取得した機器を選定する必要があります。技術基準適合証明等を受けていない電波法に違反するワイヤレス監視カメラには注意が必要です。（余程の障害が起ころない限り、通常バレることはないのですが、）特に、空港に近い場所などでは飛行機の航行に影響する場合もあります。　参考資料

　highdy は5,000円前後の室内用を購入し、軒下で３～４年以上使用して何ら問題は起きていません。しかし、季節の湿潤時にはカメラ本体や防水カバーには結露の問題があり、屋外で使用する場合は防滴型、場所によっては防水型を計画すべきです。
IP 規格(防水・防塵規格：Ingress Protection standard)には種類がありますので、注意しましょう。(IP66以上を推奨）

WiFi コンセントを購入する際の注意事項
　欧米向けや日本向けがあり、欧米向けのものはアース端子の付いた3本端子が多く、日本向けのものは皆様ご存知の2本端子で、プラグ（オス側）の寸法は左右同じです。

　

同じ2本端子でもコンセント（メス側）の差し込み口は、左の接地（アース）側のが大きく（約9㎜）、右の電圧側が小さく（約7㎜）なっていることがあります。

多くの日本のプラグ（オス側）は左右同じサイズですが、外国製のものは左右の大きさが異なる場合があります。もし、異なるサイズの WiFi コンセントを購入すると、壁のコンセントにWiFi コンセントのプラグが入らないことがあります。
「防犯カメラ」、「IP カメラ」、「ネットワークカメラ」や「WiFi コンセント 使い方」などで検索すると、YouTube に凄く沢山の投稿があります。

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