highdy の気まぐれブログ

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能ある鷹は爪を砥げ!

2020年09月19日 | 処世訓(highdy のことば)



間違えでは? いいえ、正しいのです
 諺では「能ある鷹は爪を隠す」ですが、これは highdy の人生における戒めの言葉です。自分では新入社員に言ってもいい言葉と思っています。自らも若い頃から実践してきたことです。
その真意は、人生というものはいつ何が起きるか分からないものです。その中で逞しく生きるためには、いつ会社が倒産しても、クビにされても、その「環境に柔軟に対応できる知識技術を身につけること」に励めということを意味しています。
現代に当てはめても間違ったものではなく。いま正にその考えが生きているのではないでしょうか。このコロナ禍のや危機的状況にあって、経営難から人員削減をはからざるを得ない企業は多いものです。
その時に、常日頃こっそり砥いだ爪(知識や技術)が活かされてくるものです。
特に若い方に「いま、あなたにできることは何ですか? 時間を有効に使っていますか?」と訊きたいです。
                 
大企業より中小企業のレベルが高い
 highdy の職歴は、中小企業、大企業、スーパーゼネコンまでも経験しています。
それぞれに良い点悪い点がありますが、大きくなるに従って技術のレベルは下がり、知識のレベルになります。
表現は適切ではありませんが
大手企業ほど「頭でっかち」で学術的な知識レベルは高くて偉そうなことを言っていますが、では「あなた、やってごらん!」と言われて実践できる社員は非常には少ないです。製造器具は別にしても、メンテナンス工具の基礎的な使い方も知らない方が沢山おられます
その点中小企業では、若い社員だって素晴らしい設計技術、加工技術や見極め技術を持った社員は多いです。
大手の方はすぐに何(機械・工具・検査具)が無いから・・・になりますが、中小企業ではそれが不足しても工夫してつくる技術を持っています。
highdy のいた大手企業では、たまたま知識・技術の両方を兼ね備えて持っていたので、国内でも大きなシェアを持つ数多くの製品を世に出すことができていました。殆どの国民がその恩恵を受けていると言っても、過言でない程の製品が沢山あります。
          
知識や技術を持つということ
 上記のような状態にありながら、つまり、自分ではつくれないのに大企業が中小企業の上に立てるのはなぜか?ということです。それは単に知名度や資本力の問題ではなく、自分にできないことは他人にやってもらうための管理能力です。
中小企業では、人材の育成・管理、設計・製造の合理化、特許技術の管理、プロジェクトの進行管理など等、資金力の問題も絡みますが、あらゆる面で少ない人数でのやり繰りが必要です。すなわち、人材の多能化が要求されます。
highdy の場合も、その典型的なパターンで、本来は設計技術者でありながら、企画・開発・設計・製造・現場施工管理まで一貫して、独りで機械・電気・計装・配管・土木、その他試運転指導など数々の多分野に関わってきました。専門が異なるために数多くの恥もかくこともありましたが、それがすべて知識になりました
大手企業に入社できたのもそれが評価され、実際に入社してからもそれが幸いして異色の活躍(ほんまに?)ができました。いつも言う「知識と技術は宝」だったのです。
中小・零細企業であっても伝票1枚、図面1枚、電話応対一つにしっかりした管理能力を持ち、常に新しい発想に心がければ大きく成長できるものです。爪を砥ぎましょう!

パソコンも同じです!
 highdy も専門家からみれば、笑われるレベルの知らない技術は沢山あり、ひよこです。でも、PCの入門者、初心者にとっては「雲の上の人」に思えるかも知れません。分かっている方には、単語を一つ二つ言えば済むことを1頁も2頁も割いて説明しています。それは「爪を研いで」独学で勉強したので、分からない方の気持ちが理解できているからです。特にPCの場合、同じ結果を得るのにいろんな方法があり、すべては書きつくせませんが、それなりに努力しているつもり(?)です。
人生死ぬまでが勉強なので、立ち止まることなく、これからも皆様と共に頑張ります。





本日もご来訪いただきありがとうございました。
皆様のポチ ポチッ! に心から感謝します。


   


コメント (8)    この記事についてブログを書く
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8 コメント

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highdyさんへ (カヌマ)
2020-09-19 07:23:26
なるほど、です(笑顔)
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ありがとうございます。 (highdy)
2020-09-19 10:33:21
カヌマ さん

いつもも参考になる記事をありがとうございます。
「なるほど」と思って頂ければ、幸せです。
一部では、「そんな馬鹿な!」と思っておられる方もおられると思いますが、それはそれで笑って頂いていいと思います。私の処世訓ですから・・・。
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Unknown (comet3)
2020-09-19 12:21:48
最近では中小企業でもオールマイティーに仕事をこなせる人が少なくなっています。
50代半ばぐらいに境目があり、そこから下の人たちからどんどん減っているように感じます。
子供の頃の経済状態が影響しているのかもしれませんね。
私の家は貧乏で遊び道具は買ってもらえないから自分たちで工夫して作っていました。
今の子供たちはお金で買った物でしか遊んでいないと思います。
研ぐべき爪を持っていないかもしれません。
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全く仰る通りです。 (highdy)
2020-09-19 13:02:26
comet3 さん

全くそうですね。私達世代(戦時中生まれ)は、小学校1年生から折り畳み式肥後ナイフを持っていました。欲しい玩具は何でも自分で作っていました。(我が家も貧乏でしたから。)
それらがオールマイティが当たり前的な発想に繋がったかも知れません。
最近の子供は鉛筆の削り方すら知りません。ナイフの持ち歩きもできないし、親でさえ知らない、できない方が多いですからネ。
時代とともに変わるのは仕方がありませんが、成人するまでには物事の考え方も教えるで、親の責任があるように思います。
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ささやかな自分の体験からも・・・ (fumiel-shima)
2020-09-19 14:01:43
highdyさん、こんにちは。
同感、同感、おっしゃるとおりですね。
私も自分の経験、体験から頷けることば
かりです。
私も何度かの転職後、運良く採用され定年まで勤めた最後の会社はやはりどなたも知っている有名な大企業でしたがそこでは私だからこそ・・・というものが
認められたことに因るものだと思います。私はたいした能力もありませんが
やはり人知れず努力をして少しでも向上しようという気持ちが大切だということは自分の体験からも言えると考えています。
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Unknown (highdy)
2020-09-19 20:30:47
fumiel-shima さん

世の中で事業やアスリートで大成した方々に多いは、そこに至るまでに他人には分からないほどの涙ぐましい努力をされた結果だと思います。
努力はいつか報われることがあるものと、特に、fumiel-shima さんにはよくお分かりと思います。稀に偶然もありますが、歴史上の偉人には殆どが、たゆまぬ努力の結晶が実を結んだものばかりです。
何事とも意欲を持って精進することは、大きな知的財産や技術資産の形成となりますね。
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技術系は特に… (すず)
2020-09-19 23:30:00
そうでしょうね。
素人の私も、そうだろうな、とこれまでに読んだ小説から想像できます。

ただ、文系だからか、ここは日本だからか、個人的には余り関係がなく、いえ、逆に学歴や資格は邪魔でした。

「日本で大学へ行き、海外でまた大学へ行ったのですか?」
と面接官に質問され、
「大学といっても、あちら(豪州)では修士課程です」
と答えると、
「それで卒業出来たのですか?」
修士課程修了と履歴書には書いているのに。当然のように落とされました。

次も似たようなもの。
いえ、更に酷かったです。
「語学学校でしょ?」
と、質問(?)されました。
面倒になり、「はい」と嘘(?)を言うと、(履歴書には、きちんと書いていましたよ)
面接官は大変満足そうでした。

今の職場では、「大卒」ということにしてあります。端折るのは、盛るよりは許される筈ですので。

介護福祉士は落ちる方が難しい国家資格ですが、割と重宝されます。
その一方で合格率が低い社会福祉士は、「喋るだけなら誰でも出来る」なんて現場では煙たがられる資格なので、これまた現職では、持っていないことにしています。

ずっと働きながら学び続けてきましたが、教育・福祉現場は特別なのでしょうか。真面目な人ほど病気になって辞めていく人が多い職種のような気がします。
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業種や企業規模にもよりますね。 (highdy)
2020-09-20 07:47:24
すず さん

新卒の場合、業種や企業規模によっては高学歴を敬遠されるようです。
私も一部上場の歴史ある大手企業が倒産のため、自己退職して転職のため約40社の自分のやりたい仕事がある中小企業に応募しましたが、約1/3は学歴以前に実務経歴書に驚いて拒否されました。また、学歴のみで拒否する会社もあります。それは多分基本給の問題だと考えられます。
逆に人材銀行で情報を得た大手企業から多数のオッファーもありましたが遠くてすべて断りました。

私も介護福祉士の勉強をしたことがあり、物足りないので社会福祉士を検討しましたが、企業は欲しくても現場では仰るような問題があることを知り、諦めました。やはり、彼らは安い給料で使える低学歴の実務者を求めているようです。

そこで、就職のための勉強をやめ自分の勉強したい知識のために、放送大学に編入学し、6年間に3コースを卒業しました。

すずさんのような方は、大変勿体ない存在です。世の中には悪い「学歴詐称」の輩がいる中、逆にいい意味での「学歴詐称」ですね。
私の場合はいずれの企業も実力主義でその評価が認められましたが、世の中まだまだそうでないところも多いです。特に文系の場合は、学歴と実務の両極端があるような気がします。

でも、技術や知識は多ければ多いほど、俗に言う「潰しのきく人材」と言えることは間違いないですね。
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