highdy の気まぐれブログ

ご訪問ありがとうございます。ジャンルがメチャメチャの気まぐれブログ。パソコン関連記事を中心に時間を見つけて・・・。

PCのバッテリーを長持ちさせるコツ

2023年06月03日 | パソコン



ノートPCはバッテリーで使うもの
 バッテリーを長持ちさせるのも、上手にパソコンを使いこなす基礎知識の一つです。
最近のPC用バッテリーは、
リチウムイオン電池が殆どで充放電回数は500回程度可能ですが、昔の電池に比べ小型で、継ぎ足し充電、急速充電に強く、高入出力にも対応、反面、衝撃には比較的に弱いと言えます。
ノートPCはデスクトップPCと異なりバッテリーで使うもので、電源に繋ぎっぱなしで使うものではありません。だからと言ってバッテリーが完全に放電してしまうまで使い続けるのもNG! 
電池類は電力が完全になくなるまで繰り返し使うと、充電器で再充電が不能になります。
また、電池というものはどんな電池もそれぞれ内部抵抗というものがあり、放っておいても電池容量は自己放電により自然消耗してしまいます。
一般的な寿命、使用環境・温度等によっても違いますが、ACアダプタと併用しながら普通の使い方では約2年~3年初期容量の約半分になります。この頃が電池の交換時期です。
古くなるとフル充電しても、下図のように長時間使えなくなります。

highdy の常用PCは、現在 5年半 (Lenovo製ThinkPad)

(ノートPCの交換電池は高いですよね。安いタブレットPCが買えちゃいます。)
しかし、多くの方がPCの電源は切ってもACアダプタ電源は接続したまま放置され、購入時に10時間前後使えていたものが、僅か1年程度で1、2時間しか使えなくしておられます。



過充電・過放電絶対禁物!
 あなたは全力疾走が何分間続きますか?マラソンであっても4時間も5時間も続けては走れないでしょう。
電源に繋ぎっぱなしで、100%の残量(満充電)近辺で充放電を繰り返すのは、過充電になり易く好ましくありません。
その全力疾走と似ていて、電池の内部では充放電により大変な化学反応が起きており、疲れてしまいますよね。充電中に熱くなってくるのもそのためです。
電源に繋ぎっぱなしでなくてもソファーやベッドやカーペットなどの上で長時間使ったり、PCの放熱口を塞(ふさ)いだ状態(書類や事務用品など)での利用は、PC内部の温度が上昇してバッテリーの性能や寿命に悪影響を及ぼします。
うっかり長期間パソコン本体から取り外したままにすると、これまた過放電になり易く故障の原因にもなるので注意が必要です。


忘れて過充電、慌てて電源を抜き今度は過放電!
(こんなことは滅多にありませんが・・・)

バッテリー充電容量は、基本的にフル・80%・50%が設定可能です。PCの機種にもよりますが、バッテリーの充電容量を最大80%~最低50%程度に保つことです。
PCの多くは劣化を抑制する機能を装備していますので、一度確認してみると良いでしょう。



外出の際に心配な場合は、たまに100%充電は止むを得ないかも知れませんが、通常のPC操作中バッテリーの状況をタスクバー内に表示させ、最大を80%とし極端に低電圧(30%以下)にならない程度に常に監視することです。

バッテリーの保管
 PCの保管も高温の環境下(例えば、30℃を超える炎天下の車中、暖房機器の傍など)長時間放置しないでください。充電性能の急激な低下や保護装置が作動し充放電できなくなることもあります。
電池内部で酸化ガスが異常発生しバッテリーパックが膨れ、製品を破損することもあります。(多くの機器は破損しても、爆発を免れる材質及び構造にはなっていますが・・・)
長期保管の場合はフル充電で保存することは劣化を早めますので避け50%程度を心がけ月に1度程度はチェックすることです。
外出先等でバッテリ切れ等を起こした場合でも、充電しないまま
(バッテリ残量が殆どない状態)での長時間保管はダメです。過放電を繰り返すと、充電不能になります。






記事の保存には、画面上で右クリック → 印刷 →  PDFに保存 
することにより、すべての
リンクも活用できます。 

   
 スマホでどうぞ

コメント (10)