highdy の気まぐれブログ

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PDFって、何ですか?

2023年02月09日 | パソコン

久々に親友が山口宇部空港の着陸風景を送ってくれました。


PDFファイルとは?
 昨日、PDF作成の記事を書いたら、早速質問が複数来ました。
PDFとは、Portable Document Format を略したもので、ファイル形式の名前で「紙の印刷ページと同じ状態を保存することのできるもの」です。
過去に何度も関連記事は書いていますが、
そう、探すのが面倒なのですよね。ネットには沢山ありますよ。
折角ご質問をいただいたので、駆け足で簡単に説明しておきます。
詳しくは以下が参考になるかも知れません。
(お時間のある方は ↑ をどうぞ)

主な特徴

長所として
1.OS
(Operating System)、例えば、Windows、Mac、Linuxなどを問わず、パソコン環境に関係なく開いて閲覧、印刷することができる。
  つまり、WordExcel などのドキュメントソフト(アプリ)、画像加工アプリ、設計用CAD
(Computer Aided Design)など専用アプリが無くても、専門知識が無くても、誰でも簡単に見ることができます

2.元のドキュメントのレイアウト(配置)が崩れず、見たままの状態が保持されます。

.大容量の画像を含むデータも PDF にすれば、ファイルサイズ(容量)が小さくなり、しかも圧縮すればさらに小さくなるのでダウンロードが早く、保存や管理しやすいという便利なファイルです。

4.メールにも添付し易く、データのやり取りが容易になります。

5.印刷紙やインクなどの消耗品費用を削減でき、ペーパーレス化できごみが出ないので環境にやさしいと言えます。

6.セキュリティ面でも、暗号化といったセキュリティパスワード設定ができるので安全性が高く、紙に捺印したのと同等の効果があります。

7.改ざんされたとしても、情報データの内容でそれを追求することが可能です。

上記のような良いことばかりではなく、短所もあります。

1.編集も基本的に不可能、また慣れない方は困難
  元々編集・改ざんされては困る目的もあって、 PDFにして利用しているものです。(上記 7項ご参照)
  最近はいろいろ便利な無料アプリがあり、highdy も大いに活用していますが、少し慣れないと簡単に編集できない場合もあります。

2.埋め込みフォントの問題
  PDF文書を作成時にイアウトが変わらないようにするためにフォント情報が埋め込まれます。フォントの一部にはその情報をドキュメント内に埋め込められない種類のものがあり、それを PDF にすると、レイアウトが崩れることが稀にあります。

3.精細画像を使用したものでも、PDF からでは元の画像と同じ品質を再現することはできないことがあります。(PDF 作成時にその精細さが制限されてしまいますので。)

4.モニター表示での元文書とのズレ
  CAD図面も含めてモニターで拡大・縮小をすると、元文書とは文字の大小・線の太さが違って見えることもあります。

これで、大体お分かりいただけましたでしょうか。



highdy が良く使うPDF関連アプリをご紹介します。
 たまに有料のものもありますが、基本的に個人は無料で使えます。
最近はブラウザに PDF 機能がありますので、通常は困ることは無いと思いますが、あると便利なものばかりです。

 CubePDF無料)
  Word や Excel は保存時にファイル形式を選択すればよいのですが、他のブログや CAD図面から作成するときに使っています。
Adobe Acrobat Reader(無料)
  主に閲覧用で、インストールされてない方は殆どないでしょう。
 PDF-XChanger Editor(無料)
  いろんな編集ができ、アプリ内からリンクを開くことも可能。
CubePdfUtility(無料)
  編集はできませんが、ページ操作ができます。一つのファイル内のページの前後移動、挿入、抽出、削除が可能。
・ 
PDF24 Creator(無料)
  多才なPDF操作が可能、アプリ内からリンクを開くことも可能。


オマケの知識
 
PDFファイルは、Zip ファイルなどに圧縮することも可能ですが、画像の多いファイル以外は圧縮効果は出ませんのでご注意ください。容量の小さいものでは、寧ろ大きくなる逆効果になることもあります。
同様に画像の Jpeg(Jpg)は他の画像ファイルと異なり、元々圧縮されたファイルなので圧縮しても容量は殆ど変わりません。




記事の保存には、画面上で右クリック → 印刷 →  PDFに保存 
することにより、すべての
リンクも活用できます。 

   
 スマホでどうぞ

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