水分を十分に取ろう!
厚生労働省によれば、成人が1日の必要水分量は 2.5Lとしている。夏場は 3Lという学説も聞かれるが、一般的には必要最小限を 2Lとみてよい。
厚生労働省によれば、成人が1日の必要水分量は 2.5Lとしている。夏場は 3Lという学説も聞かれるが、一般的には必要最小限を 2Lとみてよい。
一般的にヒトの必要水分量は年齢や体重で異なり、年齢25歳で体重50kgの場合は、必要水分量が 2.0L、年齢60歳で体重60kgの場合の必要水分量は 1.8Lとされている。
ヒトの体組成は体質により、やせ型、標準型、肥満型および年齢・性別により異なるが体重の約65%前後が水分(H2O)が占める。次いでタンパク質(体をつくる筋肉、内蔵、骨)、脂質(糖質とともに体を動かすエネルギー)、ミネラル(体の調子を整える)、糖質(即効性のエネルギー)である。タンパク質の一部もエネルギーに変換される。
構成元素を重量順でみると、最も必要で多いのが酸素(O)、次いで炭素(C)、水素(H)、窒素(N)、ここまでが非常に重要なアミノ酸を構成する元素である。
ヒトの体組成は体質により、やせ型、標準型、肥満型および年齢・性別により異なるが体重の約65%前後が水分(H2O)が占める。次いでタンパク質(体をつくる筋肉、内蔵、骨)、脂質(糖質とともに体を動かすエネルギー)、ミネラル(体の調子を整える)、糖質(即効性のエネルギー)である。タンパク質の一部もエネルギーに変換される。
構成元素を重量順でみると、最も必要で多いのが酸素(O)、次いで炭素(C)、水素(H)、窒素(N)、ここまでが非常に重要なアミノ酸を構成する元素である。
以下リン(P)、イオウ(S)、カリウム(K)、ナトリウム(Na)、塩素(Cl)、マグネシウム(Mg)で、他に微量金属(ミネラル)成分として鉄(Fe)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)、マンガン(Mn)、クロム(Cr)、ヨウ素(I)、セレン(Se)、モリブデン(Mo)、コバルト(Co)などがある。
構成元素の割合から、水がいかに大切であるかが理解できる。水分うち3分の2は細胞内液で、残りが血漿や組織間液などの細胞外液である。バランスの良い食事の筆頭にくるのが水分である。
構成元素の割合から、水がいかに大切であるかが理解できる。水分うち3分の2は細胞内液で、残りが血漿や組織間液などの細胞外液である。バランスの良い食事の筆頭にくるのが水分である。
人体を構成する元素成分
出典:ICRP Publication 23, Report of the Task Group on Reference Man(1974)
食物の消化時間
食物の種類により、以下のように消化時間が変わってくる。
炭水化物(ご飯類・パン類・麺類)では 2~3 時間
タンパク質(魚類・肉類・豆腐・卵)では 4~5 時間
脂肪(肉類、調理用各種油、バター)では 7~8 時間
このことから、タンパク質や脂肪は胃の中に停滞する時間が長く、俗に言う「腹持ちがいい」わけである。場合によっては胃にがもたれやすいとも言える。
内蔵における滞留時間
内蔵により滞留時間もそれぞれで、遅い夕食の場合は消化の良いものを摂取するように心がけることである。
胃の中では食べ物が胃液(pH:2程度、食用の米酢ではpH:2~3)と混ざり粥状になり、滞時間は平均2~3時間だが、脂肪分の多い食べ物(肉、天ぷらなど)では4~5時間と長い。
小腸は体の中で一番長い臓器で全長6~7m、沢山の絨毛があり広げるとテニスコート1面くらいの粘膜があるという。胃から送られてきた消化物を5~8時間かけて、さらに分節運動や振子運動で細かく消化(分解)しで水分と栄養分の約80%を吸収し、蠕(ぜん)動運動で大腸に送る。
大腸の長さは1.5メートルほどで、15~20時間かけて小腸で吸収されなかった残りの水分を吸収、繊維質などの残渣は蠕動運動で徐々に固形化されて便となる。便秘になると水分の再吸収により、より硬い便になってしまう。つまり、水分摂取の少ない人ほど便秘になりやすい。
体外排泄されるまでの時間は個人差もあるが、食後概ね24~72時間で排泄されればよいと言われている。
オマケ 便秘になりやすい人
① 腹筋が弱い人
腸は、収縮・拡張(ぜん動運動)しながら便を肛門へと運んでいるが、筋が弱いと、その活動動が不十分で便秘になりやすい。排便時も肛門に圧力をかける動きに腹筋が必要になる。
② 過激なダイエットをしている人
過激なダイエットで便秘になる人も多い。食事や水分の量は便をつくるためにも重要であり、極度のダイエットや断食は健康によくない。
③ ストレスをためやすい人
胃腸の働きは自律神経がコントロールしているが、自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、それぞれ正反対の働きをしている。精神的なストレスを繰り返し受けると、自律神経のバランスが乱れ、内蔵(胃腸)の働きが悪くなるって便秘になりやすい。
④ 便意がもよおしても排便をが我慢する人
便意の情報が脳に伝わっても排便を我慢していると、次第に便意不感症になり慢性的な便秘を引き起こしやすくなりがちである。
⑤ 水分摂取量の少ない人
薬は本来体外異物で好ましくないが、便秘剤を飲んで体中から水分を集めようにも原資が無ければ集めようがない。
食物の種類により、以下のように消化時間が変わってくる。
炭水化物(ご飯類・パン類・麺類)では 2~3 時間
タンパク質(魚類・肉類・豆腐・卵)では 4~5 時間
脂肪(肉類、調理用各種油、バター)では 7~8 時間
このことから、タンパク質や脂肪は胃の中に停滞する時間が長く、俗に言う「腹持ちがいい」わけである。場合によっては胃にがもたれやすいとも言える。
内蔵における滞留時間
内蔵により滞留時間もそれぞれで、遅い夕食の場合は消化の良いものを摂取するように心がけることである。
胃の中では食べ物が胃液(pH:2程度、食用の米酢ではpH:2~3)と混ざり粥状になり、滞時間は平均2~3時間だが、脂肪分の多い食べ物(肉、天ぷらなど)では4~5時間と長い。
小腸は体の中で一番長い臓器で全長6~7m、沢山の絨毛があり広げるとテニスコート1面くらいの粘膜があるという。胃から送られてきた消化物を5~8時間かけて、さらに分節運動や振子運動で細かく消化(分解)しで水分と栄養分の約80%を吸収し、蠕(ぜん)動運動で大腸に送る。
大腸の長さは1.5メートルほどで、15~20時間かけて小腸で吸収されなかった残りの水分を吸収、繊維質などの残渣は蠕動運動で徐々に固形化されて便となる。便秘になると水分の再吸収により、より硬い便になってしまう。つまり、水分摂取の少ない人ほど便秘になりやすい。
体外排泄されるまでの時間は個人差もあるが、食後概ね24~72時間で排泄されればよいと言われている。
オマケ 便秘になりやすい人
① 腹筋が弱い人
腸は、収縮・拡張(ぜん動運動)しながら便を肛門へと運んでいるが、筋が弱いと、その活動動が不十分で便秘になりやすい。排便時も肛門に圧力をかける動きに腹筋が必要になる。
② 過激なダイエットをしている人
過激なダイエットで便秘になる人も多い。食事や水分の量は便をつくるためにも重要であり、極度のダイエットや断食は健康によくない。
③ ストレスをためやすい人
胃腸の働きは自律神経がコントロールしているが、自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、それぞれ正反対の働きをしている。精神的なストレスを繰り返し受けると、自律神経のバランスが乱れ、内蔵(胃腸)の働きが悪くなるって便秘になりやすい。
④ 便意がもよおしても排便をが我慢する人
便意の情報が脳に伝わっても排便を我慢していると、次第に便意不感症になり慢性的な便秘を引き起こしやすくなりがちである。
⑤ 水分摂取量の少ない人
薬は本来体外異物で好ましくないが、便秘剤を飲んで体中から水分を集めようにも原資が無ければ集めようがない。
オマケのオマケ
highdy も紫陽花も他人救護のために何度も救急車には乗った経験があるが、それぞれ自らも1回ずつ経験している。そのうち highdy の場合は恥ずかしながら便秘が原因であった。旅先のホテルで深夜に小便も大便も出ない状態になり、ムカついて夜明けまでの3時間が苦しくて待てず、ホテルと消防署に相談したら快い善意で応急に来てくださった。車内で20分余り約10カ所の病院と交渉してくださり搬送先が決定した。長年慢性的な便秘であったが何10年も自家製ヨーグルトで難を逃れていたが、旅行前から忙しくヨーグルトを食べていなかったのが災いしたのである。
本日もご来訪いただきありがとうございました。
お詫び:古い記事でリアクションが異常に少ないのは「暫く中止」していたためです。
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折角リアクションいただいた方には、大変申し訳ありませんでした。
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