highdy の気まぐれブログ

ご訪問ありがとうございます。ジャンルがメチャメチャの気まぐれブログ。パソコン関連記事を中心に時間を見つけて・・・。

上に立つ人(管理者)の役目とは?

2020年04月13日 | 処世訓(highdy のことば)


目標・課題を決定、部下に指示、進捗状況の管理
 上に立つ人=管理者(職)は、進むべき方向を示し、部下に実行させることです。
それは国家であれ会社であれ組織の管理者にはすべて言えることです。そのためには、

1)組織の目標や課題を決め、それに基づいて仕事に適切な目的を明示する
(2)目標に従った仕事の適切な(正しい)進め方を部下に指示する
(3)仕事の進捗状況が目標に沿ったものであるか、否かチェック(管理)する



と、口では簡単ですが、多くの場合、その一番初め(1)で誤った判断をして、事件・事故が発生してしまいます。つまり、初動判断を誤り、対応策が遅れる問題があるのです。正に管理能力の不足です。とりわけ日本の政治家に当てはまると言えるかも知れない言葉です。

管理者は万能ではない
 多くの管理者は、自分はトップなので何でもできる=万能と思っていることが非常に多いのです。ところが殆どの場合、自分が何も知らない無知であることの自覚がないのが問題です。だから、「そんな発言・指示はトップのすることではないだろう! 他にすべきことが沢山あるだろう!」と批判されてしまいます。
highdy はいつも言っていますが、昔から「言って聞かせて、やって見せて、やらせる」方式で人を教育してきました。自分の専門外であっても、自ら習得して上記のような方式を適用していました。その上で、自分にどうしてもできないことは、その道の専門家を連れてきて教える主義でした。万能な人は少ないのです。

管理者には国会議員ほどではなくても、一部の企業でも無能者は多いもので、それが普通だと思ってもいい位です。
政治家の場合は、政治そのものの手法に関してはある程度得意なのですが、多くの場合、突発する事件・事故に関しての知識・技術・対応策は無知とも言えます。(「先生と言われるほど、馬鹿じゃない」という言葉がありますが、この場合の「先生」は「政治家」を意味するのはご存知の通りです。私たち一般人にも判るような初歩的なことすらも知らない方が沢山います
(各地の自然災害、原発事故、新型コロナウイルスがいい例で、 半分は人災 = 対応策の悪さが事を大きくしている。
理由は分りますね、日本の議員は我々がなって欲しい人より、自らの無能を顧みることなく、お金持ちが名誉欲により、なりたい人がなっていることが多いからです。



万能でなくても、見極める力、人を使いこなす力、指導力が必要
 誰でも専門外のことは分らなくて当然です、しかしながら、大きな組織を管理をする人には浅くても幅広い知識を持つことが要求されます。管理者は万能でなくてもいいのです。そのために、各分野で専門的な知識を持つ方々が管理者をサポートしているのですから。
問題は、
 ① その人に能力があるか否かを見極める力があるか?
 ② そのような能力のある人を
使いこなせるか?
 ③ 部下を指導する上で、あるいは仕事をする上で
必要な資料の提供またはその在りかを明示できるか? それが指導力であり、部下に勉強をさせる導火線です。

組織のトップに立つ人=管理者(職)にはこのような能力を要求されます。これを務めあげるのが管理者の役目です。

現在の国家のトップも、都知事より次元の低いレベルで、これらができないから困ったものです。それに従う側近も骨のある人はいないし、イエスマンばかりで嘆かわしいですね。
あらゆる事件に総理夫妻が絡み(大臣など)多くの人を辞任させ、あるいは殺して(自殺に追いやって)、いまなお総理や閣僚に留まっているのが国家の管理者というのも変な話ですね。

結局、① の見極める能力(とりわけ、自分の伴侶も含めて女性)がなかったために、過去に何人もの閣僚辞任劇が起こったわけです。
(この色の部分は、最近 highdy のことばシーズに追記したもので、見苦しくてすみません!

権力を振り回すだけの管理者は要らない
 上記のようなやるべき役目が果たせてはじめて管理者です。
管理者たるもの、権限がないのは管理者とは言えませんが、権力だけ振り回すだけの管理者も組織には要らないのです。
権限を持つということは、同時に責任も義務も課せられます。(この辺りは、別項で取り扱います。)また権限を与えるには必ず、お金(予算)も同時に与えるようにしないと、権限を有効に使い、部下を適正に指導・管理し、目標や方針を実現することは不可能です。
世の中には、権限もお金もない、何もできない名ばかりの管理者が多過ぎます。企業ならそのような会社は徐々に自然淘汰されますが、国家はそうはいきません。難民が沢山生まれても、その名は案外長く残っているものです。



コメント