
パラワンハナドリモドキ♂ 2025年2月8日 パラワン島
2月8日午後、昼食後、雨は相変わらず降り続いており、屋根のあるところで鳥見できる所という事で、若いガイドさんの自宅にあるハイドに案内されました。自宅は海に面しており、マングローブ林などの森が続いて、絶好の観察場所だそうです。着いてみるといくつかある建物の1階の土間が森に接して、バナナなどを置いた餌台が設置されています。椅子もあり楽チンです。早速、小鳥たちがやって来るので、撮影開始。
枝に静かに止まっているのはマングローブヒメアオヒタキ(Mangrove blue-flycatcher)♀。ヒタキの仲間はオスが派手で、メスが地味なのが、多いですが、ヒメアオヒタキ類では、♀も綺麗な青色の種類が結構います。きれいな♂が♀に好まれて、性的二形が進化したというダーウィンの仮説が当てはまらないケースがヒタキ類には結構あって、興味深いです。



午前中、チラッと姿を見せてくれたパラワンハナドリモドキ(Palawan Flowerpecker)の♂も登場。間近でじっくり見えますが、背中の青とお腹の黄色が鮮やか。赤い胸斑や白い頬線などオシャレです。用意されたバナナがお好みの様です。


チャノドコバシタイヨウチョウ(Brown-throated Sunbird)の♀も同じくバナナがお好みの様。しかし、♀しか現れませんでした。

気がつくと少し頭上の枝上にマングローブヒメアオヒタキ、これも♀で、同じ個体かな?



ちょくちょくやってくるパラワンハナドリモドキの♂ですが、頭頂部が開くと赤い羽がくっきり見えます。興奮したり、メスを誘惑する時などに開くのでしょうか?

閉じるとわずかに赤い羽が見えるだけ。

♀もやって来ました。一緒に食事することはない様で‥‥


ちょっと離れて、♂は待機していました。





この時には頭頂部は最初、開いている様でしたが、しばらくすると閉じた様です。
次回は、いよいよコスタリカ遠征編を開始しますが、初回は、予告編として、いくつかの鳥たちに出演を願おうと思います。天候にも恵まれ多くの鳥たちに会えたので、長期間に渡って、アップできそうです。まだ、インドのアンダマン島とフィリピンのパラワン島もありますので、交互にアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。
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