平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

湯川博士の霊界通信(3)

2005年10月25日 | 最近読んだ本や雑誌から
(前回からのつづき)

湯川です。ありがとう。今日、私は空の中を旅しています。空は空であって空ではない。不思議でしょう。宇宙はなんとも表現出来ない体系に満ちている。しかし、一定の法則があり、全てがその法則の下で生態系をくりかえしている。それは美しいまでに荘厳で神と呼ぶしかない。人間は小さな宇宙の泡つぶにしかすぎない。しかし、小さな泡つぶに生まれる確率は無限分の一としか言えない程ひくいのです。全ては神の意図の下に生命は生まれ、また宇宙へ帰るのです。生にこだわらず、死にこだわらず、しかし、生を楽しみ、死を楽しむ心のゆとりを持って下さい。貴方方の大半が自我に心を汚す時、宇宙の法則は貴方方の心の中から消滅します。大宇宙に戻るには自分の心もまた宇宙の一部として透明に開け放たなければもどれません。大宇宙へ魂を戻すには戻れる資格を持った魂を持つことです。心こそが宇宙と通じるとびらなのです。心は無ではない。思いや意識は無ではない。空の中にエネルギーとして存在する。人々に宇宙のしくみを教えて下さい。人間がいかにおろかであるか教えて下さい。神を敬い、自然を敬い、人を愛し、平和な美しい地球に立ち戻らねば、法則は成り立たず、破滅へとつながってしまう。今こそ真理を説く時です。宗教としてではなく、宇宙の一員として守るべき心がまえとして説かれるべきです。このメッセージは私湯川が愛している地球人へ送ります。地球が永遠に続く事を蔭ながら念じ、いつかまた美しい地球に生まれ落ちたいと思います。ああ楽しみだ。では皆さん、ありがとう。ありがとう。
湯川秀樹 天空の一点より
一九九四年九月十日 10時30分AM

(つづく)