NYY大勝はイチロー発言だと思う。

2007年09月05日 | ヤンキース
口は災いのもと。
昨日、200本安打7年連続達成の偉業は素晴らしいと素直に思った。
今日はNHK総合で見られていた方はこのNYYvsSEAを楽しみにし、日本人選手の活躍や大事なカードにNYも盛り上がっていた。
久し振りにヤンキースの試合を見た方ならヤンキース打線って凄いなーーーと思っただろう。確かに今日は打線爆発にエース王建民の好投に尽きる。

ただ、どうだろう。NHKもうまく編集した昨日のイチローの200本安打達成のインタビューを流していた。
しかし、昨日のライブでは、「狙っていた、しかし、このヤンキースタジアムはいい(俺には簡単に打てると聞こえた)今日、負けたらシアトルに帰ろうと思った。ヤンキースファンどうも」みたいな。このインタビューは絶対、ヤンキース軍団の耳に入っただろう。自身もヒットはあったが納得いかないセンターライナー、それとカノーの当たりをジャッグルし、足の遅いポサーダホームインで松井も3塁へ。ここから大爆発し、ヤンキース大勝だった。解説や実況はイチロー中心にイライラ感を打たれた投手に向けていたが、その怒りの打撃はヤンキース打線に火を付けることになった。
冗談で言ったのは分かるが、久し振りにポストシーズンに出られる位置。それを競っているヤンキースに対して、チームリーダーの失言かと思った。結局、大差でベンチに退くも終始厳しい表情だった。
野茂投手や松井選手からそんな言葉を聞いたことはない。
秀さんの両膝は痛々しくも、「ポストシーズンに向けて頑張りたい大丈夫です」とファン、チームの気遣いは忘れない。これからは技術より精神力や少しの言葉が勝敗を大きく左右する。