星野は巨人の監督を断るべきだ。

2005年09月06日 | 野球
マスコミでは既に星野巨人誕生の記事が紙面を躍らせている。
俺の見解からして以下の6つのから星野が巨人の監督をすべきでないと考える。

①彼は現在。阪神のSDである。SDともあればGMみたいなもの。しかも今年は優勝戦線に絡み、若手も伸びている阪神に対しての育成、教育、人材発掘、阪神人気の更なる向上とその他諸々の重要な仕事をすべき。
②彼は本場アメリカの取材に精力的である。中でもアメリカ独立リーグの将来メジャーになる根底の取材に対して地元ファンがとても熱狂的であること。若手の育成が活発であること。イベントが充実していて楽しいし女性、子供と家族、老若男女も楽しめること。を挙げ、日本もこれを学び導入すべきと語っていた。
③人気のセ、実力のパと言われ当時のフロントは落合、清原等の人気選手をセに移籍させた。人気商売だが移籍させられたチームやファンはどう思うか?今まで彼らを育成し手がかからなくなったらお金出しておいでよ!!って随分ではないだろうか?星野に10億という破格なマネーで巨人を束ねる。束ねなれたとしてもそんなお金絡みに星野は似合わない。
④時代は動いている。勝負のプロ世界は勝ってなんぼ。あの世界の王ですら苦難の道を経てソフトバンクの監督になった。ただ巨人という伝統と歴史ある球団。数十年前、子供はみんな(関東方面はとくに)巨人帽を被っていた。V9の偉業を達成し長嶋引退に涙し、原若大将、松井と球場に行きたい。テレビに被りつき誰がなんと言っても巨人は最高の日本のチームだと信じて疑わなかった。ただドラフトで巨人に裏切られ、打倒巨人だけを糧にした男が巨人のユニフォームに袖を通すのは彼の今までのプライド、神話が崩壊する。
⑤享年91歳で亡くなられた母はまさに仙一命だった。2年前の胴上げ前に亡くなられもう一度見せてあげたかったと言う。「理想な女性は?」と問われれば「母だ」と間違いなく言う星野。そんな母思いで熱い男は巨人監督より球界大編成を実現し野球好きだった母、仙ちゃん命の天国の母に大きなプレゼントをして欲しい。
⑥健康上の理由。あの血圧の高さでは監督業は命を落すか縮めるだけ。止めて欲しい。
いい男である。熱い男である。野球をするために生まれて来た男である。いつまでも日本球界に喝を入れて欲しい男である。今はそれが出来るのもこの男しかいない。
だから、巨人の監督にはなって欲しくないのだ。