曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

気が付けばひとり・・・

2020-09-11 | 良い加減介護

今朝は4時半に目が覚めました。 こんなに早く目が覚めてしまうことは珍しく、散歩に行こうかな・・・と外を見るとまだ暗く、昼間のギラギラ照り付ける太陽に、まだ夏気分でいて、いつの間にか日が短くなっているのに気が付かないでいたのでした~~ そう言えばもうすぐお彼岸が間近なのですね。

明るくなるのを待って、散歩に。 歩きながら、昨日から起きた我が家の事件??をどう考えたらいいのか・・・頭と気持ちの整理をしなければ・・・と思ったのです。

一昨日、それまで伝い歩きのような形でゆっくり歩いていた夫が、急にベッドに腰かけたまま立ち上がれなくなったのが発端です。 ケアマネさんに電話をすると、すぐに駆け付けてくれ、なんとか彼女が夫を立ち上がらせ、支えながらリビングのテーブル前まで連れて行き椅子に座らせてくれました~~ 一緒にお茶を楽しみ、その様子を見てケアマネさんは一安心して帰りました。

ところが、夫は今度は椅子に座ったまま動くことができず、夜になって寝るにも、ベッドまで歩けず、リビングのソファにやっと寝かせました。 なんと、うつ伏せのまま寝返りもできず、朝まで。 

昨日はデーサービスの日でしたが、デーサービスへ行くことなど到底できる状態ではなく(先週までは楽しく通っていたのです・・・)、またまたケアマネさんに電話。(本当に申し訳ありません・・) 夫の状態を見たケアマネさんのアドバイスで、結局救急車を呼ぶことになりました。 『奥さんも乗って行くでしょ』と救急隊員のおじさんに声を掛けられ、そのまま救急車に。 

病院では、主治医の先生が待っていて下さり、血液検査やレントゲン、脳のCT検査に、コロナの検査などなどあれこれ検査した結果、なんとそのまま入院ということになりました。

入院手続きのための各種書類に記入、署名し、入院のための必要事項の説明を受け、いざ帰ろうとしたら、車が無いことに気が付き大慌て。 家までタクシー代3,620円も掛かりました~~ マァ、自分で運転して救急車の後を走っても、気が動転しているので事故でも起こしたら大変です。 結局、タクシーは正解だったかも・・・

今日は、パジャマや下着、タオル類、シャンプー、ボデーソープやクスリ類等を届けにナースステーション迄。 コロナのせいで面会はできず、どんな様子か看護師さんの話を聞くのみ・・・ 急に寂しくなりました~~ 

夫は、病院から家に帰ってくることは出来るのでしょうか・・・ 病院から老人施設に直行なんてことになってしまうのでしょうか・・・ 介護ベッドは今日、業者さんが引き取りに来ました・・・ 予想だにしていなかった、この余りに急な展開に、ただただ戸惑うばかりです・・・ いずれはこういうことになる日が来るだろう・・・と漠然とは思っていましたが、急過ぎます・・・

 

見出し画像は、今朝の散歩で摘んできた、芙蓉の花と百日草です。 描いている間は無心になれるのが救いです・・・ 出来はイマイチですが。

 

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