服に涼しさを求めるのなら、「風をまとうとよい・・・」とは、いつかどこかで誰かから聞いて覚えていた言葉。 熱砂の民の着ている衣装を見てごらん。 風にひらめくゆったりとした服を身に着けているから・・・ そう言われればそうかも・・・ 東南アジア諸国の人々が昔から身に着けている普段着は、ゆったりとしたものが多く見られたな・・・
今年の夏の耐え難い暑さに、誰もが参っていると思いますが、私は気が付いたらTシャツより、綿や麻のブラウスを身に着けていることの方が多くなっていました。 わずかでも、風が通り、肌にはり付かないから・・・
そう気が付いて思い出したのが大分前にネパールへ行った時に気に入って買った、紫色の民族衣装の「クルタ」と「スルワール」。 クルタは、腰までスリットが入ったロングシャツで、スルワールはゆるいパンツです。 ゆったりとした着心地で麻の肌触りが優しいので、日本に帰ってきても何度か着たのですが、困ったことに、洗濯の度に色落ちがするのです・・・
これだけ分けて洗濯するのが面倒に感じられて、そのまま箪笥の奥にしまいこんだまま・・・ 色と着心地の良さが忘れられず、夏になると思いだしては残念に思っていました。
ところが、余りの暑さに、脳に突然異変が生じたのか、急に自分で色止めしてしてみよう!と閃いたのです どうして今までそれに気が付かなかったのか・・・と歯がゆい思いで、Amazonに色止め剤を注文。 よしよしこれで、あの緩いパンツとロングシャツを活かせる ルンルン気分で待つこと3日。 届いた封筒を開けてみると、なんと中に入っていたのは紺の染料 これですっかり、やる気が失せたのでした~~ どこでどう間違ったのでしょう 暑さ倍増でした~~
それでも、そのままにしておくわけにはいかず、染料は返品して、色止め剤を再度注文して、昨日届きました~~ 使用説明書通りやれば、洗濯しても大丈夫なはず・・・ですよね(^_-)-☆
クルタは前見頃と後ろ見頃の模様が違っていてオシャレにできています。 サリーにしては短いのですが、1m幅で2mの長さの長方形の素敵な生地もついていて、これでスカートか何か仕立てられそうですが(^-^)・・・ やるかな?? やらないだろうな・・・(^_-)-☆ ミシンはあるし、昔、娘とお揃いのワンピースなども縫ったこともあるけれど・・・?
前 後
サリー