キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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「わたしのグランパ」

2006年10月24日 | 
「わたしのグランパ」筒井康隆著

筒井康隆が書いたジュブナイル(少年向け小説)。
河合隼雄がその著作で取り上げてたので手に取ってみました。
いやー、面白かった。
2~3時間で読んじゃいました。

実験的な作品ばかりでなく、こういう素直で起承転結もはっきりしたものをきちんと書ける・・・「天才」はまた「ザ・プロフェッショナル」でもあるんだなぁ、と感心させられました。

石原さとみと菅原文太で映画化もされてます。
私は未見ですが。

「こんなじいちゃんがいたらいいよな~」
・・・なんて、まるで中学生みたいな感想ですいません(笑)。
でも本当にそうなんだもん。

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2 コメント

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『愛のひだりがわ』 (16mm)
2006-10-24 23:46:28
私は最近『愛のひだりがわ』を読了しました。

あまり小説を読む方ではないのですけど、筒井康隆は大好きでそこそこ読んでました。『パプリカ』『文学部唯野教授『ベトナム観光公社』『俗物図鑑』etc...

読み手を多少置いてきぼりにしても、常に新しい事を目指している姿勢に、いつまでもハードなジジイだと畏怖しております(笑)
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16mmさんへ (偏屈王)
2006-10-26 22:59:39
17~18歳の時に彼の短編集を3冊読んで、「なるほど、この人は天才だ」と思いました。

実は私は筒井作品はそんなに多く読んでないんですが(汗)。



「パプリカ」が文庫で出た頃、つれあいが夢中になって読んでましたが、今度アニメ化されましたね。

劇場で観れないかもしれませんが、DVDで観るつもりです。



>いつまでもハードなジジイだと畏怖しております(笑)

いくつになっても前衛の最先端、ほんとイカシたジジイです。
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