キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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「やさしい言葉」 石垣りん

2007年05月29日 | 
「やさしい言葉」 石垣りん (童話屋刊)

この詩人の持つ、一種突き放したような残酷で上品なニヒリズムが好きだ。
もし存命なら87歳。
ジェネレーション・ギャップなんてものは、人間の本質的なことにおいては存在しないのだな、としみじみ思う。

東京近郊に住む人が実はまだ行った事がない東京の名所ランキング

2007年05月26日 | 雑感
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たしかに行ったことないとこがたくさんあるな。
「両国国技館に行ったことがない」なんて言ったらデーモン小暮閣下に叱られそうだ(笑)。

ちなみにこの中で行ったことがあるのは2、6、7、8、10。

初めてのデートでは行きたくないところランキング

2007年05月23日 | 雑感
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ふ~ん、面白い。
やっぱギャンブル好きってのは致命的でしょうね(笑)。
マンガ喫茶ってどんな倦怠期のカップル?って感じだし、友達のうちとか相手のうちとかホテルはもう下心ミエミエ過ぎ(笑)。
占いの館ってのもコワイ。

人生で叶えたい夢のひとつが叶った日

2007年05月20日 | 休日

アーバンドックららぽーと豊洲へ行ってきました。

パイプオルガンの生演奏を聴くことが出来て感激!

子供の頃、パイプオルガン職人の絵本だか児童書だかを読んで以来、パイプオルガンの演奏を聴くことが、人生で叶えたい夢のひとつだったんだよね。

おまけにオルガニストが美人だった(笑)。



3Fの窓からの眺め。

「スパイダーマン3」

2007年05月18日 | 雑感
(ネタバレ全開です。ご注意ください!!)


「スパイダーマン3」はキリスト教的赦(ゆる)しの物語。

怒りや憎しみ、復讐に囚われてはいけない。
自分を赦し、他者をも赦す。
たとえ、自分に害をなしたものでさえも・・・という、(キリスト教で言うところの)“愛”のお話でした。

ストーリーラストに出てきたサンドマンの言葉、
「彼(ベンおじさん)は俺を救おうとした」
という言葉には泣けました。

ベンおじさんはどんなに偉大な男であり、父親であったか!

スパイディの「赦す」という言葉を聴いて、砂に戻っていったサンドマン。
まるでキリストの赦しを得て、天へと還っていく罪びとさながらでした。

「土は土に、砂は砂に、塵は塵に」という聖書の言葉を思い出しました。


・・・なーんて長々能書きを述べましたが、この映画の正しい見方は、

「特撮すっげぇぇぇぇーーーー!!!」

と無心に観ることです(笑)。

特に冒頭のニューゴブリン(ハリー)とスパイダーマンの、スピード感溢れる空中戦は見事!

とにかくもう、速い!速い!速い!

そしてサンドマンの砂の粒子の映像表現、すごいです。

「ターミネーター2」のT1000の映像表現を見て度肝を抜かれたのを懐かしく思い出しました。

六本木散策 3

2007年05月15日 | 雑感
東京ミッドタウン

 

広大な芝生の庭に面した方の外観。



 

東京ミッドタウン内観。




HISの企画で本場のタヒチアン・ダンスが。
タヒチ行ってみてぇ~。





非常に個性的な品を集めたセレクトショップ。
水牛のぬいぐるみ(非売品)。




トイレへと続くブロンズ・カラーの廊下(1F)。


東京ミッドタウンで印象的だったのは、外にも建物内部にも竹を使用してたこと。
日本が世界と戦うときに一番武器になるのは、日本的な情趣、ズバリ“和”なんだということを、設計者はよくお分かりのようで。
全体的に和のテイストが感じ取れました。

六本木散策 2

2007年05月14日 | 雑感


国立新美術館。
間近で観ると、波打つガラスが思いのほか美しい。
写真や映像で見て想像した以上の迫力。
設計は旬の人、黒川紀章。
モネ展は観ず、外観のみ見物。


六本木の裏道が予想外に楽しかった。




門扉の上に据えられた繊細な妖精のブロンズ像。





キャヴァーン・クラブの前のタイルの壁にはステッカーがいっぱいで、雰囲気ありますなぁ。




ものっそい(ものすごい)安さを打ち出してる自販機。
あー、はいはい、安いのわかったから(笑)。


今度カメラを持って、六本木の裏道散策に出かけたら楽しいかも。

よく考えたら六本木って、バーに飲みに行くとかクラブに踊りに行くとか、昔は「夜行く場所」だった。
真昼間に歩いたことってあんまないんだよね。

六本木散策 1

2007年05月13日 | 休日
GWに体調不良で遠出できなかったリベンジを果たす。

六本木へ。

六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館の3箇所を回る。
まずは東京ミッドタウン。





ソフトバンクのイベントが行われていたのだが、CMでお馴染みの予想GUYとホワイトが来ていた(笑)。


rockin' on CD

2007年05月12日 | 音楽
新しいロックに疎すぎるんで、ロッキンオンに付録としてついてきたCDでちょっとお勉強。
雑誌名とCDの色がライムグリーンで合わせてあるのが初夏らしくてオサレ。

まだ日本でリリースされてないバンドの音源がメインなので、超青田買いって感じ。
先月号の付録なのに、まだ聴いてなかったんだよね。
(せっかく買ったんだから早く聴けばいいのにw)
正直80年代~90年代前半の古い音楽ばっか聴いてるから(笑)。


特に気に入ったのは4曲目、スウィッチズの「ドラマクイーン」
ゴージャス&グラマラス。
このCD中、一番キャッチー。
このままiPodのCMに使っても遜色ない出来。

ラスト10曲目、ウェイキング・アッシュランドの「ダラウト・オブ・2001」はかなりのお気に入り。
スケール感のある美しいバラード。
CDを買ってもいいとすら思った。

全体的にとてもレベルが高い。
ブレイク必至なバンドばかり。

空耳アワー

2007年05月10日 | 雑感
DJ OZMAの「疾風迅雷」が

♪自分次第~ 自分次第~

と聞こえる。

やっぱ自分を幸せに出来るかどうかは自分次第だよな、とシミジミ。

神の啓示として聴く。

「クライ・ベイビー」

2007年05月10日 | 映画
スペシャボーイズが好きな映画に挙げてたので、ずっと観たかったんですよね~。

GWにケーブル・テレビで、「ジョニー・デップ出演作品一挙放映」というワンダホーな企画をやってたので、「ショコラ」とこの作品を続けて楽しむことが出来ました。

なんちゅーんでしょうか、ジョン・ウォーターズ監督のイカレっぷり(褒め言葉)が楽しめます。
狂ってますね、いい意味で。
常人にはとても作れないもの、こんな映画。

物語は「ロミオとジュリエット」・・・いや、ミュージカルだからむしろ「ウェストサイド・ストーリー」か・・・50年代を舞台にした、不良高校生とお嬢様高校生の初恋っていう、よくある話です。
しっかし、これがまー、独特なんですね。

おふざけが過ぎるっていうか、決してカッコよくは作られてない。
ものすごーく金と手間を掛けてバカやりましたっていうのがすがすがしい。

映像―ファッションや美術はすごく凝ってて美しいです。

男子はエルヴィス・プレスリーみたいなリーゼント&革ジャンだし、女の子たちも50年代のピンナップ・ガールみたいなファッションと化粧で可愛らしい。

一人、マツコ・デラックスみたいな人がいますが(笑)。

あのマツコ・デラックスみたいな女優は、「ピンク・フラミンゴ」に出てる人でしょうか?
「ピンク・フラミンゴ」未見なんですよね。
トラウマになったら怖いから(笑)。

「ショコラ」

2007年05月09日 | 映画
(ネタバレあり)

ラッセ・ハルストレム監督作品
まるで寓話のような、少し不思議で温か味のある話。

ちょっとメアリー・ポピンズを彷彿とさせる。
薔薇色の頬をして周りの人を幸せにしていくジュリエット・ビノシュは、まさにメアリー・ポピンズの雰囲気。
女性としてのセクシュアリティーよりも母性を強く感じさせるところも。
その生い立ちが謎めいていて、人間離れした能力を持ってるところ、それでいてみんなにすごく愛されて必要とされてるとこも。

メアリー・ポピンズは西風に乗ってやってくるけれど、「ショコラ」の主人公親子は北風に乗ってやってくるのも面白い。

チョコレートには麻薬成分もあるっていうから、この映画のようなこともあながち嘘ではなく可能なのかも。

ま、この映画を一言で言えば「人生を楽しみなさい」ってことか。


それにしても、劇中「おじさんは海賊?」と子供に訊かれるジョニー・デップがその後、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロウ船長と、「チャーリーとチョコレート工場」のウィリー・ウォンカ社長を演じることになるのが、なんだか予言みたいで面白い(笑)。

それからレナ・オリンの夫役で、「プリズン・ブレイク」のアブルッチが出てるのにびっくり。