キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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レディ・マーマレード

2008年11月29日 | 音楽
http://jp.youtube.com/watch?v=Y9V8uJnKBj8
(音量注意!)

映画「ムーランルージュ」より、クリスティーナ・アギレラ、Pink、Mya、リル・キムのレディ・マーマレード。
有難う、UPしてくれたどっかの誰か。
本物のエロカッコイイってのはこういうのを言うんだよね。

これはオリジナルよりカヴァーが上手くいった稀有な例の一つ。

加山雄三のブラックジャック

2008年11月29日 | お笑い
それにしてもようつべにはなんでもありますなぁ。
長らくつれあいに見せたいと思っていた加山雄三のブラックジャック オープニングを発見!!

加山雄三のブラックジャック オープニング
(音量注意!)

何でこれを作ってしまったのか・・・。
多分加山雄三の中では完全に黒歴史となってると思います。

なんだろう、すんごくアングラ劇団臭がします。
新宿紅テントby唐十郎的な(笑)。
いや、別に唐十郎の芝居って観たことないから、イメージだけで書いてますけども。
(いい加減か!)
あと、天地茂の名探偵明智小五郎とか、あの辺の「オトナ」な感じ(笑)。

実は私は見たことがなかったんですが、こちらも。
加山雄三のブラックジャック エンディング
(音量注意!)

何が驚いたって音楽がヒカシューなんですね。
テクノファンは必見です(ホントかよ?)。

TVでは報道されないニュース

2008年11月29日 | ニュース
民主党「IMFだけでなく、特定国への支援を」

この手の話は絶対にTVでは報道されないんだよね。
たとえ報道されても、サーッと流されて終わり。
政治経済にあんまり興味がない人には何が起こってるかさえわからないまま。
恐ろしい話です。

民主党が解散を焦ってるのは某国を助けるため、な~んて意見が確かにネットでも出てました。
「まさか、そこまでは・・・・・・。」と思ってたのが本当だったりするからすごすぎ。

最近読んだ本

2008年11月29日 | 
「月とメロン」 丸谷才一
 碩学(せきがく)とは丸谷先生にこそふさわしい言葉。
 ネオテニー(幼形成熟)の話が興味深かった。

「智慧の実を食べよう。」 糸井重里
 特に小野田寛郎さんの30年に渡る壮絶なサバイバルのお話が心にしみた。
 我々日本人はものすごく恵まれているのにそのことに気付いていない罰当たりも多い。

「プロ脳」児玉光雄
 名言集。世界で活躍するトップアスリートの言葉には千金の重みがある。

「そうだ、ローカル線、ソースカツ丼」 東海林さだお
 巻末の椎名誠との対談が面白い。
 しっかし、椎名誠いろいろ食べてるなぁ。
 夕飯にホエザルが出てきて・・・の件には笑った。

雨のミッドタウンへ

2008年11月25日 | 休日
冷たい氷雨が降る中を(・・・って先週も言ってなかったっけ?)、六本木のミッドタウンへ。
東京ミッドタウン内のデザイン施設「21_21 DESIGN SIGHT」にて開催の吉岡徳仁ディレクション「セカンド・ネイチャー」展を観に行く。
施設内には様々な意匠を凝らしたクリスマスツリーがあって楽しかった。
写真は中庭にあった、ステンドグラスのツリー。

世界最高の七宝作家、並河靖之

2008年11月24日 | アート
「美の巨人たち」 オフィシャルサイト

土曜日の放送ではじめてその名を知った、世界最高の七宝作家、並河靖之。
オフィシャルサイトの写真じゃ、その息を呑むような美しさが解らないけれど、「蝶図瓢形花瓶」をはじめとする作品群は、本当に本当に素晴らしかった。
繊細で華麗で豪奢。
パリの万国博覧会で金賞も受賞しているとか。

恥ずかしながら七宝焼きって、年配の方が身に付けるブローチとかループタイみたいなイメージしかなかったんだけど、素晴らしい芸術作品なんだね。
螺鈿や蒔絵にも劣らない・・・というか、並河の作品は工芸品でありながら、絵画や彫刻、写真やインスタレーションなど、どんな芸術作品にも負けない圧倒的な美しさだ。

「清水三年坂美術館」の館長さんが世界に散逸した並河の作品を集め直しているそうだ。
ああ、東京の博物館なら、いますぐ観に行きたいんだけど。

うぉー、今検索掛けたら、並河の旧宅が「並河靖之七宝記念館」になってるんだ~。
これも京都か。
もう京都へ行くしかない!のか?

踊らせるマスコミと踊らされる視聴者

2008年11月22日 | ニュース
泥酔論説委員の日経の読み方より、元次官殺害で野党やメディアを批判 津島氏の記事。

いつもながら泥酔さんは冷静で理知的でほっとする。
この件に関してのTVや野党の下種なはしゃぎっぷりは目に余るものがある。
人死にが出ているというのに・・・。

マスコミの安易で浅薄な意見にすっかり洗脳されて、「この事件は年金に対する国民の怒りが爆発した結果だ」などとしたり顔でいっている人にはうんざりする。
この手の人は秋葉原通り魔事件を格差社会のせいであるとする、マスコミの論調を鵜呑みにしていた層とぴったり重なったりするのがまたやりきれない・・・。

このところニュースのワイドショー化が酷い。
事実だけを淡々粛々と伝えるニュース番組があればいいのだが。

明るい方へ エスティル・アルベルティニ

2008年11月18日 | アート
アウトサイダー・アート、またの名をアール・ブリュット・・・障害を持った作家の作品にとても心惹かれる。

そこには健常者の作家がものを創るときの功利心―手柄が欲しいという邪念―が一切感じ取れず、ただただ自分が表現したいものに対して愚直なまでに忠実だから。
その作品は恐ろしくもあり、興味深くもあって惹き込まれずにはいられない。

日曜日に世田谷美術館で鑑賞した、「大地の歌を描く人々~ベルギー・クレアムの画家たち」のなかで、とりわけ気に入ったのは、エスティル・アルベルティニの作品。

とにかく、スコーンと突き抜けて明るい。
全然「病」を感じさせない。
そこには軽さと明るさだけがある。
アウトサイダー・アートの作家にはびっしり、ぎっしりと息苦しくなるほど細密に描き込む人も多いのに、なぜかこの作家の絵にはスカスカで真っ白な空間が広がっている。
そこに色鮮やかなマーカーで描かれた箱や靴や鞄、香水瓶にドライヤーは、なんだかハッピーになる明るさ、楽しさ。
彼女の絵の前に立ったとき、金子みすずの「あかるいほうへ あかるいほうへ」という詩の一節が浮かんだ。

複製画があれば、家に飾りたいくらい好きだ。

山口薫 「おぼろ月に輪舞する子供たち」

2008年11月18日 | アート
画家山口薫がその生涯で最後に描いた絵「おぼろ月に輪舞する子供たち」の前に立った時は、背筋がゾッとした。
まるで子供の描いた絵のように素朴で、色調だって明るく清澄なのに。

立花隆の本で死の淵から蘇り、その臨死体験を語った方々の描いた絵を思い出したからだ。
それはもうはや、一切の雑念や妄念が取り払われ、身体だけは「こちら側」にありながら、此岸と彼岸の境を流れる川を越えている人の絵であった。

過去は「支払済みの経費」である。

2008年11月18日 | 
過去は「支払済みの経費」である。
<中略>過去のマイナスの数字は損失として扱い、未来に集中すべきである。



                  「頭がいい人、悪い人の仕事術」 ブライアン・トレイシー アスコム刊より



過去は「支払済みの経費」・・・自己啓発本の中の一節だが、まるで詩のようだ(笑)。

氷雨降る日曜、美術館のハシゴをする。

2008年11月17日 | アート
氷雨降る日曜、美術館のハシゴをする。
世田谷美術館と練馬区立美術館。
上野の森の比較的近くに建っている美術館のハシゴはしたことがあるが、これだけ距離の離れた美術館を一日で二館というのは未経験。

まずは世田谷の砧公園内にある世田谷美術館で開催中の「山口薫展 都市と田園のはざまで」へ。
砧公園内の木々が色付き、綺麗だった。
軽井沢に行かなくても十分紅葉を堪能でき満足。
同時開催の「アウトサイダー・アートの作家たち」「大地の歌を描く人々~ベルギー・クレアムの作家たち」も見応えがあった。
やはり、アール・ブリュットにはとても心惹かれる。

館内のミュージアムショップ前に、「石田徹也―僕たちの自画像―展」のチラシが貼ってあるのに気付き、急遽練馬区立美術館にも行くことに。
かねてから石田作品の実物を観たいと思っていたので、二年越しの願いが叶った今日は本当にラッキーだった。

帰路、池袋のジュンク堂書店に寄り、散々立ち読みする。

海外ドラマあれこれ

2008年11月15日 | ドラマ
最近は、連続物ではなく一話完結物の海外ドラマのみ観ています。
具体的には「Dr.HOUSE」「ゴースト 天国からのささやき」「C.S.I.」シリーズ、あとは、BBC製作の「名探偵ポワロ 完全版」ですね。
これらを録画はせずに、時間が空いたとき、とびとびに観る感じです。
それにしても早く「Dr.HOUSE」をDVD化して欲しいです。