ブログを書いていて楽しいのは、ネットの大海での同好の士との出会いですね。
知らない方から届くTBやコメントは一種のラブレターだと思っております。
先日、映画「チャーリーとチョコレート工場」の感想にTBを頂いた
えほんうるふさんの記事に私が読んでいた「チョコレート工場の秘密」の旧訳本の表紙が!
「わー、懐かしい。これだよ、これ!」
という感じでした。
(今も実家のどこかにあるんですが)
何故、旧訳本が絶版になってしまったのか詳しい経緯は解りませんが、
とにかくね、ティム・バートンはこの本の挿絵にものすごく忠実に映像化してくれたんです。
ベルーカ・ソルトがニカッと笑った顔なんか、もう絵のまんまだもん。
ほんとびっくりしました。
貧乏なバケット家でひとつのベッドに寝ている四人のじいちゃんばあちゃんとか。
チョコレートの包み紙の中から出てくる金のチケットのデザインと書体とか。
詳しく書いちゃうと興味が殺がれちゃうから言えないんだけど、チョコレート工場の内部だってかなり忠実に映像化してるんですよ。
あのエレベーターがどんなに挿絵のまんまか、映画は観たけど原作本は未読な方に観て欲しかったのに!
ティム・バートンはもともとディズニー・スタジオで絵を描いてた人ですからね。
子供の頃の彼にとって、物語にも増して挿絵のイメージは強烈だったんでしょうね。