キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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ロッド・スチュワートが歌う「ブルー・スカイ」

2005年10月31日 | 音楽
ロッド・スチュワートがスタンダード・ナンバーを歌うアルバムの第4弾が出るらしいね。

こないだ「めざましテレビ」でロッドがビッグ・バンドをバックに「ブルー・スカイ」を伸び伸びと歌ってる映像が流れたんだけど、すごく良かった。
古い曲ってやっぱりメロディー・ラインが綺麗だ。

それも一理ある

2005年10月30日 | 雑感
「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉が大嫌いだった。
若い頃は、こういうスローガンを平気で掲げることが出来る人間の無神経さを軽蔑していた。

大体、身体障害者や病弱な人間は不健全だという論理になってしまうではないか。
そしてあまり知られていないが、もともとは
「健全な精神が健全な肉体に宿りますように
という祈りの言葉の尻尾がとれたものなんである、この言葉は。

最近はガラッと変わって、「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉にも一理ある、と思うようになった。
うつ病は日照時間の少なくなる冬季に増える。
日光に当たらないとセロトニンという物質が体内で作れないかららしい。
不眠症も然り。
夜、眠れないとお嘆きの貴兄、昼間お日様にあたってますか?
昼休みに10分間でいいから強い日光に当たれば、夜ぐっすり眠れるはず。

人間の精神性も非常に物理的、身体的なことに左右されるのだ。
風邪で寝込んだとき、次から次へと暗い考えに取り付かれる人は多いはず。

ただ、健全な肉体に不健全な精神が宿っている場合も、往々にしてある。

*最近本で読んでへぇ~と思ったこと。
一日20分程度のジョギングによって満腹中枢を刺激するレプチンという脳内ホルモンが分泌されるそうだ。
適度な運動は過食も抑えてくれるらしい。

「黒蠅」(下巻) 読了

2005年10月30日 | 
「黒蠅」(下巻)読了

なんだか登場人物がどんどん不幸になっていく気がする。
(というか、実際なっている)
取りあえずマリーノには幸せになって欲しい。
スカーペッタやルーシーはともかく。
(↑冷たいな)

鼻持ちならない坊ちゃん(ベントン・ウェズリー)嬢ちゃん(ケイ・スカーペッタ、ルーシー・ファリオリ)ばかりの検視官シリーズでもっとも魅力的なのはピート・マリーノ刑事である。
はっきり言って彼がいなかったら、検視官シリーズも読み続けてないかも。
彼は学歴も高くないし、粗野で汚い言葉を使い、すぐブチ切れる。
が、実は非常に頭が切れ、正義感が強く、情が深い。

ところで「黒蠅」は「羊たちの沈黙」に似すぎているように思うが大丈夫か?
ル・ガル(狼男)とレクター博士がかぶってしょうがない。

ただ、いくらパトリシア・コーンウェルといえども、トマス・ハリスの描写力には遠く及ばないが・・・。

トマス・ハリスが描くレクターは確かにある種の狂人である。
しかし、知性という鋼鉄の背骨がビシーッとその人格の中心を貫いているので、不思議と後味は悪くない。
優美ささえ感じさせるのは大したものである。

最近読んだ本

2005年10月29日 | 
「黒蠅」(上巻)パトリシア・コーンウェル

「むかしのこども」五味太郎

「空想の絵本」安野光雅

「あなたに奇跡を起こすこころの旅」コリン・ターナー

「ツキを呼び込む成功法則」佐藤富雄

我ながら自己啓発本好きだな~(笑)。
若い頃はこの手の本は読まなかったけど。
こういう本で補強しないとすぐ後ろ向きの考え方になっちゃうんだよね。

スーパーサイズ・ユー!

2005年10月28日 | 雑感
「クライトンは身長206cm」第四弾!!
(え、もういいですか?)

そーだ、NBAならデカイ人がごろごろいるのでは?
と思い調べてみる。

ロッドマンは203cm。

・・・・・・ってクライトンのほうがデカイじゃねーかよ!!

中国人NBA選手、ヤオミンは226cm。デカっ!

もはや、訳わからず。
だってね、206cmのクライトンより20cm高いんですよ?
どんだけデカイんだよw。

220cm以上といえば、プロレスのアンドレ・ザ・ジャイアントが223cm。
たしかアントニオ猪木は彼と戦ったんだよね?
で、腕折ったんじゃなかったっけか?

結論:馬場もすごいけど、猪木もすごかった!

デジタル系力士現る!

2005年10月27日 | 雑感
現役力士 普天王関のブログ
以前ヤクルトの古田兼任監督が自分のブログで普天王関のブログを紹介してて、へぇ~と思ったんだけど、どうやら普天王関のブログがめざましテレビで紹介されたみたいですね。
(私はたまたま観てなかったけど)

ついに出てきましね、デジタル系力士!

よく考えたらお相撲さんも10代~30代のイマドキの若者なんですよね。
エミネム聴いてたり、ブログやってたり、趣味がスノボだったり(←これはないか)、そういう力士がいてもちっとも不思議じゃない。

あの大きな身体でブログを更新している姿を想像すると、なんだか微笑ましいです。
相撲もブログ更新も、頑張れ、普天王関!

児玉清語録

2005年10月24日 | お笑い
たびたびコメントを頂くろーじーさんのブログで紹介していた児玉清語録面白すぎ。

家は夫婦で児玉ファン。
プレステの「アタック25」のソフトも買いました。
(どんな大ファンだよ?w)

うす~く上から目線というか、見下し光線というか、慇懃無礼な児玉清の魅力を良く捕らえてて笑えます。

ちなみに私はいまだに正しいパネルの取り方が解りません(笑)。
もし万が一パネルクイズに出て正解したとしても、「何かお考えがあってのことか?」と清に言われそう(笑)。

「チョコレート工場の秘密」の旧訳本

2005年10月23日 | 
ブログを書いていて楽しいのは、ネットの大海での同好の士との出会いですね。
知らない方から届くTBやコメントは一種のラブレターだと思っております。

先日、映画「チャーリーとチョコレート工場」の感想にTBを頂いたえほんうるふさんの記事に私が読んでいた「チョコレート工場の秘密」の旧訳本の表紙が!
「わー、懐かしい。これだよ、これ!」
という感じでした。
(今も実家のどこかにあるんですが)

何故、旧訳本が絶版になってしまったのか詳しい経緯は解りませんが、
とにかくね、ティム・バートンはこの本の挿絵にものすごく忠実に映像化してくれたんです。

ベルーカ・ソルトがニカッと笑った顔なんか、もう絵のまんまだもん。
ほんとびっくりしました。
貧乏なバケット家でひとつのベッドに寝ている四人のじいちゃんばあちゃんとか。
チョコレートの包み紙の中から出てくる金のチケットのデザインと書体とか。

詳しく書いちゃうと興味が殺がれちゃうから言えないんだけど、チョコレート工場の内部だってかなり忠実に映像化してるんですよ。
あのエレベーターがどんなに挿絵のまんまか、映画は観たけど原作本は未読な方に観て欲しかったのに!

ティム・バートンはもともとディズニー・スタジオで絵を描いてた人ですからね。
子供の頃の彼にとって、物語にも増して挿絵のイメージは強烈だったんでしょうね。

動くと魅力的な俳優、女優

2005年10月23日 | 映画
「夜の大捜査線」のシドニー・ポワチエとかジャン=ポール・ベルモントは動くと魅力的な俳優ですね。
スチール写真で見てもそのよさがピンとこない。
実際に映画の中で動き回ってる姿を見ると、超カッコイイのが判る。

女優ではこないだ観た「アニー・ホール」のダイアン・キートン。
正直、あんま綺麗じゃないな~と思ってたんですよ。
でも「アニー・ホール」の中で、鍋から逃げたロブスターを見てゲラゲラ笑ってる彼女はすごく可愛かった。
あ、それから、シャーリー・マクレーン!
この女優も写真で見ただけの時は「えー、どーかなぁ・・・?」と思ってたんですが、「アパートの鍵貸します」を観たら、滅茶苦茶可愛いんですよね。
寝ぼけて行進させられてる彼女なんか最高です。

で、ジャック・レモンもまた、動き出すとすごーくイキイキしてくる俳優なんですよね。
テニス・ラケットでパスタの湯きりをするシーンなんかほんと笑っちゃいます。

やはり古い映画で名作といわれてるのは一度観てみなきゃダメですね。

1983→2005, and more・・・

2005年10月23日 | 音楽
なんか滅茶苦茶初期のマドンナが聴きたくなり、TSUTAYAにてレンタル。
「バーニング・アップ」と「ライク・ア・ヴァージン」の二枚を借りました。

しかし、マドンナを初めて知った1984年当時は、まさか彼女が20年後もポップ・シーンの頂点に君臨してるとは思いませんでした・・・。
ん~、頂点というのは言いすぎか。
しかし、なかなかいい位置につけてるのは確かです(笑)。

「アイ, ロボット」

2005年10月23日 | 映画
SFは突き詰めると宗教とか哲学に行き着くんだな、と実感しました。
カート・ヴォネガットとかフレドリック・ブラウンもそうですが・・・。

自分をプログラムした博士を「Father」と呼ぶロボットのサニー。
博士(Father)=父なる神、サニー(Sonny)はロボットの原罪と苦悩を一身に背負う、神の子=イエスなんでしょうか?

サニーは多分「Sunny」(晴れた、陽気な)というより、「Sonny」(坊や=息子)の方じゃないでしょうか?
サニーの正しいスペルは知らないんですが。
あるいはダブル・ミーニングか。

それにしてもアシモフのSFを読んで育った技術者はやはり「ロボット=信用できない」って思うんじゃないかな?
「ロボット=僕らの友達」という考えを日本人にインプットしてくれた手塚治虫に幸いあれ!
日本がロボット大国なのもみんなあなたのお陰です。

*オマケ*
アウディーの2035年モデル、流線型で超カッコイイ!

クライトン後日談(2)

2005年10月21日 | 雑感
気になって曙太郎の身長を調べたら、203cmだった。
すげーな、クライトンは曙よりでかいのか・・・。

図式するとこうなる。

 ボブ・サップ < 曙 < マイケル・クライトン < ジャイアント馬場

いや、クライトンすげーよ、やっぱ。
だって「ジュラシック・パーク」に博士の役で出てるジェフ・ゴールドブラムが確か190cm以上の長身ですごいな~と思ってたんだもの。
(今調べたらジェフは195cmだった・・・)

まさか原作者はそれよりデカイなんて誰が想像できたであろうか!?

「夜の大捜査線」

2005年10月20日 | 映画
NHK BS2にて「夜の大捜査線」を観る。

シドニー・ポワチエってなんてかっこいいんだろう。
非常に知的な美形です。
そしてスーツのネクタイを緩めさえしないんだけど、素晴らしい肉体なのが服の上からでも分ります。
胸板が厚い。体中にむらなく筋肉が付いている感じ。
俳優というよりも、優れたアスリートがたまたまスーツを着ているといった感じです。

この人が1967年の姿のままで現代にタイム・スリップしてきたとしても、現在の黒人スターに決して引けを取らないでしょう。
まさか黒人初のオスカー受賞者がこんなにかっこいい人だなんて思わなかった。
てっきり性格俳優なのだとばかり・・・・・・。

作品そのものも面白いです。
しかし、当時の黒人の観客はさぞかし胸のすく思いをしただろうね。
だって白人がマヌケで黒人が頭の切れる刑事役なんだもの。

最初はあからさまに人種差別をしてくる土地の警察署長との間に、最後に心の交流がほんのちょっとだけ生まれるのもグッときます。

音楽はなんとクインシー・ジョーンズ!

*オマケ*
タイトルからさぞかし夜のシーンばかりなのかと思いましたが、意外と昼のシーンが多かったです(笑)。

クライトン後日談

2005年10月20日 | 雑感
「マイケル・クライトンは身長206cm」の後日談。

気になってボブ・サップの身長を調べたら200cm。
やはりサップよりも背が高かった。
どないな作家やねん、クライトン。

そうだ、馬場さんとどっちが背が高いんだろ?と思って調べたら

ジャイアント馬場は209cm!
クライトンより3cmも高かった。


すげーや、馬場さんはやっぱり本物だったんだ!!
(意味もなく感動の嵐w)