キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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ALSO SPRACH ZARATHUSTRA

2005年08月31日 | 
まむしの咬み傷

「あなたの道はもう短い」
と、まむしは悲しげに言った。
「私の毒は、命を奪う毒なのだ」
ツァラトゥストラは微笑した。
「今までに龍が蛇の毒で死んだことがあるか」
―――そう彼は言った。

「ツァラトゥストラ」ニーチェ 手塚富雄訳 中公文庫より

最近ブログに熱中しすぎて読書量が減少してるなぁ。

ふと、気付いたんだけど・・・

2005年08月30日 | 雑感
健康のために、たま~に豆乳を飲むことがある。
すると決まって気分が悪くなる。

自分では気付いてなかったが、実は大豆アレルギーなのかも。
ちなみに豆腐は食べても何ともないです。

脚がきれいでなければミニスカート禁止?

2005年08月30日 | ニュース
【こぼれ話】脚がきれいでなければミニスカート禁止=ハンガリー (時事通信) - goo ニュース

ミニスカートを全面禁止にするならまだしも、「きれい、汚い」をどう判別するのか?
まさかこの市長が判定するんじゃないだろうな?
規律に厳しいというよりも、この市長が単なるエロおやじなだけでは・・・(笑)。

資生堂UNOのCM

2005年08月28日 | ファッション
お笑い芸人が大変身する資生堂UNOのCM見た?
私はテレビCMでは長州小力のだけみたけど、なかなかいいじゃん。

青山と中目黒でバー2軒経営してます、みたいで(笑)。
水商売系の青年実業家チックでカッコイイ!


やっぱ髪型って大事だよね。
でもワックスだけじゃあんなに上手く行かないよ(笑)。
まずカットとかパーマがちゃんとしてないとダメだし、ある程度スタイリングにはテクが要るし。

美容院でカッコよくスタイリングしてもらっても、一回シャンプーしたら二度と同じに出来なかった経験ない?
(あるあるある)

しかしこのCM面白い企画だね。

「電車男」 第8話

2005年08月28日 | ドラマ
もちろん今週も観ました、電車男。

先週に引き続き桜井の妄想特急は驀進中(笑)。
電車とエルメスの間に入って仲を裂こうとするは、電車スレで電車男に成りすますは、とやりたい放題。
でもスレ住人はめちゃ冷静です。
桜井、華麗にスルーされちゃってちょっとかわいそう。

スレ住人といえば、今週はあの沈黙のAA職人の過去が明らかに。
なるほど、過去にそんな傷を負ってたんだね。
どうでもいいけど、職人の元彼女めっさ可愛いです。
チョイ役じゃ勿体ないくらい。

そしてとうとう電車男はオタクであることをエルメスにカミングアウト。
「えーと、取りあえず、ケロロ軍曹のバンダナはとったらいいんじゃないかな?」
などと心配したが、エルメスはもともとオタクに何の偏見も持ってないので、全然問題なし。
フツーありえねー(笑)。
でもよかったね、電車。


そして今週はさらに衝撃の事実が明らかに!
なに、エルメスの父ちゃんて山下真司なの?
だから“HERO”が流れたのか・・・。

エルメスと弟は顔は母親に、背の高さは父親に似たんだね・・・と妙に納得。
(↑すんなよ)

そういえば電車男の父ちゃんが自宅に来たエルメスを見て、「若い頃の母さんにそっくりだ!」というシーンあり。
妹は可愛いし、電車の母ちゃんほんとに美人だったのかも。

意外にこの親子(電車父&電車)、美女をゲットする星の下に生まれてるらしい。

俗っぽい天国

2005年08月26日 | 音楽
笑わないで聞いてくれる?

あのさ、天国にはきっとスティーヴィー・ワンダーの『オーヴァージョイド』が流れてると思うんだ。

あ、笑うなって言ったのに・・・。
ふふ、やっぱ可笑しいよね?

流れてるっていうか、スティーヴィーが弾いてるんだ。

天国の花畑の真ん中に白いピアノが置いてあって、それを彼が弾いてんの。
側には小川が流れててね。
鳥の啼く声もする。

ああ、我ながらなんて俗っぽいんだろ。
まるで安手のコマーシャル・フィルムみたい。

だけど『オーヴァージョイド』を聴く度に想像しちゃうんだから仕方がない。

熱帯夜に不思議と聴きたくなる、『オーヴァージョイド』
そして聴く度に想像してしまう、安っぽい商業主義的な天国とスティーヴィー・・・。

ジャックとトゥルー

2005年08月26日 | ドラマ
ジャック・バウアー(@「24」)とトゥルー・デイビーズ(@「トゥルー・コーリング」)は、どっちも人助けのために最大24時間のタイムリミットで、ぎりぎり目一杯奔走してるわけだが、二人の仕事に対するスタンスには、はっきりと男女の性差の違いがあって面白い。

まず「ジャックは・・・」というより「男は・・・」と言いきっちゃってもいいと思うんだけど、基本的に自分がその仕事が好きだから奔走してるんだよね。
国家のために、とか国民のために、なんていうのは所詮、後付けの理由。
家族の為ですらない。
実はジャックが一番愛してるのは仕事です。
テリでもキムでもなく。

ジャックはMです。間違いない(笑)。
もうね、キリキリ舞いさせられるのが好きなんだよ。
もう、そうしないとアドレナリンが出ない身体になっちゃってるんだよね(笑)。
「ランナーズ・ハイ」ならぬ、「危険な任務・ハイ」

この反動でベッドではすっごいSになってそうな気もする。
しかしニーナとの時はやはりニーナがSだったような気がして仕方がない(笑)。

ニーナは言葉責めだね、多分。
「どうして欲しいの、ジャック?」
「ああ、ニーナ・・・!」
みたいな(笑)。

あれ、話題が大分逸れちゃった(笑)。


対するトゥルーは、「もうこういう人助けの能力を授かっちゃったんだからしょうがない」、という諦めから働いてますね。
(もちろん、仕事はめっちゃ頑張ってますよ、それでも)

モルグの上司のデイヴィスに「あたしも22歳の女の子だよ。もっとデートしたり、友達と遊んだりしたいよ」と愚痴るシーンが出てきますよね。
ドラマの何話に出てくるか忘れたけど。

実はこないだ「Mr.インクレディブル」を観ていて、仕事に対するスタンスがやっぱ男は「好き」、女は「義務感」だな、と思ったもんですから。
隠れてスーパーヒーローやって楽しんでるMr.インクレディブルと、家族の危機に義務感から立ち上がるイラスティ・ガールと。

でも義務感ていっても、女もすんごいきっちり仕事やるんですけどね。
基本的に女の方が真面目だからね。個人差はあるにしても。

シンセの生みの親、モーグ博士が死去、71歳で

2005年08月25日 | 音楽
モーグ博士が死去

シンセサイザー※Moogの生みの親、モーグ博士が死去したそうです。
亡くなった事よりも、まだ生きていたことの方に驚きました。

こう考えてみると、テルミンの生みの親、レオン・テルミン博士は随分昔の人なんですね。

※Moog:日本では楽器の方はムーグと発音して、博士の方はモーグと発音するねじれ現象あり。面倒臭い。

10万曲が無料!

2005年08月24日 | 音楽
ヤフー・サウンドステーション

なんと10万曲が無料で聴けるそうです。
と言っても、ジャンルは選べても、自分で聴きたい曲やアーティストは選べないし、広告も飛ばせないからちょっと不便。

私もオール・ダンス&ブラックミュージックっていうジャンルを聴いてみましたが・・・・・・。

う~ん・・・。

ラジオみたいに、なんかしている最中に不意に耳に入ってくるっていうんでもないしね。

でも興味のある方は一度どうぞ。

最近読んだ本

2005年08月24日 | 
「幸福のくびき」 清水義範
 少年犯罪を扱った本。
 一種のミステリ仕立てになっています。

「恵子は必ず生きています」 有本嘉代子
 拉致被害者、有本恵子さんのお母さんが書かれた本。

「ツァラトゥストラ」 ニーチェ 手塚富雄 訳
 いろんな出版社から出てるけど中公文庫を。
 超・飛ばし読み。

「Mr.インクレディブル」の音楽

2005年08月23日 | 音楽
「Mr.インクレディブル」は脚本も映像も素晴らしいけど、特に音楽がいい!

多分監督は「60年代のスパイ映画の雰囲気で」というオーダーを音楽監督に出してると思うんだけど、音楽監督は見事にそれに答えてるね。

「007シリーズ」や「スパイ大作戦」(と敢えて呼ぶ)を髣髴とさせる、フル・オーケストラのインスト。
極めてクラシカル、かつオーセンティック。

これがね、スピード感満点のアクション・シーンのクライマックスに「ジャーーン!」て感じで流れると、もう背筋がゾクゾクします。

そしてあの素晴らしいエンド・ロール。

エンディング曲は「スパイ大作戦」と同じ5拍子!!

いいですねぇ。すんごく大人っぽい。
キャラクターはデフォルメされてて、むしろユーモラスで可愛い感じなんだけど、音楽が大人っぽいことによって、この映画に何とも言えない気品が添えられたと思います。

※「Mr.インクレディブル」の脚本と映像についてはまた改めて。

発見!

2005年08月23日 | 音楽
5月の頭から探していたマルタ・サンチェスのアルバム「ミ・マンド」を発見!
「発見」っていっても自宅のCD棚からなんだけど(汗)。


スペイン語が耳に心地良いアルバム。
夏になると聴きたくなる。
ボッサやブラジリアンと一緒。
いや~、夏に間に合ってよかった(笑)。

Mr.インクレディブル

2005年08月21日 | 映画
なんてまあ面白い映画なんだろう!!
完璧!パーフェクト!
余りにも面白くって涙が出たくらい。
面白いったってfunnyじゃないよ、interestの方。

素晴らしい点が沢山あって何から誉めたらいいのか分からないから、一番感心した点について述べよう。

それは伏線の張り方。
最も見事だったのはデザイナーのエドナが言った「マントは駄目」って奴。

この伏線が活かされたとき
「マントかよっ!」
って思わず興奮して叫んじゃったよ(笑)。
映画館で観てたら大変だった。
やっぱり叫んじゃったと思うから(笑)。

神は人生にいちいち伏線を張ったりはしない。

けれど、映画という“世界”(それは神の作った世界よりも美しい因果律に基づいた、ある意味完璧な世界)の神であるべき脚本家は(あるいは監督は)伏線を張らなくては駄目だ。
そして、それを見事に活かして見せなくては!


日本にも伏線の張り方が素晴らしい監督がいる。
それは黒澤明。
「隠し砦の三悪人」での伏線の張り方は本当に本当に見事だった!

思わせぶりな伏線を張るだけ張ってほったらかしというのは、世界でもデイヴィッド・リンチにしか出来ない、離れ業。
普通の人間は真似しちゃ駄目だ。

大風呂敷広げただけで終わってしまう失敗作になるから(笑)。

激オモ

2005年08月20日 | 雑感
昨日の夜からgooブログ激オモでした。

せっかく書いた記事やコメントが消えちゃって凹むこと多し。