言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

鍵穴隠し

2008年07月12日 | Weblog
それは塵だと決め付けるのは誰だろう
僕にとっては大切なものかもしれない
ある人にとっては捨てるほどではない
そんな曖昧なものかもしれないのに・・・

僕たちは見たくないものを見ようとしない
それは人間にとって当然の心理だと
分かっていても時々ふと虚しくなるんだ

閉ざされた扉の向こうは見ようとするのに
何故目の前に転がる小さなものには
目もくれようとしないんだろうって・・・