言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

波間に蛇

2008年07月01日 | Weblog
浜辺に打ち上げられた抜殻が哀しい

いつか海に還れると思っているのかい?

ただ待っているだけの君に与えられる
幸か不幸か本当のところは知らないが
君が笑うのならばそれも良いじゃないか

そう考える僕の足元に届く残骸の汚さ