言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

ぼたん

2008年07月07日 | Weblog
君のために生きたいんだって泣くあの子の
心を圧し折れるくらいの力が欲しいです

何のために生きているか分からないとか
軽々しく口にしないでって言えたなら
どんだけ心の鬱憤を晴らせるだろうか

それが壊れると言うことならそれで良い
蓄積した叫びを心のまま吐き出したい

ぼたん一つ散ったら季節は変わるのか?
ぼたん一つ押してしまえば消えるのか?
ぼたんと落ちたら終わってしまうのか?