難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

4月18日障がい者制度改革推進会議再開さる!

2011年04月22日 00時42分27秒 | 障がい者制度改革
約1ヶ月と1週間ぶりに、障がい者制度改革推進会議が開かれた。#fukishi

障害者基本法改正案が制度改革推進部で了承された日の午後、大震災が起きたので、延期が続いていた。
2月14日に示された政府の障害者基本法改正案の概要がこれまでの推進会議の議論を全く考慮しないものだったで全国の障がい者団体が政府と民主党に数々の抗議文、アピール、要請書を次々と突きつけた。
それを受けての障害者基本法改正案がどのようになるのか、注目を浴びていた。

委員は口々に、政府案の不十分さを指摘し、修正を求めるが、本部会議で了承されているので、後は国会での議論にするしかないと意う。
今後、国会議員への働きかけやその後の議論を見通した活動が必要だ。


ラビット 記 (また、地震だ!1時15分頃)
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◆1◆ 第31回制度改革推進会議、基本法改正案めぐり最後の攻防

4月18日、第31回制度改革推進会議が開かれました。
前回は2月14日。その後政務折衝が行われ、2月28日の開催予定は、3月7日、14日と三度延期されていましたが、3月11日午前に第3回推進本部で基本法改正案などが了承されました。
今回の推進会議では、法案の解説と積極的な解釈を引き出し、今後の国会での議論に積極的にいかしていくための議論が焦点とされていました。

○傍聴者議事メモ(TXTファイル添付)、(ラビット注:別途掲載)
 なお必ず議事録や明日以降の録画ビデオで確認ください

○JDF基本法関係意見

■資料
 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_31/index.html
 資料1 障害者基本法の改正について(案)
 委員提出資料
━━━MEZASU━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
  ニュース 2011.4.18 第123号(通巻231)
   http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━MEZASU━━━

基本合意と総合福祉法を実現させる!4.21全国フォーラムに400名

2011年04月22日 00時21分47秒 | 東北地方太平洋沖地震
「めざす会」のニュースが届いた。
昨日開かれた「基本合意と総合福祉法を実現させる!4.21全国フォーラム」に400名も参加したとのこと。
震災と総合福祉法の両方を課題にして、取り組む。


ラビット 記
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◆1◆ 基本合意と総合福祉法を実現させる!4.21全国フォーラムに400名
「今日のフォーラムの熱気はいつもと違うものでした。
 一大事こそ、本当に必要なものや正しいものだけが見えてきますね」とさっそく参加者からのメール。

会場の参議院議員会館講堂に用意した300席+椅子50脚は満席。
座りきれない人も、会場からあふれた人も。多めに用意した資料も足りなくなり、ごめんなさい。
(本日の資料は、近日中にホームページに掲載します)

まず、400名の熱気あふれるフォーラムを写真でみてください(^_-)
○4.21全国フォーラム写真集
 https://picasaweb.google.com/sonobe.hideo/20110421?authkey=Gv1sRgCLn8t4ungrDWCw&feat=directlink
 
つづいて、迫力の竹下弁護団長のあいさつを動画で(^_-)
○竹下弁護団長あいさつ(4分)
 http://www.youtube.com/watch?v=AcTyywTr_Os

━━━MEZASU━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
  ニュース 2011.4.21 第124号(通巻232)
   http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━MEZASU━━━

「基本合意と総合福祉法を 実現させる!4.21全国フォーラム」アピール!

2011年04月21日 23時57分07秒 | 障がい者制度改革
本日、障害者自立支援法意見訴訟団と国との基本合意を目指す会や障害者基本法改正案を受け、その後の総合福祉法の実現を目指す集会が開かれた。

ラビット 記
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兵庫の元原告補佐人・吉本裕子さんに読み上げられ、全体で確認され、フォーラム集会後、国会議員をロビーイングして手渡されたアピール文全文です。
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基本合意と総合福祉法の実現をめざす4.21全国フォーラム アピール

東日本大震災は、これまでに例を見ない大災害です。

尊いいのちを落とされた多くの方々に哀悼の意を表すとともに、不自由な避難生活を強いられているたくさんのみなさんに、心からお見舞いを申し上げます。
障害者団体はひとかたまりとなって、全力で支援活動に取り組んでいますが、1月以上が過ぎても、全体像は掴みきれていません。
障害のある人は、避難所では、必要な医療やサポートを受けることができず、また、避難所にさえ行くことができない仲間は、厳しい生活に苦しんでいると思われます。

さらに「レベル7」の福島原発の大事故は、危険極まりない状況となり、収束の見通しは立っていません。大震災では、障害のある人たちへの多面的な支援のあり方が、重層的な意味で問われます。

そのような状況の中で本日4月21日、私たちは、「基本合意と総合福祉法を実現させる!4.21全国フォーラム」を開催しました。

昨年の今日、障害者自立支援法違憲訴訟は、1月7日の「基本合意」にもとづき、東京地裁で最期の「和解」がされました。
首相官邸には原告や弁護団など124名が招かれ、ときの鳩山首相は「新たな制度づくりはまさにこれからです」、「強い思いをしっかりと受け止めてまいります」と約束しました。

訴訟は、まさに障害のある人の人間としての尊厳を訴えたものでした。

「基本合意」の完全実現と総合福祉法制の確立は、障害者権利条約の理念にかなうものであり、インクルーシブで安心して地域で生きられる社会は、そのこと抜きには築くことはできません。
しかし、その後、当事者参加によってなされた障害者制度改革議論のもとでつくられた基本法改正案は不十分なものでした。

そこにこの度の東日本大震災が起こりました。

私たちは、自立支援法を廃止し、総合福祉法を実現するという、「基本合意」の内容があいまいにされてしまうのではないかとたいへん危惧しています。
大災害は、日常の困難と地域や人のつながりを浮き彫りにします。社会的に弱いところに困難は増幅されます。
自立支援法による「応益」負担、日額報酬制は、大震災の中でも障害のある人の生活に重くのしかかっています。

今、改めて私たちは、「基本合意」の完全実現と総合福祉法の制定を、強く政府・国会に訴えます。
同時に、東日本大震災によって、さまざまな形で困難を強いられている障害のある人の生活実態を正確に把握し、必要に応じたきめ細かな支援策を即時に行うことを強く求めます。

                      2011年4月21日

「基本合意と総合福祉法の実現をめざす4.21全国フォーラム」参加者一同

東日本大震災: 被災高齢者、介護難民に

2011年04月20日 22時39分23秒 | 東北地方太平洋沖地震
うーむ、介護「難民」と言うのだろうか。一番の弱い人たちが介護を受ける権利が保障されずに亡くなってしまう。
災害の時でも人権は保障される必要がある。#kaigo

ラビット 記

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東日本大震災: 被災高齢者、介護難民に
 東日本大震災で、長引く避難生活が介護や介助の必要な高齢者の命を直撃している。特に津波の被災地域では、介護支援施設やそこで働くケアマネジャーらも一度に被災した。支援の仕組みが崩れ、命綱を失った多くの高齢者が「介護難民」化している。災害時要援護者が十分に援護されない現状を追った。【関谷俊介、水戸健一】

 今月8日、岩手県大槌町の三浦昭三さん(83)が、同県宮古市の病院で亡くなった。心不全だった。三浦さんは震災後、高齢者施設を2カ所回った後、死亡する3日前に救急車で病院に搬送されてきた。

 三浦さんは要支援の介護認定を受け、昨年春から週2回、日中入浴などをするデイサービスと、掃除や買い物の家事ヘルパーを利用していた。震災で自宅は流されたが、発生時は比較的高い場所にあった高齢者施設でデイサービスを受けていたため助かった。

 当初はベッドのある居室に入っていたが、自力で歩くことができたため、施設内のホールに避難中だった親族の元に移った。だが、みるみるうちに弱り、寝たきりになった。親族も被災者。付ききりの介護は難しかった。

 入所定員96人の施設に、数百人の避難者がいた。介護スタッフらの中には自宅が被災した人もいたが、避難者のために食事を用意しながら入所者や他施設から運ばれてくる重症者の対応に追われた。事務長は「スタッフはほとんど眠れなかった。精いっぱいやったが、数が多く、すべてに対応することは難しかった」と吐露する。

 親族の三浦美智子さん(47)は介護予防サービスを担う町の地域包括支援センターに相談しようとした。だが、以前から世話になっている三浦さんのケアマネジャーは津波で行方不明になっていた。

 美智子さんが町職員に頼み込み、三浦さんは3月28日、町内のグループホームに移ることになった。だがホームのケアマネジャーによると「動きは良くなったが、呼吸がゼイゼイいっておかしかった」という。近くの避難所に詰める医師に往診してもらったが手に負えず、「救急車を呼んでくれ」と言われた。救急搬送3日後、宮古市の病院から「容体が変わった」と親族に連絡があり、そのまま息を引き取った。

 夫婦で食堂を経営していた三浦さん。子供はおらず、寝たきりとなった妻イシさんを10年間、介護し続けた。そのイシさんは3年前に亡くなった。

 美智子さんは三浦さんの死について「生活のリズムが崩れたのが一番の原因だったと思う。皆さんには精いっぱい良くしてもらったと思うが、せっかく津波で助かった命だったのに残念」と話す。

 ◇自宅離れ寝たきりに

 正常圧水頭症を患い、足腰が弱っていた宮城県石巻市の山口春夫さん(84)は要介護認定されて市内の介護施設に通い、週2度のリハビリを受けていた。

 だが津波で自宅だけでなく介護施設も全壊。山口さんは妻こと子さん(78)と一緒に自身が管理するアパートに避難していた。4月に入り、自宅跡地に残したメモを見たケアマネジャーがアパートを訪ねて来たが、ケアマネジャー
は契約の打ち切りを告げただけで立ち去ってしまった。

 山口さんは病気の症状でトイレが近く、失禁の恐れもあるため、こと子さんは「避難所で暮らすことにためらいがあった」と打ち明ける。だがアパートには自宅のように歩行の支えとなる手すりを付けておらず、山口さんは徐々に寝転んでいる時間が増え、自立歩行が困難になった。

 ケアマネジャーが来て以降、施設の関係者はもとより、行政からの連絡もない。住み慣れた地域を離れたため、顔見知りもほとんどいない。運動能力が低下して一日中、布団にくるまったままの夫を見ていると、こと子さんは不安と悲しみがこみ上げる。「何とか拾った命だけれど、先が見えない。誰にどうやって助けを求めたらよいのか分からない」

2011年04月20日 12時05分
2011 毎日新聞社 ALL Rights Reserved
http://www.cybozu.net/news/national/20110420k0000e040070000c.html

コミュニティFM局の文字送信と著作権

2011年04月20日 12時47分49秒 | 東北地方太平洋沖地震
アメリカでは、こうしたコミュニティFM局が音楽専門局、宗教その他の局とともに無数にあるが幾つかは字幕放送が行われていることを聞き、全難聴もラジオの字幕放送を提唱している。

ツイッターのアカウントもパーソナリティのと情報のとまぜこぜで良いのか、分けた方がいいのか、放送をツイッターするアカウントを分けたほうがいのか。

著作権法上は聴覚障害者に情報提供する社会福祉法人、NPO法人等は著作権の許諾なく発信可能だ。個人や団体は文科大臣の認可が必要となっている。
こうした緊急時にはこの規定によらず公衆送信することは了解されてきたが。


ラビット 記

コミュニティFM局のツイッターが聞こえない人への情報源

2011年04月20日 12時41分59秒 | 東北地方太平洋沖地震
プラスヴォイス社が聴覚障害者への情報源としてコミュニティFMに注目し、ツイッターで発信するよう働きかけている。
コミュニティFM局は、放送エリアが狭い分それだけ地域に密着した情報が提供されている。ライフラインや交通窓の情報も放送しているが聞こえない人には利用できない。
そこで同社の三浦宏之社長がツイッターでつぶやいてくれれば聞こえない人も利用できると考え、被災地のコミュニティFM局やその協議会などにも働きかけている。


ラビット 記


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コーエーテクモグループが被災地の「コミュニティFM放送」支援へ赤い羽根・支援金、2年で1億円
2011年04月19日
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110419/359578/
 コーエーテクモグループは、被災地で活動する「コミュニティFM放送局」を運営するボランティア、NPOの活動への支援金として、今後2年間にわたって合計1億円を拠出することを決定したと発表した。
「被災地において生活・復興
情報の発信・伝達が大切」という考えから、その活動の継続に向けて支援していく。
(中略)
なお、今日(4月19日)行われた参議院総務委員会でも、被災地におけるコミュニティ放送の活躍が取り上げられた。片山善博総務大臣は、「コミュニティFMは、生活支援情報の発信に加えて、取材活動の段階も含めて、地域の一体感を高めることに貢献している」と高く評価した。
その上で、政府による支援は理念上の問題があり、できるだけ民間による支援が望ましいと述べた。さらに、赤い羽根「震災ボランティア・NPOサポート募金」の例を紹介した上で、「こうした動きが広がることを期待している」とコメントした。

歓送迎会と耳マーク

2011年04月20日 08時22分10秒 | 東北地方太平洋沖地震

昨夜は勤務先の歓送迎会だった。
狭い個室の店だったがどうにもこうにも聞こえない。
課長は書いてやるから要約筆記の派遣はやめろと前は言ってくれたことがあったが自分も飲んでしまうので結局書けない。今回も頼めなかった。

その中で胸に付けた耳マークのバッチからなんのバッチか、どこで使われているのかという話題になり、病院や鉄道などにあると説明したがそう長く続かない。
課長からは社章を付けろと言われてしまった。

出勤後、会社からメールして補足しよう。


ラビット 記

NHKの朝5時のニュース 緊急時の字幕放送

2011年04月19日 07時48分18秒 | 東北地方太平洋沖地震
今朝4月19日4時14分の秋田県の震度5の速報の後、朝5時のNHKニュースで報道された。
この時間帯はニュースに字幕がない。

確かに、音声認識による字幕制作にせよ、高速日本語文字入力にせよ、今の方式ではコスト効率の悪い字幕制作システムでは拡大できないかも知れない。

ならばどうするのか、二つの問題から考えてみたい。
一つは本当に十分な経費をかけているのか。
字幕放送を義務付けられたアメリカの放送事業者は連邦通信委員会FCCの規定では2%以上は免責されるがNHKはどのくらいのコストをかけているのか。とてもそんなにはかけていないのではないか。
ことは人命に関わる報道のことだ。

もう一つは技術的な問題だ。
音声認識技術はまだ限界があることがして記されている。
人手による字幕制作が必要になる。
その字幕制作オペレーターをどのような形で常駐体制を取るか。社内で養成し日常的な字幕制作業務に当たらせることで確保しておくことも考えられる(アナウンサーと同じ)が養成には時間がかかる。
現実的には緊急時の入力業務のアウトソーシングと自社体制との組み合わせることになるだろう。

そのために国の助成等の措置が必要だ。放送・通信の国の関与は限定的である必要があるが障害者の権利保障には国に義務がある。

ラビット 記

全日本ろうあ連盟に、NHKからの回答が届く。

2011年04月19日 05時26分34秒 | 東北地方太平洋沖地震

全日本ろうあ連盟に、NHKからの回答書が届いたと報告がありました。
http://www.jfd.or.jp/2011/04/18/pid4823
緊急災害時における放送についてのご要望につきまして(PDF形式)
http://www.jfd.or.jp/yobo/2011/20110413-re-nhk-saigai.pdf
全難聴の災害対策ブログにも記載。
http://blog.goo.ne.jp/zennan_saigai/e/048e004165d4f877d449843a5bd76fe2
ラビット 記
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財団法人全日本ろうあ連盟
理事長石野富志三郎様
緊急災害時における放送についてのご要望につきまして

拝啓
平素は、NHKの放送に格別のご理解、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、貴連盟からいただきました「平成23年3月11日東北地方太平洋沖地震における聴覚障害者への情報保障について緊急要望(連本第100594号)」につきましてご回答申し上げます。

1緊急災害時におけるローカル番組を含むテレビ番組への「手話通訳と字幕」の付与について
NHKでは、"人にやさしい放送"を公共放送の重要な使命ととらえ、すべての視聴者のみなさまに、ニュースや番組を、見やすく、聞きやすく、わかりやすく、安心してこ視聴いただけるよう、鋭意努力を重ねているところでございます。

なかでも、耳の不自由な方向けの字幕・手話につきましては、これまでも順次拡充に取り組んでまいりましたが、今回の震災報道におきましては、3月11日(金)の地震発生時から17日(木)の1週間で、通常時のニュースのおおよそ2倍の放送時間に字幕を付与するなど、NHKとして最大限の取り組みを実施いたしております。特に、今回は、発災後、速やかに高度なスキルを持つオペレーターや制作・技術担当の要員ならびに必要な設備を確保し、いち早く字幕付与に着手したほか、従来から開発に取り組んできました音声自動認識方式による字幕付与を一部で活用するなど、新たな試みもとりいれて、震災関連の報道への字幕付与の拡充に取り組んでおります。

NHKとして、引き続き、ニュースや番組への字幕付与の拡充に努めていく考えですが、今回の震災のように長時間にわたる災害報道に字幕を継続して付与していくためには、オペレーターを常時、相当数確保し、長時間にわたって字幕を付与する体制を整える必要があります。しかしながら、現状では、オペレーターを24時間体制で確保することが難しいことに加え、設備面や経費而についても一定の限界があるなど、解決すべき課題が山積しております。また、音声自動認識方式につきましても、認識率の向上や要員の確保などの課題に引き続き取り組んでいく必要があります。

このため、NHKでは、定時のニュース番組への字幕付与の計画的な拡充と音声自動認識方式の実用化に向けた研究開発とあわせて、インターネットやデータ放送等の多様な伝送路を活用し、必要な情報をいっそう正確かつきめ細かくお伝えしていきたいと考えています。
今回の震災におきましても、NHKのホームページ(NHKオンライン)を特別編集し、災害関連のニュースや各放送局災害情報・ニュースをご覧いただけるようにしたほか、データ放送でも災害関連のニュースや情報の充実を図っております。

また、津波警報・注意報発令地域はテレビ画面に文字や地図などで表示し、津波到達予想時刻の一覧表示や、被災地域の地図への震度表示、震度の大きい地域については表での一覧表示の付加など、画面表示だけでも状況が把握できるよう工夫を重ねております。

なお、ローカル番紅の字幕付与につきましては、全国の放送局で専門のオペレーターを確保することが必要となります。地方においては、こうした高度な専門能力を持つ人材を確保すること自体、難しい現状にあります。また、字幕放送設備についても全ての放送局に導入する必要があり、多額の費用がかかる問題もあり、今後の課題と考えております。

手話につきまして、災害時の緊急報道で手話ニュースを行うキャスターの方々を予め、相当数確保し、地震や台風などの緊急報道に備えて全国の放送局に待機させる体制を組む必要があります。今回、可能な限りの要員の確保に努め、3月12日(土)には通常の手話ニュースに加え、14時50分~15時、16時50分~17時で新たに手話ニュースを放送したほか、19時55分からの放送を5分延長して20時5分まで放送しました。3月13日(日)以降も、通常1日1~2回の放送を3~4回に増設するとともに、一部は時間を延長してお伝えしています。
また、3月14日(月)から3月31日(木)までは、福祉番組「福祉ネットワーク」に字幕・手話(一部解説放送)を付け、災害関連情報の放送を行いました。3月18日(金)の「きらっと生きる」についても、字幕・手話(一部解説放送)を付けて放送しています。さらに、今回から・首相官邸での会見について、会見場の手話通訳者をワイプで会見画面に表示し放送するなど、手話についても可能な限りの取り組みを実施しているところでございます。

2緊急災害時における、ローカル番組を含むニュース、その他の必要な情報の、特定非営利活動法人CS障害者放送統一機構様への速やかな提供について
NHKでは、平成16年10月の新潟中越地震および平成19年7月の新潟県中越沖地震において、「CS障害者放送統一機構」様からのご要望を受け、NHKのホームページに掲載している地震関連情報を、一定の条件のもと、提供させていただいております。

今回の大震災におきましても、NHKのホームページに掲載しております「各放送局災害情報」の使用についてご要望をいただき、これまでと同様の取り扱いで提供させていただきました。
なお、緊急報道の際のニュース送出現場は一刻一一秒を争って視聴者のみなさまに情報をお届けする努力を重ねております。こうしたなかでの放送内容についての制作における連携や放送の実施以外での特定の相手先への情報提供につきましては極めて難しいことは、どうかご理解いただきたく存じます。

今回、貴連盟からいただきました貴重なご意見は、緊急報道をはじめとするNHKの放送等への参考にさせていただきます。今後ともNHKの放送事業にご理解とご支援をいただきますようお願い申し上げます。
敬具

平成23年4月13日
NHK編成局計画管埋部
東京都渋谷区神南2-2-1
森本清文


東日本大震災での仙台の状況を4コママンガ化

2011年04月19日 05時24分48秒 | 東北地方太平洋沖地震

今回の東日本大震災での仙台の状況を4コママンガ化した方がいます。

言戯(ことざれ)というサイトです。

http://www.kotozare.com/2011/03/post-465a.html

震災直前から3月末くらいまでの日常(非日常?)の状況を描いています。

あんまりオチがないのですが、震災のリアルさを感じます。

数が多くて、下手すると1時間以上かかってしまいますので、ほどほどに願います。

【メルマガいくおーる】 110418-196 より

小川 光彦(おがわ みつひこ)

NPO法人ベターコミュニケーション研究会

〒164-0014 中野区南台2-51-7-707

Tel/Fax:03-3380-3324

E-mail:ogawa@bcs33.com

http://www.bcs33.com/


 

 

 


地元の補聴器店にも被災者が・・

2011年04月18日 20時12分15秒 | 東北地方太平洋沖地震
イヤーモールドのチューブが外れかかったので修理に行った補聴器店で、福島県などから避難してきた被災者が補聴器の無償給付を受けられたという話を聞いた。
親戚や家族を頼って避難されてこられたそうだ。
近くには味の○スタジアムに避難している方もいるとか。

無償となった補聴器の給付は地元と東京都が負担するのだろう。
避難先では何かと肩身が狭い。一人でも多くの方が補聴器を入手されてコミュニケーションを出来るようになって欲しいものだ。

ラビット 記