難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

あれ、お湯が沸かない。ガスが止まっているのか?

2012年01月22日 01時41分26秒 | 生活
寝る前に入浴したらウトウトして寝てしまった。その内、寒くなって目が覚めたがお湯が沸かない。浴室の湯沸かしコントロールパネルを操作してもすぐ消えてしまう。結局、出てしまった。

着替えて考えてみると地震があった時にも同じことがあった。
マイコン感知器がガスを遮断したのだ。

東京ガスのこのページには手話入りの動画が用意されていた。
http://home.tokyo-gas.co.jp/userguide/anzen/meter/reset/index.html

しかし、地震でもないのにどうしてガス遮断機が動作したのか。
義母がシャワーを止め忘れて3時間お湯が出っぱなしになっていて、マイコン感知器がガス漏れと判断して遮断したらしい。シャワーに気が付いて止めたが見ずだった。浴室内には水滴がいっぱいついていたので最初はお湯がでていたのだろう。なんで止め忘れたか聞くのも・・・・。

ラビット 記

字幕があると「聞こえる」メカニズム。

2012年01月22日 01時24分19秒 | 補聴器
ちょっと気づいたことをメモっておきたい。
補聴器をつけてテレビを見ていても良く聞こえない。しかし、字幕があると「聞こえる」。

補聴器をしている難聴者はテレビが聞こえないと字幕を読むことで「理解」していると思われているが、よく考えると「読んで理解している」のではなく、字幕を見るとその「オン」が脳の記憶から呼び戻される。頭の中に、オンがイメージされ「聞こえる」のだ。

人工内耳をして補聴器では聞こえなかった言葉が「聞こえる」ことが多い。その場合言葉がオンの連続として脳内にイメージされて「聞こえる」。
それは、字幕を見ることでオンが頭に浮かんで「聞こえる」のと似ていると思った。

要約筆記者は聞いたことがない言葉は聞いても分からないとよく言う。初めて聞く連続したオンを文字化するのに、脳の中にオンと言葉がセットで記憶されてないと文字が出てこないらしい。

「聞こえる」と難聴者はいろいろなことを同時並行的に出来る。聞きながらそのことに対して考えたり、あるいは別のことを考えたり、他の作業が出来る。普通の行為。
しかし、読みながらは聞きながらほどは余り多くのことは出来ない。


ラビット 記