難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

放送大学で丸山一郎氏の講義が聴ける

2009年06月27日 17時21分16秒 | 権利
090523-142040ゆずりは.jpg大熊由紀子さんのえにしメールで、丸山一郎氏の講義のことが紹介されていた。

生前、何度か話する機会があったが、難聴者の「問題」は分かっていても、その当時は解決する方策は要約筆記やテレビの字幕放送など「聞こえのバリアフリー」、「難聴者同士の出会いの重要性」位しかなかったので、問題解決の議論にならなかった。

障害者の権利と主体性、社会福祉理念、社会福祉援助技術体系などを学習して初めて、問題解決の施策化の糸口が見えてきた。
施策化には、当事者で現場の実践を積んだ人、社会福祉、心理、聴覚医学、行政、プロジェクトマネジメントの様々な専門家が必要だ。

障害に関する講義は、ぜひ聞いてみたいものだ。字幕が付いているかどうかは分からない。

http://www.yuki-enishi.com/kaiho/kaiho-03.html
http://www.yuki-enishi.com/kaiho/kaiho-32.html

http://www.yuki-enishi.com/の「医療福祉と財源の部屋」より
日本の障害者雇用は50年も前のILO勧告と条約に違反。社会保障削減の動きのなかで、さらに危機的状況に
埼玉県立大学教授 丸山一郎さん

ラビット 記
---------------------------
【放送大学で丸山一郎さんに再会できますp(^-^)q】
鈴木正美さんからのお知らせ:
「放送大学の学習センターで「欧州の社会福祉」というテキストを手に取り、パラパラとページをめくっていくと「丸山一郎」の名前が目に飛び込んできた。
棚からビデオを取り出し、視聴してみた。生き生きと、元気に授業をしている丸山さんの顔が映し出された。
普通の大学ではありえないことが、放送大学では起こる。亡くなる前に録画されたものが、改訂がなければ4年間、放映される。
抜群の語学力を生かして、世界の障害者福祉の情報を日本国内に大量に持ち込んだ。その発想の豊かさには舌をまいた。
丸山さんの放送大学前期の授業の放送時間は
13回 障害に関する国連や専門機関・団体の動向
7月1日 9.00    8月14日 19.00

詳しくは、鈴木正美さんの以下のブログを。
http://plaza.rakuten.co.jp/masami2008/
丸山さんについては、「えにし」のホームページ
http://www.yuki-enishi.com/
「物語介護保険の部屋」の
第32話 元祖・寝たきり起こし、そして、再びGHQ