くまさんの日常

日々の出来事をつれづれなるままに書き連ねています。治療院の裏話や本音がにじみ出るかも

言葉のちから

2008-12-13 14:48:07 | 治療院
何度か書いた記憶があるのですが、最近また気になることが多くなったのでまたつぶやきます。

言葉には力があります。「言霊(ことだま)」というのを聞いたことがありますか? 言葉には、発することで生まれる力のことをそう呼びます。

「うれしい!」と言ってみると、なんかこころがうきうきしてきませんか?

さて、時々患者さんから聞かれることがあります。
「治療をしていて患者さんから悪いエネルギーとかもらいませんか?」
「いつもニコニコしてますけど、怒ることあります?」
「なんか楽しそうなんですけど、しんどいとか感じませんか?」
「毎日具合が悪い人ばかり見ていて疲れませんか?」

などなどですね。

「治療をしていて患者さんから悪いエネルギーとかもらいませんか?」
この質問は非常に良く聞かれるので、今回の趣旨とはちょっと違いますけどお答えしてみましょう。
僕はプロですから、そんなことはありません。
悪いエネルギーはちょいと取ってその辺に捨てちゃいますから。わざわざもらうことないでしょ?(笑)
自分のエネルギーも使わないので、エネルギー切れになることもありません。周り中にあるエネルギーを拝借して、フィルターを通して差し上げているだけですから、余った分は全部自分の物♪ お得です=^^=

「いつもニコニコしてますけど、怒ることあります?」
え… そりゃ怒ることは… ない、かな?
そういわれると最近は本気で怒ったこと無いですねぇ。せいぜい機嫌が悪くなるぐらい。だからといって「機嫌が悪い」とは言いません。そっとその場から離れるだけ。

「なんか楽しそうなんですけど、しんどいとか感じませんか?」
う~ん、感じないわけじゃないんですけどね。しんどい時に「しんどい」って言ってなんかいいことあります?
そういう時こそ言霊の威力を試す時じゃないですか? 別のことを考えるんですよ。楽しいこと♪
するとあら不思議 自分の気持ちがそっちに向きまして「しんどい」こと自体どうでもよくなります。
大嫌いなんですよね「しんどい」ってことば。だって、なにもいいことないでしょ? それを聞かされた人だって楽しくない。
逆にいらいらしませんかね? 自分が嫌いなことを人に聞かせるのは趣味じゃないのですよ。
だから楽しいことや愉快なことを話した方がいいでしょ?

「毎日具合が悪い人ばかり見ていて疲れませんか?」
まぁそりゃ疲れますな。だけど上のことと一緒で「疲れた」って言ったから元気になるわけじゃない。
疲れを感じたら、どうすればそこから抜けられるか考えりゃいいんです。とまっててもいいことないです。
僕の場合は一人で静かにぼーっとしたり、音楽を流してのんびりしたり。友達のそばで(一緒じゃないとこがポイントです)まったり会話を聞いてたりします。
休みの日なら大きな風呂に入りに行ったりとかね(露天風呂が好きなんですよ~)
空を見ながら体中の力を抜いていると、いつのまにかのんびり元気が湧いてきます。


こころの中でその言葉を浮かべるだけでからだに影響が出ます。ですから僕はそういう言葉や感情が浮かんで来たら、ぜんぜん違うことを考えたりするんです。患者さんを慰めたり前向きの気持ちに誘導したりする時は、前向きの言葉や優しい言葉を使います。実際に声に出しているわけです。そうすると自分の気持ちやからだの状態までそのように変化してしまうんですね。

前向きの言葉が出ないで「しんどい」とか「疲れた」とか「もうやだ」なんて言う人が、楽しそうな表情をしているでしょうか? そういう気持ちや言葉がいけないと言っているわけではないんです。そうなるのはしょうがない、だけどそこで止まらないで抜け出す方法があるんだからやってみましょうよということですね。

ことだま、大切にしましょう。

いまちょっと「自分の頭で考えましょうよ」ってネタが頭をよぎりました。
そっちはまた後日

See you!
Chao

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