剣道の練習を見てきました

私の息子は中学生になり剣道を始めました。

今日は福岡市内の中学校の合同練習（希望校のみ）が和白中であるらしく

早朝から私も同行してきました。

中学校の部活は部費が乏しいため、遠征などは保護者の車を数台手配するみたいで

私も初めて一緒に行きました。

全部で27校くらい集まってるみたいで、体育館の中は剣士ばかりです。

息子はまだ剣道を初めて半年くらいなので、技量的には話になりません。

しかし剣道は技量を磨く以上のモノを得られるのではないかと私は思います。

現地に到着した順にウォーミングアップ的な練習を体育館で行っていまして

ちょっと覗いて見たら、市内のぶつかり合う音・踏み込む音・叫び声などなど

非常に騒がしい状態でしたが、先生が「練習を止めて前に集合！」とマイクで言うと

サッと静かになり、面を外して全員前に集合します。

そして指導者の話を正座して聞き、話が終わると両手をついて礼をする。

体育館内は先ほどとうって変わったように静寂になり

「凛」という空気が張りつめていました。


ここが他のスポーツにはないところだと思います。

己の技量を磨くより、己自身を磨く。

的な感じがします。

練習前の子供たちはやはり中学生で、ふざけて遊んで、まだまだホント子供です。

しかし、練習が始まるともう大人の風格でした。

また、女性剣士もたくさんいまして、上下白の道着に左腕にピンクで名前の刺繍を入れている学校がありまして

それがものすごくかっこよく見えました。



もし私がもう一度中学生時代に戻れるとしたら、迷わず剣道部に入ると思います。


まあ息子は自発的に剣道部に入りましたけど

私が剣道をやりたいと思う動機は「剣客商売」を読んだからですｗｗ


いや～、剣道はかっこいいです。