目覚めたらラブホ！

あるオバのお話である

男と女として仲良くしてた人とシコタマ呑んだそうな・・


お酒というものは
気を使いながら飲んでいると以外に酔わない

気のおけないメンバーで飲むと
安心感からか、リーズナブルに酔える　

ふだんお水のお仕事で飲む量を
プライベートで飲んだら大変なことになる　

友達なくしたり・・　

人間扱いされなくなったり・・　


いつものように明け方まではしご酒した二人・・

　　（この二人に　ムードというものは無い

　　　泥酔して女の家にたどり着くか、
　　　喧嘩して女は帰り、男はスナックで爆睡か・・

　　　男と女とういより単なる飲み友達なのかもしれない）

目覚めた女は見知らぬ風景にしばし考えた　

自分は大きなベッドで寝ている・・

慌てて　隣に目をやった

見知らぬ大きなベッドの隣には例の男が口をあけて寝ている・・

見知らぬ男じゃなかったことに安堵し
時計に目をやる

男を揺り起こし　
「何で連れ込んだの　」

男も自分がラブホにいることに驚き　
そして　二人で大爆笑　


服を着たままラブホのベッドに倒れこんでいた二人は
そのままシャワーを浴びることなく
髪の寝乱れを直し
爆笑しながらタクシーでラブホを後にした


二人はそのまま女の家に向かったのだが
車中でも笑いが止まらない


　（朝　馬鹿笑いしながら　賑やかにラブホから出てくる客を
　　乗せるのは後にも先にも運転手さんにはこの時だけでしょう）



ラブホに行く必要の無い二人が
何故　ラブホに行ったのかは　今もって謎である・・




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あるオバとはもしかしたらワタクシかもしれない・・