お茶の大和 ティータイム

大地からの贈り物“お茶”で素敵なティータイム

はぎれ

2007年06月11日 | 茶話(さわ)

 母が他界してもう9年になる。私は両親にとって生まれて来るはずのない子で、孫のような存在。
 その母が92歳で他界したとき残した着物がまだ箪笥ひとさお分残っている。捨てようとすると皆で「もったいない」と言う。それじゃあ売れるかというと、首をひねられる。結局、解いて“端切れ”にすることにした。
 昨日暇を見て解き始めたら、すぐに後悔し始めた。遊びにこられたお客さんが、手伝ってくれたが、「丁寧に作ってありますね~。」と感心されていた。
 母は和裁をしていたが、私はトンと知識がない。たぶん文章も間違いだらけと思う。ただ、金銭的価値は無くても“もったいない”という気持ちで、何らかの形で再利用したい。それにしても全部解いてしまうのにどれだけの時間がかかるか?

 写真は、朝草取りをしていて見つけた蜘蛛です。小さな蜘蛛ですが、見たことの無い蜘蛛だったので慌てて写真を取りました。

お茶の大和


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はぎれ (ひろ)
2007-06-11 11:57:47
昔の着物はやっぱり作りがいいんですね。
端切れをこんな風に作品にしています。
返信する
端切れの作品素敵でしたよ! (クリッパー)
2007-06-12 08:53:52
紫陽花、ハスと蛙見せてもらいました。このようなものを手作り出来る人は、うらやましいです。お茶の時間“時間贅沢”などと偉そうなこと書いていますが、そうなりたいと考えているだけで毎日が過ぎています。
はぎれで何かを作る過程を楽しめたらうれしいのですが!!
返信する
 (kyumama)
2007-06-19 16:43:58
こんにちは。昨日の夕方、雷が凄かったですね~。今もゴロゴロいってますよ。
クモ、この頃アチコチのネットワークで困ります。
一夜で玄関まで・・朝起きてすぐにクモの糸が顔に・・・イヤ~な気分になります。眠れる森の美女ならいいけど~。
着物の古着、解くのは結構大変でしょう~。
古着で売れば、悲しくなるようなお値段ですもの。
何かに使ってあげたほうがいいと思います。
返信する
古着と蜘蛛と雷様 (クリッパー)
2007-06-20 09:20:50
梅雨末期のようなお天気で、雷様も元気いっぱいですね。近頃の雷さんは、そうぅとやって来てガンと来る。パソコンやっていると大丈夫かなって思います?
蜘蛛、子供の頃よく見かけた蜘蛛より鮮やかな色彩の蜘蛛が増えてきたように感じます。店の看板の回りが明るいので一夜にして立派な巣を作る。彼らの粘り強さには感心させられます。(成功の秘訣は決して諦めない粘り強さだそうですので!)
古着、捨てれば簡単なのですが、焦らず急がず少しづつ解いていきます??
返信する

コメントを投稿