お茶の大和 ティータイム

大地からの贈り物“お茶”で素敵なティータイム

眠りのリズムは90分と12時間

2015年12月26日 | 本に学ぶ

 今日は少し寒くなりました!? 曇り空で、寒々とした冬景色です。でもこれで例年並? ピークは28日頃で、お正月は寒さが和らぎ暖かい年明けになると・・・!! 気象庁北部九州一ヶ月予報(向こう1か月の平均気温は、高い確率60%です。) 

過ごしやすいでしょうけど農作物や冬物の商品を販売している商店にとってはありがたくない気候かもしれませんね!?温暖化の問題もありますし??

多少寒くても冬は冬らしいほうが良いのかも

先日体内時計のことを書きましたので、少し続けます。

眠りのリズムは90分と12時間

 人間のからだの時計は、朝起きて15時間経つと眠くなるようにセットされています。朝に明るい太陽光を浴びることで、その日の眠り時計のスイッチがはいるのです。生体リズムを整えて、いろいろな病気から身を守るためには、朝の明るい光と、夜の深い眠りが必要条件です。

 じつは眠れない時間というのがあります。朝の目覚めから12~15時間過ぎがこれに相当します。 ・・・中略・・・ この不思議な現象がなぜ起こるのか、まだわかっていません。生体リズムの謎の一つです。

 一晩の間にもリズムがあります。 ・・・中略・・・ 人間の場合は、90分がワンセットで、これを4・5回繰り返し朝の目覚めを迎えます。 ・・・中略・・・ 一回目の眠りのとき最も多くの成長ホルモンがでます。四回か五回の眠りのとき副腎皮質ホルモンはピークに達します。このようにからだの調子を整え、成長や健康を維持するホルモンのリズムは、睡眠のリズムと調和しています。

  生体リズムを医療と医学に応用するこの学問分野では、8時間のリズムも生体リズムと考えています。例えば血管の健康を維持するエンドセリンというホルモンには、八時間のリズムが見られます。睡眠時間の周期と連携しつつ、血管の緊張のリズムを作り出しているのです。

『大塚邦明著 発行所 株式会社春秋社』より

眠りと関連するもう一つのリズムに、12時間リズムがあります。〈次回に続きを書きます。)

蛇足
 
美味しいお茶と共にとる朝食が体内時計の老化を予防するそうですよ!!

茶の大和


あったかい雪見月

2015年12月12日 | 本に学ぶ

温かいですね!もう年の暮れなのに!?

旧暦でいうと、仲冬〈新暦12月11日~〉早いですね!!

 歳を取ったからか?経験を積んだからか?時の経つのが随分早くなったような気がします。それに、温かい!!
 そういえば先日市立図書館から借りてきた本『眠りと体内時計を科学する』に「生体リズムが老化すると“一日が短く感じる”」と書いてありました。
 若いときは、色んなことを経験しなくてはならないので、時間経過を遅く、歳を取ると時間経過を早くして退屈しないようにと、神様〈自然界〉が、作ってくださった贈り物だと思っていましたが!? ご先祖様が、自然界への適応能力として、自らあみだした生活の知恵かもしれないと思うようにしました。

『眠りと体内時計を科学する』

 生命が誕生したとき、地球をとりまく環境は苛酷でした。太陽や宇宙から飛来する有害な紫外線や宇宙線から身を守るため、その適応の所産として、生命は眠りの仕組みを作り上げました。それは生きていくために欠かすことのできない振舞いでした。
 生物種が違うと、眠りの仕組みは異なります。小動物は猛獣から身を守るため、鳥や水中動物は長時間動き続けることができるように進化とともに独自の眠りの眠りのスタイルを獲得してきました。私たち人間も同様です。

『大塚邦明著 発行所 株式会社春秋社』より

 これからしばらく、暇が出来たら、お茶屋の私が感じた『眠りと体内時計を科学する』を、勝手に紹介します!!

お茶の大和